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投稿者:ほす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この「ミニマムな量で読書する」という手の本として初めて読みました。満足です。紙版で買いましたが長く残せるよう電子書籍で買い/時々読みなおそうと思っています。
(1年前くらいで印象は少し忘れかけていますが)本の好みとしての体軸とか特に、それ以外にも目に鱗でした。体軸に関する記述はきっとこの本のユニークな点なのだと思います。
ただ他レビュー見る限り、近い趣旨の本を持っている人にとっては大半似通った内容なのかもしれません。初めて読む趣旨の方にとっては、表面的な内容で終結するような本でないし合うかも。良ければ目次とか試し読みしてみて下さい。
いかに自分に必要な本を選定するか
2019/05/28 21:19
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投稿者:オヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前著である『理科系の読書術』の続きのようなイメージ。内容は重複するところもあるが、いかに自分にとって必要ない本を読まないようにするかにテーマが絞られている。当方も書店に行くといつも「あれも読みたい」「これも読まなければ」と一種の強迫観念に襲われることがあるが、そういった感情を解放してくれる助けとなる。
また、体癖の話は前著にはなかった内容でおもしろかった。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
効率的な読書術が、分かりやすく解説されていてよかったです。本の選び方など、具体的なアドバイスなので、役立ちそうです。
この本こそ読まずにすませられる本ね
2022/03/26 10:59
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
試し読みと目次を読めば十分、という内容でした。
読書術とあるので、なにか書籍の文章の構成から効率的に主張を読み取るテクニックが書かれているのかな?と思ったら、終始「この本は今の自分に必要か」と問いかけながら取捨選択しろ、と繰り返しているだけでした。同じことを最後まで繰り返しているので、ちょっと怖くなりました。
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<目次>
はじめに
第1章 ムダな読書で人生を浪費しないための新しい読書術
第2章 読まずにすますほど読書の効果が飛躍する
第3章 「読まなくていい」を見抜く選書眼の養い方
第4章 「読む必要がない」を見抜いて確実に頭に残す方法
第5章 読後のアウトプットにつながる習慣
おわりに
<内容>
地球科学者の京大教授鎌田先生の本。自分の読書暦を本書で語ってくれるが、理系ながら結構文系の古典を読破されている。この本の骨子は「本は全部読む必要はない」。そのためにまえがき・目次・中見出し・奥書きを見て、必要箇所だけ読めば済む、と述べる。あとは本を汚せ、とか他の方も言っていることが書いてあります。
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傾向としては「一生モノの勉強法」と同じ。読まずにすませる本の見分け方、無意識や身体による判断を優先するなどのノリは継続。
同じ系統で著作が続くのはどうかな?、と思うところはある。自己啓発本としては、もう少しカリスマチックなノリがあった方が良いのかな?とも思った。
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読まなくて良い本の選び方や飛ばして良い文はどういうものかという記述が印象に残る。
要は直感で本を選び、自然体で力まず読む。そして、頭に入ってこない文章は無理に読み込もうとせず、飛ばす。という感じ。
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読まない読書を推す理由はなんとなく共感できたが、体との関係の細かい内容はあまり興味が出なかったのでスルーした。本書は読書の上級者(家に本が何百冊もある人)がどうやって本の仕分けをするかという点が多く語られており、実際の本を選ぶ方法や、本を早く読む方法が少し少ないように感じた。また、「本を読むには目的が必要である」も本との縁を考える自分にとってはあまり受け入れがたいかなと感じている。
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既存の速読法や多読法とも一線を画し、 本に対する自分の「体癖」を知って、 ムダな本や箇所を「読まずにすませる」理系的読書技法を紹介。 選書眼を養い、読まなくていい部分を知ることで、 結果的にムダな読書で時間を浪費する必要がなくなり 「読後の知」を生かせる有意義な人生が送れるようになる――。
◎読書で大切なのは「いかに読まないか」だ――
どう本を読めばよいのか知りたい、本をもっと読めるようになりたいという人に向けて、効率的な読み方を指南さらに、違うジャンルの本も読みこなせるようになりたいと考える上級者たちに向けて「本をもっと速く大量に読むこと」を強化してくれるのが、いま世の中に出ている多くの読書術❗️けれどもこの本では、本をたくさん読むことではなく「いかに読まずにすませるか」を提案。読むべき本、読まなければいけない本が自分の周囲にあふれている。それで困っているような人に向けて書いています。 (中略)
皆さんの多くはおそらく「何かのため」の読書、たとえば仕事のため、勉強のため、人生の成功のため、人間関係をよくするため、などを目的とした読書が中心になっているのではないでしょうか。だから、本をたくさん読もうとする。 もし、読書の目的がそこだけになってしまっているとしたら、現在のキャパシティ・オーバーの状況は、いわば「本に読まれてしまっている」という状態かもしれません。 (中略)
読書術である本書もビジネス書の枠組みに入る一冊です。けれども、ガンガン読むことを推奨するのではなく、本当に自分にとって血肉となる本だけをセレクトしていくための方法、つまり、「読むべき本は読んで、読まなくていい本は読まない読書術」を提案していきたい
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情報過多のインターネット社会、そんな現代でも本から得られる知識はなお偉大である。
しかし、そんな社会だからこそ情報の取捨選択がより重要性を帯びてくる。本書はいかに読書をせずにすませるか、つまり自己が真に読むべき本の選び方とその本の読み方を新たな視点から記したものだ。
本を読むことが目的となってはいけない、効率化を図るための知識を得るために多くの時間を費やしては本末転倒である、などこれからの読書を習慣化しようとする者たちに一つの読書方針を示してくれるだろう。
単なる娯楽として読書を楽しんでいる人たちにとっても一部有用なことは記載されているが、思い切って「読まずにすませる」ことも本書の趣旨に沿うのかもしれない。
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著者の「理科系の読書術」続編的な本。前作は割と面白かったが、本作はイマイチ。
体癖によって読みやすい本・読みにくい本があるという視点は面白かった。
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どうせ本を一冊全て覚えるのは不可能。自分にとって本当に必要なところだけを読めば良いと思わせてくれる本。3つ学んだらあとは読まない!
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効率よく読書をしたいわけではない。
手当たり次第に読むには広く深すぎる世界。
読書ジプシーとなった今、街灯のような、道案内のようなものが欲しい。
できることなら解読できる「地図」を手に入れたい。
野口晴哉の「体癖」が出てきた。軽く運命を感じて読み進めた。
著者の言う「セレンディピティ」といい「本に呼ばれる現象」といい、一見オカルトチックにも思えるようなことにも共感できる。
自分の求めている情報が論理的、体系的にまとめられ、そして読者を尊重した本に出合えてよかった。
著者の専門の分野の著書も読んでみたいと思う。
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『読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法』
著者 鎌田浩毅
SB新書 2019年
読書家にとって永遠の課題であること、それはいかに読まないべきかではないだろうか。
いま、出版業界では国内だけで1日に大体220冊もの本が刊行されているようだ。1日これだけの量を読めるわけがない。つまり、全部読むという発想は無くしていき、消去法で自分が読みたい本を読む、自分が読める本を読むということになる。しかし、判断基準が難しい。
そんなお悩みを解決してくれるのが本書である。この本では「体癖」という考え方を中心に読書に関する一風変わった方法を教えてくれる。
著者の鎌田浩毅さんは京大で火山や地球科学を専門とするいわゆる理系の先生である。そんな理系の方が読書に関して大胆な提案をしてくれた。
溜め込み型から一向に離れられない方は、不要な本を見極めるため、次の方法を試してみてください。
「その本は自分の人生を変えるか?」、です
この問いは新たに本を買う際にも、整理を考える際にも基本の軸になってくれます。
読書の原則は、今の人生を変えてくれる「何か」を得ることです。したがって、人生が変わらないのであれば、そもそも手元に置いておく理由はありません。
ここで勘違いして欲しくないのは、この本はいわゆる積読解消本であるということで、著者自身も楽しみのための読書を否定しているわけではないということである。
しかし、どのような判断基準で捨てるべきかわからない。そのような人にこのアドバイスは傾聴に値すると思う。
そもそも、著者は読み方というものを変えていこうと言っている。著者は本の読み方を音楽的読書と絵画的読書という2つの読み方をあげており、その中で、音楽的読書とは音楽を聴くように初めから、最後まで順番に読んでいくやり方。絵画的読書とは美術館に提示されている自分の好きな絵画だけを見るかの如く、つまみ食い的な読書の仕方と定義し、この中で、絵画的読書から音楽的読書への変化を促している。
読書に関する悩みを足し算の視点で見るのではなく、引き算の視点で見るという考え方は、これからの情報洪水時代の必須テクニックだろう。全てを見ることはできないし、その必要もないという著者の温かいメッセージはきっと理系、文系関係なく、本を多く読んだ人間だから言える福音に違いない
最後に、個人的にためになった箇所を引用する
心理学には「2:7:1の法則」というコミュニケーション理論があります。人との付き合い方、すなわち人間関係を楽にするための法則です。
実は本当の付き合い方も、こうした人付き合いとにているところがあります。人付き合いがラクになるように本とよいコミュニケーションをとることで、本との付き合い方が合理的になっていくのです。これは読書の質自体も高めていくことにもつながります。
少し補足する。
「2:7:1の法則」とは付き合う人を2割の何でも話せる親友のような人たち。7割を礼節をわきまえて付き合えば良好な人間関係を築ける間柄の人たち。1割がどう���っても月えない人たちに分類するやり方であり、これを本にも適用するというのが、著者の言いたいことである。すぐにでき、実用的かつ何ともシンプルなやり方である。
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特にビジネス本、◯◯術、ライフハック本などについては、8割は知っていることなので読み飛ばして、2割の新規のところを読めばよい。
この本自体も読み飛ばされるところ多い自己矛盾。
体癖との関係は興味あるが牽強付会かも。