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今を生きるための仏教１００話 （平凡社新書）
著者 植木雅俊 （著）
ブッダが問いかけたことは本来、何だったのか。平等について、“真の自己”の探究について、ジェンダー、教団の権威化、大乗仏教への怪奇、科学との接点…。仏教思想研究の泰斗が、１...
今を生きるための仏教１００話 （平凡社新書）
今を生きるための仏教100話
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商品説明
ブッダが問いかけたことは本来、何だったのか。平等について、“真の自己”の探究について、ジェンダー、教団の権威化、大乗仏教への怪奇、科学との接点…。仏教思想研究の泰斗が、１００のテーマでブッダの教えを読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
ブッダが問いかけたことは本来、何だったのか。平等について、“真の自己”の探究について、ジェンダー、教団の権威化、大乗仏教への回帰、科学との接点、そして、経典に綴られた説話など……。仏教思想研究の泰斗が、100のテーマでブッダの教えを読み解く。
仏教を、今を生きるための思想としてとらえ直す視座に富んだ一冊！【商品解説】
原始仏教、ジェンダー、教団の権威化、大乗・小乗、経典に綴られた説話など、コンパクトな文量に仏教の叡智が詰まった一冊！【本の内容】
目次
- 《目次》
- はしがき
- 第一章 仏教との出会い
- 第一話 紆余曲折／第二話 自分で考える／第三話 乞眼のバラモン
- 第四話 インドに行かないインド学者／第五話 言葉が出来上がる！
- 第六話 言葉の限界と必然性／第七話 中村元先生の励まし
- 第八話 『法華経』の導きか？／第九話 日系二世の菩薩道
- 第十話 駆け込み寺へのお礼参り／第十一話 毎日出版文化賞受賞スピーチ
- 第十二話 「白蓮華」批判
著者紹介
植木雅俊
- 略歴
- 〈植木雅俊〉１９５１年長崎県生まれ。仏教思想研究家。人文科学博士（お茶の水女子大学）。著書に「差別の超克」「仏教、本当の教え」「仏教学者中村元」など。
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紙の本
ブッダの教えを、今という現代社会を生きるための思想と捉え直して、その思想の内容を、具体的に読み解いた書です！
2020/05/07 10:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、仏教を説いたブッダ（釈尊）の教えを、今という現代社会を生きるための思想と捉え直し、その思想で説かれている内容を、100のテーマで読み解いた興味深い、また有用な書です。同書では、仏教との出会い、原始仏教の思想、溌剌とした女性たち、釈尊滅後の教団、大乗仏教による原点回帰、科学との接点、中村元先生のこと、原典からの翻訳余話、文学への影響、恩ある人々、といったテーマでブッダの教えが解説され、読み応え十分の内容です。ぜひ、仏教の内容についてもっと知りたい方、さらには今の社会での生きる道程に迷っておられる方などに読んでいただきたい書です！
