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紙の本
あした、また学校で (講談社・文学の扉)
著者 工藤純子 (著)
小学校6年生の一将が感じたもやもやをきっかけに、一将たちは「学校は、だれのものなのか?」というクエッションに突き当たることになりました。彼らは、この答えにたどり着くことが...
あした、また学校で (講談社・文学の扉)
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商品説明
小学校6年生の一将が感じたもやもやをきっかけに、一将たちは「学校は、だれのものなのか?」というクエッションに突き当たることになりました。彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【「TRC MARC」の商品解説】
月曜の朝、小六の一将(かずまさ)に声をかけたのは、幼なじみの咲良(さくら)でした。「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」。運動が苦手な弟の将人(まさと)は、「できない子は朝練に来て」と先生に言われたのに練習に行かず、しかられたのです。でも、将人にとって、数ある運動のなかで、大縄飛びは「できる」に入ります。将人は怒られなくてはならなかったのか、そもそも大会に勝つことが、そんなに大事なのだろうか……。一将のもやもやを咲良が大問題に発展させていくうちに、一将も咲良も、そして代表委員会メンバーの五年生も六年生も、ひとつのクエッションに突き当たることになりました。「学校は、だれのものか?」。小学校高学年の彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【対象:小学上級以上】
イラスト:稲葉朋子【商品解説】
目次
- 1.事件
- 2.代表委員会
- 3.すきやき
- 4.職員室
- 5.PTA運営委員会
- 6.卒・家族
- 7.優等生のあたし
- 8.学校支援地域本部
- 9.教師という仕事
- 10.学校は、だれのものか
著者紹介
工藤純子
- 略歴
- 〈工藤純子〉東京都生まれ。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。「セカイの空がみえるまち」で児童ペン賞少年小説賞を受賞。ほかの作品に「となりの火星人」など。
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『あした、また学校で』
2020/01/08 20:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
6年生の一将は弟で2年生の将人が泣いていたと聞かされる
大縄跳び大会の朝練に来なかったことをみんなの前で先生に強く怒られたらしい
「大会で勝つためにうまく跳べない子は朝練に参加するべき」
というのが先生の言い分
でも、朝練は自由参加のはずだったのでは
そもそも、大縄跳び大会に参加するのは勝つためなのか
勝つことがそんなに大事なのか
「学校は、だれのものかって……考えたことはありませんか?」
若くて頼りなさそうなハシケン先生のひとことがみんなの心に波紋をひろげる
大会にはもう参加しないと言って学校を休む将人
そんな将人にアニキとしてできることを考える一将
友だちや先生、親や地域のおとなたちを巻き込んで
大縄跳び大会が開幕する
『セカイの空がみえるまち』『となりの火星人』(ともに講談社)で小中学生の言葉にならないホンネをくみとり描き出した工藤純子の最新作
みんなが行きたくなるような学校にするにはどうしたらいいか
みんなで読んで考えてみよう