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商品説明
俳句はこうして生れる−。句作を志す人の必読入門書。句集「書信」「讀本」「木簡」などから100句を選び、著者自らが解説を付す。俳句を作る上で大切にしていること、初句索引も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
◆必読入門書
既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。
代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。
◆収録作品
書信さはやか切干に影生まる
どんどん冒険句をという思いで、この句も裕明にぶつけた。この句、厳密に言えば「さはやか」と「切干」という季語が存在する。季重なりは作らないという思いでいたが、この句は自然と出来てしまった。「ゆうの言葉」で採り上げてくれたが、句についての鑑賞は一切なかった。私の句作りが季語から入ってゆくものであるという説明だけ。裕明らしい。(『書信』)
◆「私が大事にしている三つのこと」より
俳句にかかわる上で、大事にしていることの一番は、季語のこと。例えば吟行に行くとする。前日にまずすることは場所や天候その他のことを予測して明日の吟行の季語をメモすることにしている。
「桜」ということにしよう。雨が降って来るということであれば季語を「桜」「花の雨」「落花」「桜散る」と記し、現場へ出かけてゆく。吟行地に着けば、ざあっとひと通り歩き、様子を把握する。最終的に一つの場所に座る。そこで、先ほどの季語を思い起こして果敢に作句を開始する。【商品解説】
著者紹介
山口昭男
- 略歴
- 昭和30年神戸生まれ。昭和53年「青」会員の氷上正の元で俳句を始める。昭和55年「青」に入会。波多野爽波に師事。平成12年「ゆう」に入会。田中裕明に師事。平成22年より「秋草」創刊主宰。句集『書信』『讀本』『木簡』(第69回読売文学賞)。日本文芸家協会会員。
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