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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/27
- 出版社: 共和国
- サイズ:19cm/407p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907986-54-4
- 国内送料無料
紙の本
評伝ジャン・ユスターシュ 映画は人生のように
著者 須藤 健太郎 (著)
【渋沢・クローデル賞奨励賞(第37回)】1981年にパリの自室で拳銃自殺を遂げた、幻の映画作家ジャン・ユスターシュ。その作品と稀有な生に魅せられた批評家が、取材や映像分析...
評伝ジャン・ユスターシュ 映画は人生のように
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商品説明
【渋沢・クローデル賞奨励賞(第37回)】1981年にパリの自室で拳銃自殺を遂げた、幻の映画作家ジャン・ユスターシュ。その作品と稀有な生に魅せられた批評家が、取材や映像分析などの調査を重ねて描き出した本格的な評伝。詳細なフィルモグラフィーを附す。【「TRC MARC」の商品解説】
1981年11月5日。
ひとりの映画監督が、パリの自室で拳銃自殺を遂げる。
ジャン・ユスターシュ、42歳。
1963年、ポスト・ヌーヴェルヴァーグの旗手として、中篇『わるい仲間』でデビュー。ゴダール、トリュフォーらに絶賛され、将来を嘱望される。1973年、初の長篇映画『ママと娼婦』で第26回カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞するが、時代や流行に追従しない表現によって毀誉褒貶の評価を浴びる。続く『ぼくの小さな恋人たち』(1974)などによって、フィリップ・ガレルら後続のシネアストに多大な影響を与えるが――。
本書は、この稀有な映画作家に魅せられた批評家が、その生涯と作品を取材や調査によってあきらかにし、伝説化された実像に肉薄する世界初の本格的な評伝。
詳細なフィルモグラフィ、ビブリオグラフィ、人名索引を附す。
* 2020年5月、第11回表象文化論学会賞学会賞受賞
* 2020年6月、第37回渋沢・クローデル賞奨励賞受賞【商品解説】
目次
- 第一部 映画は経験のように──『わるい仲間』から『ナンバー・ゼロ』
- 第一章「これはマニフェストだと思っていた」
- 第二章「きれいでもきれいじゃなくても」
- 第三章「『ペサックの薔薇の乙女』は、テレビに反対して撮った」
- 第四章「カメラが回れば、映画はひとりでにできあがる」
- 第二部 映画は鏡のように──『ママと娼婦』と『ぼくの小さな恋人たち』
著者紹介
須藤 健太郎
- 略歴
- 〈須藤健太郎〉1980年生まれ。パリ第三大学博士課程修了。博士(映画研究)。専門は映画史、映画批評。首都大学東京人文社会学部助教。
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ユスターシュ論
2023/05/28 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユスターシュの生涯についても描かれているが、博士論文を基にしたものであるように評伝というよりユスターシュ論としたした方がより正確かもしれない。作品を見る機会さえ限られている映画作家の全体像がわかる貴重なものである。