投稿元:
レビューを見る
プロテウスが変幻自在に姿を変えたことに由来する プホティアンキャリアという考え方の本。
キャリアを自分で考え、自分で作って行こう!!ということ。
組織内キャリアから個人のキャリアへ、社会との関係性、アイデンティティとアダプタビリティ。
キャリア資本 ビジネス資本・社会関係資本・経済資本の三つ。ライフシフトの無形資産 生産性資産・活力資産・変身資産。
ビジネス資本 リテラシ・プロダクティビティ・アダプタビリティ。
社会関係資本 異業種交流 外とのつながり。
経済資本 お金に変える。
投稿元:
レビューを見る
転職の際、マインドセットを変えるのに、一番役立った本。この本を読んでなければ、転職も、大企業からベンチャーへの参画も、意思決定できていなかったかもしれない。
キャリア形成のかじ取りが、組織から個人へと変わる。そのために、「どんなキャリア資本の蓄積が、人生の幸福につながるのか」を考えるという観点は、転職したタイミングに限らず、日々のワークライフのなかで大事にしている。
同時に、次のテーマとして、個が舵取りするプロティアン・キャリア時代に、組織として求められるサポートとは、どのようなものであるべきか、という観点。
3つの無形資産、「生産性資産(スキル、知識)」「活力資産(健康、友人、パートナー、家族)」「変身資産(自己理解、人的ネットワーク(外部))」を社員が蓄積する、ことを優先した、会社の運営になっているか、という観点で、企業文化づくりを考えてみたい。
投稿元:
レビューを見る
ダグラスホールの理論では、アダプタビリティーとアイデンティティーの両建て強化に重きが置かれているが、この本ではさらに経済的な充実も追い求めるべく理論を拡張しており、より今日の社会における実用性が上がっている印象。
投稿元:
レビューを見る
人生100年時代にどう生きていくのか
すでに、60代に突入したひとも、50代の人も
これからの若い世代の人にも
役に立つ基本的なエッセンスがわかりやすく書いてある。
キャリア論を学んだ人にとっては
ある意味当たり前なことかもしれないが
みんながその分野に詳しいわけでもない
それに、その考え方をとったとして
どうやって、生活を作っていくのか
収入を確保して生きていけるのか
というところが、これからの課題なのかもしれないt
思った。
投稿元:
レビューを見る
ビジネスキャリアを貸借対照表などのビジネス諸表に置き換えるなど「働く」の今を見事に表現している。今の自分を振り返れるし、なにより元気をもらえた。田中研之輔教授 @KennosukeTanaka ありがとうございます。
投稿元:
レビューを見る
ダグラスホール『プロティアンキャリア』
会社の外では何もできない、人にならないために。
1,同じ企業で長く働き続ける、2,転職を重ねながら働き続ける、3,個人で稼ぐ
プロティアンとは、変化し続ける、変幻自在、の意。ギリシャ神話のプロテウス(変身できる神)から。
自律型キャリア。組織型キャリアから個人のキャリアへの変化。プロティアンキャリア診断。
バウンダリネスアプローチ=境界がないキャリア=組織や起業の枠組みがない。
大企業が終身雇用を守るのは難しいといっている+70歳まで働き続ける必要=プロティアンキャリアの必要性。
昇進や昇格よりも、自らのやりがいや目的を達成した心理的な成功を求めるべき。
計画的偶発性を引き起こす行動特性を保つ=好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険性。
お金よりも無形資産を大事にする=継続的に学び続ける(語学能力など)、健康な状態を維持する、友達家族を大事にする。
ビジネス資本、社会関係資本、経済資本の総体がプロティアンキャリア。
目の前の仕事に没頭する。
本を読む=新書なら1時間で一冊。制限時間を設けて読書をする。
70歳まで働き続けるには、転職は不可避。ラットレースを回避した内的動機付けによって働き続ける。
変わり続けることで人生が豊かになる。生き方そのものがキャリア=ワークライフバランスではなく、ワークアズライフ。仕事もプライベートも区別がない状態を目指す。
ラットレースに勝っても所詮はネズミのまま。
副業を認める会社が出てきた=副業も本業に生きる。
長続きする副業は、自己実現や他者貢献になる仕事。副収入を得るための副業では本業がおろそかになる。厚生労働省のモデル就業規則では副業が原則許可に変わった。
投稿元:
レビューを見る
キャリアアドバイザーの自分が読んですごく勉強になったことも多かった。この分野ってやっと言語化されてきた印象。
全体のメッセージとして、強く感じたのはいわゆる、ワークアズライフの考え方で、仕事とそれ以外を切り分けないということ。お金だけでなく、人間関係なども含めた様々な資産をバランスよく豊かにしていきたいと思った。
個人的に1番刺さったのは、キャリアの8割は偶発的なものだが、その偶発的事象に対応するために計画を立てて準備するのが大切ということ!
投稿元:
レビューを見る
今まで読んだいくつものビジネス書にあった弱いつながり、ライフシフト。
英語の勉強やビジネス書の乱読(売れている本、海外や歴史書籍)、社内外のネットワークづくり、副業。
でも、これって若い時に就職に成功して実績をあげてきた30代~40代向けの本。組織に頼るだけはダメって言ってても、そもそもキャリアは組織で働くことから始まるものだし。よっぽどの才能やお金があって起業したり個人で仕事をして行ける人は別だけど。ダグラス教授は経済資本より心理的な成長ややりがいを幸福基準にとらえたが、筆者は経済的成功も重視するという。けど、そのためにはそこそこ責任のある仕事を数年して実績積んだ人じゃないと副業(複業)なんか難しい。産休中のリスキリングも、子ども産む前に稼いだか、旦那等の経済的支援がある人だけの話で他人事のように感じる。そして、実家や家事代行で子供を預かってくれて時間が取れる人。こうやって、富める人はどんどん自分磨きができて、毎日の生活に必死な人は日々をこなすことしかできないという格差がどんどん大きくなっていく。
投稿元:
レビューを見る
いま、あなたは何が不満なのですか、と聞くようにしています。給料なのか、職場の上司なのか、生活環境なのか、仕事のマンネリ化なのか。不満の幹にあるものを突き止めていくのです。なぜなら、不満とはアイデンティティかアダプタビリティが足りないときに生じるものだからです。自分らしくない環境で働いていているとか、環境にフィットできていないと感じたときに、人は不満を感じるのです。
スキルのモジュール化から着手する。細かくスキルを部品化した上で、そのどれに長けているのかを特定したら、それが自分の売れるものの候補になります。
プロティアンキャリアで大切にするのは、「自らのやりがいや目的を達成したことで得る心理的な成功」だと述べています。
投稿元:
レビューを見る
【プロティアン】
人生100年時代を迎えようとしている今、従来の働き方ではもったいないなと思ったことがあります。
私の会社員人生はその時から変わってきたのかも。
転職を機に様々な気づきがあります。少し踏み出せば新しい世界があることを実感しました。何が自分自身にとって最適な仕事なのかはまだ見つけきれていないと思いますが、迷わず前に進んでいこうと思います。
著書の中で、『プロティアン・キャリアとは、人生100年時代を豊かに過ごすための羅針盤であり、心理的な達成感と内的な幸福度を高める実践的な「生き方の作法」なのです、とあります。まさにそうだと思いました。
投稿元:
レビューを見る
70歳まで働き100年を生きる時代、キャリアを組織に預けるのではなく自分でデザインしていく。変幻自在なプロテウスのように社会や環境の変化に応じて柔軟に変わる。動産・不動産といった有形資産だけでなく、生産性資産(スキルや知識)・活力資産(健康や人間関係)・変身資産(自己理解や人的ネットワーク)を蓄積し、自分に投資をして、ビジネス資本と社会関係資本を増やす。
考え方的には、今だとわりと普通なように感じますが、社会の仕組みの方はどこまで追いついているのだろうと思います。
投稿元:
レビューを見る
アメリカの研究者が1980年ごろに言っていたことを今さら持ち上げて変化の時代だ!プロティアンだ!とドヤるのに違和感
投稿元:
レビューを見る
キャリアを主体的に形成していくために、
要素に分割して、具体的な行動に落とし込んで解説する本。
で、自分がどうしたいか、が最も大事なんだが、それは自分で考え、ブラッシュアップしていくしかない。
友人関係や家族関係も資産と言い切る感じにちょっと生々しさを感じたり。
投稿元:
レビューを見る
変化に適応していくには、自分のキャリアを棚卸し、弱いところを戦略的に強化する必要があるんだなぁと思った。
とくに、自分の資本を棚卸すること。
私の場合は、社会関係資本を積み上げることは得意だけど、キャリア資本を積み上げることに抵抗がある。自信が持てない。
これまで苦手なことからは逃げてきたけど、30代に突入したことだし、そろそろ向き合わねばと改めて思わせてくれました。
人材業界にいるし、聞いたことある考え方・内容なのですんなり入ってきました。ただ、実践的なアドバイスがあるのがありがたいです。行動に移しやすい。
この先働いていく上で、何度も読み返すだろうと思った。買ってよかった!
投稿元:
レビューを見る
キャリア形成をどうしていくべきか迷いがあり、読んでみたが、解消はしなかった。
自分ができることの棚卸しをする、というのはなるほどと思ったが、自信があまりなく、いくつかの例があればいいのになあと思った。
子育てしながら仕事をしていて、どうしても子どもを大事にしたい思いが強く、仕事に振り切れない。しかし、プロティアン・キャリアは仕事もプライベートも包括したキャリアととらえるわけだから、子育てて振り向ける時間も決して無駄ではないのだと、そこは少し勇気づけられる思いがした。実際、ママ友とのコミュニケーションなど、無形資産が形成されていると、自信を持って言える。
どう変化を起こせばいいのかわからない気持ちもあるが、機会を逃さないように心づもりをしていたいし、まずは今の仕事で成長したといえるよう、取り組みたいと思った。