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iレイチェル (小学館文庫)
研究者のレイチェルが開発した自分に瓜ふたつの人間型ロボット「iレイチェル」。死を予感した者が伝えたかった家族への思い。それを託されたアンドロイドは、遺された者との「対話的...
iレイチェル (小学館文庫)
iレイチェル~The After Wife~
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商品説明
研究者のレイチェルが開発した自分に瓜ふたつの人間型ロボット「iレイチェル」。死を予感した者が伝えたかった家族への思い。それを託されたアンドロイドは、遺された者との「対話的交流」を試み…。AIと人間の愛の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
妻の遺したAIをめぐる切なくて温かな物語
優秀な研究者の妻レイチェルを、ある日突然失った夫のエイダンと娘のクロエ。悲しみから立ち直れずにいる彼らの元にやって来たのは、生前、レイチェルが持てる技術の全てを投じて開発した、自分そっくりのアンドロイド「アイ・レイチェル」だった。「ロボット妻」「ロボット母」という存在に混乱し、反発するエイダンとクロエ。やがてアイ・レイチェルに託した妻の真意を知ることで徐々にアイ・レイチェルを受け入れ、彼女もまた、彼らとの交流を通して人間らしい感情を学んでいく。そしてエイダンとクロエも、失意の彼らにそっと寄り添うアイ・レイチェルの存在に癒やされていく……。
愛する家族との別れ、受容と再生、そして成長。読後、じんわりと温かな涙を誘う、切なくて愛おしいAIの物語。【商品解説】
突然逝ってしまった妻レイチェル。優秀な科学者だった彼女が僕と娘に遺したのは、自分に瓜二つのアンドロイド「アイ・レイチェル」だった。愛する家族との別れ、受容と再生を描く、切なくて愛おしいAIの物語。【本の内容】
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最後、ちょっと泣かされました
2024/02/20 01:18
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンドロイド、もしくはロボットと(今ならAIか)の、愛情や感情のやり取りに関するSFは昔からあったが、すぐに思いつくのは、タニス・リーの「銀色の恋人」や、エイミー・トムスン「ヴァーチャルガール」くらいか。
あと、最近読んだ。山田悠介の「僕はロボット越しの君に恋をする」なんてのもあった。
テーマは違うが、山口優の「星霊の艦隊」シリーズや、鷹見一幸の「宇宙軍士官学校」シリーズなんかにも、それらしい描写はあったと思う。
ただ、本書のiレイチェルはちと違う。
人間になれない悲しさよりも、人間以上の感情を得てしまったAIの悲しさが伝わってくる。
多分、ラストで泣かせにくるだろうなと思いつつ、クロエとエイダンが、iレイチェルに対して最後に示した態度に涙してしまった。作者の思惑にはまってしまって悔しいと思う自分がいる。
SF作家の引き出しも、なかなか数が多いということか。