最高の結果を出す目標達成の全技術

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楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

適度なストレスを感じられるストレッチゾーンにいつづけること。どうやるか？を一切考えずに目標を考えること。

SDGsもそう、会社の評価もそう、学校のPDCAサイクルでもそう。
世の中、「目標設定」から逃げられることは恐らくもうないでしょう。

にげずに向き合う上では、とにかくヒントが必要です。
困ったときに読むにはいい本です。
これ一冊で全部うまくいく、とは思えませんけれど。

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目標設定の方法は何となく知っているけれど、現実はなかなか目標達成できていない人にはヒントになることがあると感じた。

私自身も目標は定量的かつ検証可能で期限をつける、みたいな基礎的なところは知っていたものの、特に下記については意識していなかったので早速実践してみたいと思う。

・期限に曜日も入れて現実感をあげる
・達成して喜んでくれる人を書く
・アクションプランは結果ではなく行動を計画する（結果は選べないが行動は選べると理解する）
・スランプは質より量で克服する
・最も重要なのはスピードと手数
・未達でも恥ずべきことではない

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似たような書籍に書いてあることの繰り返しのような内容。
しかし、目標を達成する人としない人の違いに関して具体的に記されていることと、では達成できる人間になるには“どこを改善したらいいのか”といったことが書かれているのは非常に為になった。

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達成するための目標設定の方法および、その活用法が学べる一冊。経営者、管理職、一般職、そして学生、スポーツ選手、教師までもお勧めしたい。いわゆるめちゃくちゃ売ってる保険や不動産の営業マンのちょっと現実味のない成功体験本ではなく、リアルで、実践がしやすい内容となっている。

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目標を立てたが達成できないままいつも過ぎてしまうと感じる時や、目標を達成しても成果に結びついていないと感じる時に、設定→計画→実行の３つのステップでそれぞれ違うマインドで臨むことの重要性と方法を学ぶことで、実効性ある計画作りとその実行方法を考えるきっかけとなる１冊でした。

【気づき】
・目標設定時に達成して喜んでくれる人書き出す＝顧客は誰か考えることはマーケティングの基本でもあり重要
・不測の事態起こる前提で起こりうること全てを想定し悲観的に計画作るのは楽しくないが、リスクマネジメント能力も向上するのでやってみるべきでは
・スランプ時は何もできなくなりがちだが、そんな時ほど失敗は成功へのステップ（うまくいかない方法がわかっただけ）と言い聞かせる、数をこなすことはビジネスで重要なこと、スモールスタートでもいろいろやる、失敗はリスク取れば当然、成長への道、全てのビジネスの基本、いろいろ試しながらやり抜く

【本のハイライト】

・少子高齢化、人口減少、財政破綻危機などの問題に直面、国際競争力低下した現在は努力必要、いつも目標設定し達成する必要ある
・自分の可能性に気づき、次の目標を考えてワクワクしているときこそ最高に楽しい瞬間、達成時より強い、ストレッチゾーンで過ごす充実感は他に代えがたい、挑戦続ける限り人は成長、失敗しても後悔しない
・達成上手に共通する３つのステップは「目標設定（楽観的に）」「実行計画作り（悲観的に）」「計画実行（やり抜く）」

〇第１ステップ「目標設定」（楽観的に構想し高く設定、低すぎると本気になれない）
・「やりたい数字」に設定、「できる数字」ではない、立てた目標の難易度を一度数値化して検証すると高すぎる目標にはならない、設定時は「どうやるか？」を考えない、３カ月前までには設定、構想早い方が達成確立高い
・「達成している人」に相談、楽観的になり、可能性に気づかせてもらえ、その人から協力してもらえる
・達成できたか「検証」できる目標にして、いつまで達成かの「期限」を曜日まで設定、目標にあって夢にない２つ、目標達成する人は「達成に最短でどれくらいできるか」という発想で期限考える
・達成して喜んでくれる人を書き出す、自分のためより他人のための方が人は頑張れるし、たくさんの人が喜ぶものの方がたくさんの人が協力してくれるので達成確率上がる

〇第２ステップ「実行計画作り」（「時間的」「分野的」２つの徹底的な逆算思考、ゴールから逆算）
・目標への「マイルストーン」置いていく、進む方向はっきりさせる＋中間目標クリアすると気分がよく次のマイルストーンに向かいモチベーション維持しやすい、目標を「分野」に「ブレイクダウン」、属性ごとに設定、どこに重点置きどんな行動計画考えるべきか把握しやすい、行動計画は「やれば必ずできること」に
・悲観的に計画、緻密に慎重に、「見えてくるまで考え抜く」、行動計画を答案用紙のように何度も見返す、何もかもうまくいくことを前提でないか見直し、想定外は多い、不測の事態起こる前提で起こりうること全てを想定し対応策���重に考え、余裕持った行動計画組む
・「やらないこと」決める、肯定形に言い換えると脳受け入れやすい、しないためにすべきことに変換
・目標は周りの人に宣言、潜在意識使え良いアイデア浮かぶ、自分にいいプレッシャーに、周囲の応援得られる

〇第３ステップ「計画実行」（決めたらあとはやり抜くだけ）
・最初は「やればできること」から、コントロールできない結果でなくコントロール可能な「行動」にフォーカス、幸先いいスタート切れたら１週間だけでも自分で決めた行動計画守って実行し続ける、やめると「興奮→ストレス→馴化→習慣化」の悪循環に、目標公言が効果
・スランプでは質より量で克服、行動計画考えながら同時並行で行動計画実行、PDCAのDとA増やす、うまくいかないときは期待と実績を数値化し比較、問題点探し改善、計画通りできないときは理由ごとに対策考える

〇一生使える「目標達成脳」の作り方
・ストレッチゾーンに常にいる、「本当に達成できる？」という高い目標掲げサボれない行動計画自らに課し高パフォーマンス、目標達成苦手な人はコンフォートゾーンから抜け出せない、人間に備わる生存本能や防衛本能である現状維持バイアス働く、乗り越えるコツ身につけ達成力高める、「スピード」をもって「行動」すると情熱生まれる、「人の役に立ちたい」気持ち活用し公欲を力に変える、まわりに仲間やライバル作り環境変え成果変える
・「達成できる人」というセルフイメージに書き換える、セルフイメージには知らないうちにイメージどおりの行動取ってしまう大きな力持つ、「メタ認知」で自己対話の内容客観的に把握、現状維持バイアス生み出す感情や気持ちの原因突きとめ、その感情に打ち勝つ言葉を言語化、勝ち負けしながら勝率上げる
・達成している人の考え方は、目標は成長と貢献のため→未達でも恥ずかしくない→達成は別にすごいことではない→成長とはリスクとること、実は目標は達成できなくても格好悪くない、達成できなくてもよいことしかない

〇チームで目標達成するためのリーダーの心得
・第１ステップ：メンバーがワクワクする目標設定、トップダウンでボトムアップの目標（メンバーにまず目標のたたき台作らせ、リーダーの考えと一致するまでやりとり繰り返す）、なぜこの目標かを共有（全メンバーの前で宣言、頑張ると自分にメリットあり誰かに喜んでもらえると実感できると本気になれる）
・第２ステップ：目標をメンバーに周知（共有するまで何度も何度も伝える）、現状維持バイアス外せる役割与える、一緒に役割考える（行動計画をメンバーに質問しながら作る）
・第３ステップ：進捗管理し修正、モチベーション高く保ち、チームの一体感演出
・信頼ないとメンバー動かない、人の話よく聞く、常に一貫性、よく感謝、公欲強い、すべてを自責で考える
・モチベーション上げ現状維持バイアスの壁超えるエネルギーに、やるべきこと５つ、メンバーをほめる（小さなことでも）、叱る（ほめてから、厳しく、たくさんほめてたまに叱る）、成長実感させる（成長点見つけたらすぐ伝える、慣れたら任せて成功体験積ませる）、チームの一体感演出、笑顔絶やさない

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これまでに目標達成の本をいくつか読みましたが、メンタル面の強化に終始するものが多いような気がします。

本書は目標設定の方法・目標のブレイクダウン手法なども具体的に解説していて、自分でも実践しやすく、大変参考になりました。