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紙の本
文壇放浪 (中公文庫)
著者 水上勉 (著)
京都の禅寺での少年時代を経て、作家を目指して上京後、小さな出版社を渡り歩き、直木賞作家になった水上勉。自身の波乱に富んだ半生を振り返りながら、様々な作家を回想する。戦中・...
文壇放浪 (中公文庫)
文壇放浪
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商品説明
京都の禅寺での少年時代を経て、作家を目指して上京後、小さな出版社を渡り歩き、直木賞作家になった水上勉。自身の波乱に富んだ半生を振り返りながら、様々な作家を回想する。戦中・戦後の出版界が生き生きと描かれた一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
小さな出版社を渡り歩き、直木賞作家に。波乱に富んだ半生を振り返りながら、様々な作家を回想、戦中・戦後の出版界が生き生きと描かれる。<解説>大木志門【商品解説】
著者紹介
水上勉
- 略歴
- 水上勉
一九一九(大正八)年、福井県に生まれる。幼くして京都の禅寺に預けられる。立命館大学文学部国文科中退。一九六一年『雁の寺』で直木賞受賞。『宇野浩二伝』で菊池寛賞。『一休』で谷崎潤一郎賞、『良寛』で毎日芸術賞、『寺泊』で川端康成文学賞。二〇〇四(平成一六)年九月逝去。主な作品に『飢餓海峡』『五番町夕霧楼』『男色』『水上勉全集』(二十六巻)『新編水上勉全集』(十六巻)など。
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紙の本
水上勉氏が自らの人生を振り返って綴った自伝です!
2020/08/08 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『雁の寺』(直木賞)、『宇野浩二伝』(菊池寛賞)、『一休』(谷崎潤一郎賞)、『良寛』(毎日芸術賞)、『寺泊』(川端康成文学賞)などの名作を次々に発表されてこられた水上勉氏の自伝です。同書では、京都の禅寺での少年時代を経て、作家を目指して上京後、編集者として出版社を渡り歩き、直木賞作家になったことをはじめとする、波乱に富んだ60年を振り返り、様々な作家を回想、戦中・戦後の出版界が生き生きと描かれた内容となっています。同書の構成は、「東京逃れ京都の寺に羽を休めた詩人たち」、「井上靖氏を見たくて等持院アパートへ」、「<月刊文章>で佳作、はじめて活字に」、「誰もがまばゆかった東京の文士たち」、「林芙美子さんの姿は忘れられない光景に」、「石川淳氏はさっさと紙幣を改めもせず」、「軍国色濃い街頭に絽の単衣姿で…」、「国策小説に背向けた<青年芸術派>8人」、「省線の窓から見た東京初空襲の機影」、「<白紙>一枚で作家たちは前線へ」となっており、非常に興味深いものです。