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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/17
- 出版社: みすず書房
- サイズ:22cm/476p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08791-5
- 国内送料無料
紙の本
脳のリズム
著者 ジェルジ・ブザーキ (著),渡部 喬光 (監訳),谷垣 暁美 (訳)
脳は予測装置であり、その予測能力はリズムから生じる。神経科学の最前線を長年走ってきた著者が、振動ダイナミクスと認知機能の関連を解説。“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リ...
脳のリズム
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商品説明
脳は予測装置であり、その予測能力はリズムから生じる。神経科学の最前線を長年走ってきた著者が、振動ダイナミクスと認知機能の関連を解説。“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リズム現象の見方を一変させた画期的な書。【「TRC MARC」の商品解説】
「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リズム現象の見方を一変させ、すでに現代の古典となっている。本書はその待望の邦訳。
脳内のリズム現象は私たちの認知機能の中核を担っている。脳の中では振動子としてのニューロンが集団的に同期しつつ、f分の1揺らぎ、時間窓によるスイッチング、確率共振といった特性を利用しながら、思考や記憶などの複雑かつ統合された能力を創発するシンフォニーを奏でているのだ。本書は初歩から説き起こされているが、全体としては驚くほど包括的に書かれており、読み終わるころには振動ダイナミクスと認知機能の関連が具体的に見えてくる。
たとえば後半の第11章(Cycle 11)では、場所細胞のスパイクという細胞レベルの現象と、θサイクルというネットワークの振動現象によって、動物が周囲の空間を把握し、予測し、記憶しながら移動できる仕組み(空間ナビゲーション)を機械論的に説明しきっており、圧巻だ。
神経科学の最前線を長年走ってきた著者による一貫したビジョンに基づき、まさに脳の捉え方を変える、刺激的な一冊。【商品解説】
目次
- はしがき
- Cycle 1 はじめに
- 自然の中の周期的現象
- 時間と周期性
- 時間、予測、因果関係
- 自己組織化は脳の基本的な働きのひとつだ
- 創発、自己因果性、適応性
- 脳の賢さはどこから来るのだろう?
- 因果関係と演繹法
著者紹介
ジェルジ・ブザーキ
- 略歴
- 〈ジェルジ・ブザーキ〉1949年ハンガリー生まれ。ニューヨーク大学神経科学研究所ビッグス教授。主として脳内の振動現象、睡眠、記憶を研究テーマとし、研究論文を発表している。
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