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商品説明
20世紀の無意識の心理学をけん引したユング。その学説を短歌で凝縮しながら、初期の著作から晩年の着地点まで、ユングのことばになるべく忠実に、具体例を豊富に交えて紹介する。画期的なユング心理学入門。【「TRC MARC」の商品解説】
哲学歌人、山口さんの短歌は飾りじゃない。
原典の深い読解に裏打ちされた
究極の要約になっているからすごいのだ!
斎藤哲也(編集者&ライター。『試験に出る哲学――「センター試験」で西洋思想に入門する』著者)
フロイトと並んで20世紀心理学をけん引したユング。フロイトが幼児期の願望や心の傷が人生に与える影響を重視したのに対し、あくまで無意識の世界を重く見て、それが意識の偏りを補って心の幅を広げる働きをすることに力点を置いたユング……本書は、ユングが試行錯誤して無意識の世界を汲み上げる方法を切り開いていった、そのプロセスに迫る。
『ユング自伝』から代表的な著作となる『元型論』。世にも珍しい『赤の書』からユング心理学の総決算となる『アイオーン』まで。
前作『短歌で読む哲学史』に続いて、ユングの生涯にわたる著作をほぼ時系列に取り上げながら、難解だとされるユングの学説を《短歌》にまとめることでポイントを押さえ、読み進めると知らず知らずのうちにユング通になる、唯一無二、画期的なユング心理学入門書!
【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 入門的な著作
- 『ユング自伝』
- 『自我と無意識』
- 『変容の象徴』
- 『分析心理学』
- 第二章 中心的な著
著者紹介
山口 拓夢
- 略歴
- 〈山口拓夢〉1966年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専攻は西洋哲学、神話学。著書に「短歌で読む哲学史」など。
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