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これでやっと最後まで読める・・・。
2019/08/24 03:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カラーページも収録、<和田慎二版『新撰組』>前編。
確か私はこれを花とゆめコミックスの1巻しか古本屋さんで入手できず、結末を知らない。途中までしかないから、と他の和田慎二作品に比べて読み込んでいない気がしていたのだが・・・今回あらためて読み直してみたら思いのほか覚えている!
特に、序章にあたる『風車』の印象は鮮烈で、コマ割りも頭に入っていた! 若き日の記憶力、おそるべし・・・。私の新撰組の基礎知識はここから得たものだったんだわ。
『試衛館の鷹』の後半からは「うむ、これは読んでない」と妙に確信が持てて、来月の後編が楽しみです!(話は悲劇の方向に進みそうですが・・・後編を読まないと何も言えない)
それにしても“角兵衛獅子の娘”はのちの『傀儡師リン』を連想させる存在だったり・・・この人の創作の引き出しのつながり具合はやはりすごい!
おまけで、雑誌未掲載の学生時代の習作も収録。
これを出されることを作者は望んでいたかどうかはわからないけど、絵に手塚治虫と石ノ森章太郎の影響を感じまくり。そこから和田慎二の絵が出来上がっていったのか・・・と思うと感慨深い。