電子書籍
買い物しなくなる
2021/04/30 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マク - この投稿者のレビュー一覧を見る
買い物のプロセスが省略されていくからこそ、手に入れるものへの明確な理由を持つことが、無駄遣いしないために重要になっていくのだと読んで感じた。
電子書籍
現代購買史とも言うべき内容
2021/06/17 13:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代日本の購買実態の歴史がとても丁寧に解説してあり、わかりやすかったです。そして最新の世界のセールス状況についても詳しく解説。買い物しなくなる、というタイトルには驚かされましたが、この本の内容を読んで十分に納得できるものでした。今の時代、これからの時代はますます「時間」をかけずに買うようになるのだと思いました。
なんだか淋しいような気もしますし、本当にそんな風になってしまうんだろうか?というのが、率直な感想です。とてもタメになる本でした。
投稿元:
レビューを見る
利便性は淘汰されて、これからは如何に質の高い価値ある時間を消費者に届けられるか。それって段々と本質に近づいているのかな。。
投稿元:
レビューを見る
もっと深いことまで書いてるのかと思ったけど今までの買い物方法と解説が90%で5gでこれだけできるよとかでタイトルにあるようなのは最後のまとめだけに感じた。文字も大きいしすぐ読めてしまったよ。
投稿元:
レビューを見る
消費者視点、企業視点、過去の歴史と現在の状況、これから先の予測まで総合的に語られています。
新しい発想はないのですけど、国内外の消費の動向を考える上でも今後重要になる考え方や推察が多く書かれた一冊だと思います。
とくに本の中で言及されていた、以下の2点はいろんなことに通じる重要なことだなと考えます。
「WhatよりもHowとWhy」
「ストーリーは長い方がいい」
投稿元:
レビューを見る
ここ最近買い物に行くことが億劫になっていた私にとって、大変興味深い内容だった。
心に残った キーワードは、
“デジタルシェルフ化“
“時間ソリューション“
“体験型“
“データドリブン“
“インフルエンサー“
『買い物は、「自分で探して選ぶ」というかたちではなくなり、AIが勝手に探してきてくれる、あるいは人からすすめられたものだけ欲しくなる』
この本に書かれたことが、すぐ先に待っているとしたら、ここ5年の変化って凄まじいものになる。
それを恐れずに、柔軟になった方がいいのかもと思った。
投稿元:
レビューを見る
未来予想ではあるが、いつかはその傾向が来ると思われる。
EC化の成長はまだまだ見込める。
業界によってこれからの真価が問われる。
投稿元:
レビューを見る
将来のEコマースについての内容が書かれたいた。
人はどんどんめんどくさいことをしなくなる。
それでいいと私は思う。
便利なものを便利に使いこなして何がいけないのか・・
投稿元:
レビューを見る
購買、の歴史と未来を考察した本。
店舗へ足を運び、棚から商品を探す
⇨ECの普及で家に買い物棚がやってくる
⇨スマホ普及で棚が手元に
という大きな流れがあり、買い物、という行為のあり方が劇的に変化している。
SNSや口コミを参考に選ぶ若者、都度購入<サブスクリプション、メルカリで売ることを前提にした購入、、、小売だけでなくあらゆる業種で参考になると思う。
投稿元:
レビューを見る
リテールマーケティングやデジタルマーケティングのプロのつもりなので、ここに書かれていることはだいたい知ってるお話ではあった。
でも、周りの人に「これから、こうなるから」とご理解いただくためにはすごく便利な一冊だと思う。
投稿元:
レビューを見る
買い物が人々の生活に深く浸透する
買い物をするというプロセスが省略される
デジタルシェルフへのシフト…etc
こんな感じに本題を、書き換えることが出来る。
こうみると、タイトルってすごく大切だなと感じられる。
中身は、最近の買い物に関する事例集。
過去の経緯から、なぜ今こうなっているかの解説もあり、
SNS時代真っ只中、5G時代を迎える中で、
ざっくり今の動きを知るにはいい本かと思います。
投稿元:
レビューを見る
買い物に対する顧客の視点や行動が体系的にまとめられ、考えを理解することができたので面白かった。新しい体験を作る上で参考になった。
投稿元:
レビューを見る
この本の冒頭から始まる一文、「ショッピング体験の発展で人々は買い物をしなくなる」と書かれており、個人的にはありえないと思ったが読み進めていくと思考が180度変えられた。
この数年の消費者の消費行動、購買行動が劇的に変化しているという事実を元に解説されている。アメリカや中国といったデジタル先進国では、消費者にとってはすでに買い物は「面倒くさいもの」という扱いになっている。
そのため、小売店や飲食店は「顧客が面倒に感じることをより少なくする」といった経営方針にシフトするようになり、実際にそれで大きく売上を伸ばしているようだ。
つまり、10年前とは明らかに買い物の仕方が変わっている。また、これからの10年はこの変化がさらに加速しAI(人工知能)の飛躍的な進歩、5G(第5世代移動体通信システム)のサービス開始といった技術革新はもう間もなく起こる。また我々現代人のような子供の頃からSNSに慣れ親しんできた「SNSネイティブ」の世代が成人し、より購買力を持つようになる。
こういった変化が進展していくことで、人々は間違いなく買い物はしなくなる。なくなると言っても、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスである。①店に行くこと ②現金を用意すること ③商品の現物を見ること ④商品を自分で選ぶこと
このような、これまで当たり前だったプロセスが省略され、そのうち買い物をしているという感覚さえなくなってしまう。
その過程で、デジタルシェルフという言葉がでてくる。これは、ショッピングサイトの商品一覧のように、物理的な棚がデジタル上に置き換わっていくことを意味する。
デジタルシェルフは、人々の暮らし自体を大きく変えていく、時代の変化そのものであるということだ。
言葉の説明もしっかりされており、消費者に訴えかけ未来の消費行動について深く考えさせられる本であった。
投稿元:
レビューを見る
Eコマースなどで一般論となった事例や未来図の上澄みをすくったような本。この本だけの目新しさは特にないが、多様な事例から学ぶことはあった。沢山の製品を扱うことでの強みはないなどはたしかにそうだなと。総論を見て、今業界で何が起きているかの把握はしやすかった。5Gで世の中変わると言われているがどう変わるかはよくわからない。といったとこは、その道のプロの作者なのに、どうなのよって思った。わからないならわからないなりの理由を書いて読者を説得してほしかった。
投稿元:
レビューを見る
これは買い物に行くというプロセスが無くなるということ。ネットでの販売比率は米でも11%(日本は7%)。今後はもっと拡大するだろうから、買い物に行くという行為は更に減るであろう。その個人が減らした時間と手間は物流が引き受けているわけで、例えば日本でネット販売が15%になったとして、今の倍の物流が物理的に可能かどうかは大きな課題。サブスクも拡大が見込まれる。服飾や音楽もこだわりがないのであれば良いかもしれないが、個人的にはちょっと・・・。店舗の役割も変化するだろうし、価格比較サイトは無意味となり、個別のアプリがネットから変わる。AIが自分に合った商品をチョイスする(現在の表示は自分の役に立ったことは無い。既に買ったものばかり表示されても・・・)。今後ECがどの様な進化をするのか。大人になったときにようやくPCが普及し始めた我々と、小学生からスマホと暮らしているこれからの世代がどの様な買い物習慣になるのか。手間を掛けなくなる=外出しなくなるだろう。オンラインで学び、ネットで買い物、SNSで出会い、VRで遊び旅行し、結婚しても夫婦でリモートワーク、ウーバーイーツで食事・・・。マトリックスみたいな世界か。それは面白いのだろうか。アントフィナンシャルの史上最高3兆円超のIPOもこの流れか。アリババの価値が上がるのは良いが。ネットフリックスも。