しっぽり濡れ肌 湯屋の美女 新装版
著者 霧原一輝
事業に失敗し、妻にも離婚された尾崎周一郎は、あてのない傷心の旅に出る。旅の途中、レトロな銭湯に惹かれて入るが、湯あたりで倒れてしまう。気がつくと、番台にいた清楚な美女に優...
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しっぽり濡れ肌 湯屋の美女 新装版
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商品説明
事業に失敗し、妻にも離婚された尾崎周一郎は、あてのない傷心の旅に出る。旅の途中、レトロな銭湯に惹かれて入るが、湯あたりで倒れてしまう。気がつくと、番台にいた清楚な美女に優しく介抱されていた。彼女は鶴本美佳という名で、この「鶴の湯」の娘であった。恩を返すため、周一郎は人手の足りないこの銭湯で働き、力になろうと決意する。美佳のために「鶴の湯」で働き始めた周一郎だが、お客の未亡人や美佳の義姉である由布子など、淫らな美熟女たちから誘惑されて…!? 老舗の銭湯を舞台に聖女と淫女の官能美を圧倒的な筆致で描く、絶品の回春エロス登場!
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熟年主人公の旅路シリーズ3部作第1弾の再販
2019/07/01 23:24
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投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
竹書房ラブロマン文庫より2011年に出た同タイトルの再販。装丁を新たにした〈新装版〉につき加筆・修正は行われていないものと推測される。底本は48歳のマッサージ師を主人公にした3部作の第1弾にあたるため、第2弾の『とろめく白肌−港町の美女』や第3弾の『秘め肌さぐり−祭りの美女』も同様に再販されていくのかどうかが気になるところである。
銭湯を舞台にした作品だが、旅路を描くシリーズのために主人公が長々と居座ることはない。そのため恋物語に発展すると言うより発展しても切ない結末を迎えることとなる。むしろ主人公滞在時に勃発する諸々の事件とその解決が主眼と見るべきであろう。様々な思惑が絡み、様々なサブヒロインが登場しては濃厚な官能を繰り広げている。