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紙の本
再雇用警察官 1 (徳間文庫)
著者 姉小路 祐 (著)
安治川信繁は大阪府警の再雇用警察官として勤務を続けることとなった。配属された先は、生活安全部消息対応室。ざっくり言えば、行方不明人捜査官。それがいきなり難事件。培った人脈...
再雇用警察官 1 (徳間文庫)
再雇用警察官
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商品説明
安治川信繁は大阪府警の再雇用警察官として勤務を続けることとなった。配属された先は、生活安全部消息対応室。ざっくり言えば、行方不明人捜査官。それがいきなり難事件。培った人脈と勘で謎に斬りこむが…。【「TRC MARC」の商品解説】
定年すぎてもまだまだやれる!
給料激減、待遇曖昧、昇級降級無関係。だからこそ、
好きにやれまっせ!
カバーイラストは『めしばな刑事タチバナ』の旅井とり!
まだまだやれる! 老害なんて言わせへんで!
培ってきた経験で、勝負や!
一般企業の定年退職後雇用延長のように、
大阪府警が再雇用警察官制度を開始。
給与は定年時の六割程度、巡査部長待遇という
曖昧な階級で銃も貸与されない__
安治川信繁は新設の府警生活安全部消息対応室に
配属された。
本部から左遷されてきた芝室長、難波署少年係から
転属した似顔絵描きの名手新月良美との
三人所帯。
事件性があるか否かのグレーゾーンの
行方不明者を調査する地味な部署である。
知らないうちに勝手に退職した夫が、
退職金を持ったまま失踪し、
直後に不審な電話がかかってきた…
本間淳子の訴えに調査を開始した安治川。
どうやら夫は自分の意思で失踪したらしいと
見当がついたのだが、
大阪湾で本間雅史の保健証を所持した殺害死体が
発見されて事態は急変。
死体は雅史のものではなかったのだ。
死体の身元は? 雅史が犯人なのか?
特殊なベルトのバックルを手掛かりに
安治川は神奈川県警の捜査共助課の助けを借りて、
死体が下河内健であることを割り出す。
が、その矢先に今度は大阪の山中で
本間雅史の縊死死体が見つかった。
長澤一郎名義の身分証明書を身につけていた。
この三人につながりは見られない。
見知らぬ者同士がなぜ入れ替わっているのか…?
昔取った杵柄とばかり地道かつ着実な捜査で
真相に迫る安治川だったが…。
なんて、悲しい事件なんや。哀しすぎるで!
自らも人生の黄昏を迎えた再雇用警察官が、
ミッドライフ・クライシスに惑う男たちが
引き起こした切なくも複雑な殺人事件を解く!【商品解説】
給与大幅カット・曖昧身分保障・邪魔者扱いの三重苦にもめげず、定年後にもう一花や! 難事件に挑む再雇用警察官の活躍に喝采!【本の内容】
給与大幅カット・曖昧身分保障・邪魔者扱いの三重苦にもめげず、定年後にもう一花や! 難事件に挑む再雇用警察官の活躍に喝采!【本の内容】
著者紹介
姉小路 祐
- 略歴
- 1952年生まれ。社会派ミステリーを数多く手がけ、二時間ドラマの原作においても、西村京太郎、山村美紗に劣らぬくらいの定番である。著書多数。朝日岳之助シリーズ 司法書士・石丸伸太シリーズ 刑事長シリーズ 北白川晶子シリーズ 東京地検特捜部シリーズ 非法弁護士シリーズ 庭師・松原桜子シリーズ 警視庁サンズイ別動班シリーズ 署長刑事シリーズ 七曲風馬シリーズ 岬剣一郎シリーズ
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紙の本
著者には失礼ですが、思わぬ拾い物でした。
2020/06/21 10:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙がマンガなのでライトな内容で気軽に読めると思って買いました。それ以上の期待はありませんでした。
ところがどっこい、コテコテの警察小説、と言うよりも刑事小説!でした。足でコツコツと調べ上げ、推理し、真相に迫る。足でコツコツというのは小説ではあまりないのではないかなぁ。
読み応え十分で、暇つぶしに読もうとしたこと、著者の姉小路さん、ごめんなさい。
とてもよい小説でした。
続編を期待します。
電子書籍
面白い。…が、微妙に変な大阪弁が引っ掛かる。
2021/03/02 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CaliforniaSpyder - この投稿者のレビュー一覧を見る
所轄署と市井の身近な事件を舞台とする警察小説。
内容は面白い。
但し、妙な大阪弁が最初から最後までずっと引っ掛かり続ける。
著者は京都の出身のようだ。それならば素直に京都の下町を舞台にすれば良かったのではないのか、と喉に小骨が刺さったまま読み続ける羽目になった。
私レビュアーの従兄弟一族は江戸時代からのコテコテの大阪人である。
主人公の安治川たちが話す大阪弁は、純粋な大阪弁ではないし、かなり京都弁が混じっていて違和感が強いそうだ。例えば吉本所属のお笑い芸人たちの多くも大阪人ではなく、彼らの話す大阪弁モドキも、古くからの地元民には違和感がついて回る。映画『仁義なき戦い』シリーズで役者たちが話す広島弁に、地元の広島人が違和感を感じるようなものではないか。
どうも没入感が阻害されるというか、入り込めないそうだ。
因みに従兄弟は大学時代を京都で過ごした経験から、京都の言葉や地理にも詳しい。
ストーリーの本質に関わらない瑣事かも知れないが、ストーリーが面白いだけにもったいない。
地元感、御国言葉などを出すのなら、もう少しマシな考証ができなかったのかと残念に感じられる。