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紙の本
モンテーニュ 人生を旅するための7章 (岩波新書 新赤版)
著者 宮下志朗 (著)
狂気の時代をしなやかに生きたモンテーニュ。本を愛し、旅を愛した彼が、ふつうのことばで生涯綴りつづけた書物こそが「エッセイ」の始まりだ。困難な時代を生きる私たちの心深くに沁...
モンテーニュ 人生を旅するための7章 (岩波新書 新赤版)
モンテーニュ 人生を旅するための7章
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商品説明
狂気の時代をしなやかに生きたモンテーニュ。本を愛し、旅を愛した彼が、ふつうのことばで生涯綴りつづけた書物こそが「エッセイ」の始まりだ。困難な時代を生きる私たちの心深くに沁み入る、「エセー」の人生哲学。【「TRC MARC」の商品解説】
「人間はだれでも、人間としての存在の完全なかたちを備えている」──不寛容と狂気に覆われた16世紀のフランスを、しなやかに生きたモンテーニュ。本を愛し、旅を愛した彼が、ふつうのことばで生涯綴りつづけた書物こそが、「エッセイ」の始まりだ。困難な時代を生きる私たちの心深くに沁み入る、『エセー』の人生哲学。【商品解説】
狂気の時代をしなやかに生きたモンテーニュのことばは,私たちにそっと寄り添い,心深くに沁み入ってくる.【本の内容】
目次
- まえがき
- 序 章 モンテーニュ,その生涯と作品
- 第1章 わたしはわたし――「人間はだれでも,人間としての存在の完全なかたちを備えている」
- 1―1 人間はだれでも
- 1―2 「わたし」を抵当に入れてはならぬ
- 1―3 おしろいは顔だけで十分
- 1―4 「店の奥の部屋」を確保しよう
- 第2章 古典との対話――「わが人生という旅路で見出した,最高の備え」
著者紹介
宮下志朗
- 略歴
- 〈宮下志朗〉1947年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。同大学名誉教授。放送大学名誉教授。「本の都市リヨン」で大佛次郎賞受賞。ほかの著書に「ラブレー周遊記」「読書の首都パリ」など。
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練達の訳者しかできないモンテーニュの入門書。私たちが『エセー』から英知をくみ出すためのヒントが詰まっている
2019/09/25 15:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
モンテーニュといえば個人主義の元祖的存在ですが、宮下志朗さんは「孤独を志向するとはいえ、断じて孤立してはいない」と言う。「ひとり燈火のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするこそ、こよなう慰むわざなれ」という『徒然草』の読書論ともとも響き合う。本と旅好きで温泉に入るのが大好きな人間が後にエッセイの元となる「エセー」という名の作品を生んだ。「三つの交際について」という題がついた本に関する文章は感動もの。これから『エセー』に挑む人に格好のつえとなるだろう。