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商品説明
なぜか気になる身近な生きもの、イモムシ。イモにつくからイモムシ? チョウとガは同じ? どうすれば見つけられる? そんな謎や疑問に、生きもの写真家の著者が写真と実例で答えます。イモムシのことならなんでもわかる本。【「TRC MARC」の商品解説】
身近な生きものなのに知らないことだらけ。そんなイモムシにかんするすべてを解説! イモムシの語源に始まり、蝶と蛾の違い、食べ物、巧みな擬態、天敵からの防御、見つけ方、観察のコツなど、豊富な写真とともに紹介します。人気図鑑『イモムシハンドブック』の著者ならではのイモムシ愛がそこかしこに垣間見える読み物。【商品解説】
著者紹介
安田 守
- 略歴
- 〈安田守〉1963年京都府生まれ。千葉大学大学院修了。生きもの写真家。身近な里山の昆虫など広く生物と自然を撮影している。著書に「集めて楽しむ昆虫コレクション」など。
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紙の本
一寸知らないイモムシたち、いろいろ
2019/06/21 09:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙を見れば「そっくりさん」なので、知っている人はイモムシの写真図鑑「イモムシハンドブック」を思い出すはず。あのたくさんの種類のイモムシを写真に撮った著者が、そのイモムシたちの全体的な話、個別の話を体験談としてまとめたのが本書。
個々の種類の変わった習性などは「へえ」と驚くだけの人もいれば「見たい!」と思う人もいるだろう。食べ物も、葉っぱばかりではない。一つの植物しか食べないものもあれば結構なんでも、という種類もある。一寸マニアックな部分もあるが、読めば読むほど多種多様なイモムシの生態である。
イモムシの「足」の数など、基本の話もある。日本語のイモムシの語源は?という話も面白い。
擬態の例はかなりたくさん載っている。イモムシ単独で見れば派手なのに、新芽の上だと紛れてしまったり。写真の多い本はこういうところは楽しい。野外でこんな「隠れているキャラ」を見つけるのはきっと楽しいだろう。
一般的な「教科書」の体系だったイメージで読むと少しまとまりが悪い散漫な印象になるかもしれない。個別の話も多いので、「ハンドブック」のように「イモムシ索引」をつけてあるとあとで見返しやすくてよかったのではないだろうか。