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紙の本
お春 (中公文庫)
著者 橋本治 (著)
浅草乾物問屋の一人娘・お春。17の初心な身はやがて、男遊びと淫蕩の末に死んだ美しい母の血と面影を蘇らせていく。色を知ったお春が舐めた、男と女の奈落の味とは…。橋本治が文豪...
お春 (中公文庫)
お春
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商品説明
浅草乾物問屋の一人娘・お春。17の初心な身はやがて、男遊びと淫蕩の末に死んだ美しい母の血と面影を蘇らせていく。色を知ったお春が舐めた、男と女の奈落の味とは…。橋本治が文豪・谷崎潤一郎に捧げた時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
浅草花川戸の乾物問屋の一人娘・お春。
美しい母は度重なる浮気の末、父とは別の男の胤を宿し、流産で死んだ。
懶惰な母親を嫌悪し、北国屋の家から解放されたいと願うお春だったが、
ある夜部屋に忍び込んできた番頭の伝九郎に体を許してしまい――。
「夢のような愚かさを書いてみたい」
橋本治が『刺青』にはじまる谷崎潤一郎文学をオマージュした、愚かしく妖しい少女の物語。【商品解説】
著者紹介
橋本治
- 略歴
- 橋本治
一九四八年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。七七年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルに精力的な執筆活動を行う。九六年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、二〇〇二年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、〇五年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、〇八年『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞。他に『窯変 源氏物語』『小林秀雄の恵み』『巡礼』『橋』『リア家の人々』等、著書多数。
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橋本治氏による愚かしく妖しい少女の物語です!
2020/08/08 11:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『桃尻娘』(講談社小説現代新人賞)、『宗教なんかこわくない! 』(新潮学芸賞)、『三島由紀夫とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調 平家物語』(毎日出版文化賞)など数々の傑作を世に送り出してこられ、小説、評論、古典の現代語訳、戯曲、エッセイ等、あらゆるジャンルに精力的な執筆活動を行っておられる橋本治氏の作品です。同書は、浅草花川戸の乾物問屋の一人娘・お春を主人公に綴られた傑作です。美しい母は度重なる浮気の末、父とは別の男の胤を宿し、流産で死んだということです。懶惰な母親を嫌悪し、北国屋の家から解放されたいと願うお春でしたが、ある夜部屋に忍び込んできた番頭の伝九郎に体を許してしまいます。一体、この後、お春はどうなてしまうのでしょうか。 「夢のような愚かさを書いてみたい」と願っていたと言われる橋本治氏が『刺青』にはじまる谷崎潤一郎文学をオマージュした、愚かしく妖しい少女の物語です。