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《卯月枝衣子警部補シリーズ 第二弾》
2021/09/26 21:14
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編ではないものの、前作の「平凡な革命家の食卓」(文庫化時には「平凡な革命家の死」と改題)と関連します。
旅行から帰ってみると風呂で見ず知らずの男が死んでいたという奇妙な事件に、三十年前の出来事も絡み、さらには…というようなてんこ盛りの内容でした。
今回の卯月警部補の「超能力」もなかなかです。樋口さんらしい軽妙さもあります。しかし小説としての出来はイマイチと思いました。タイトルもどうも納得できない。
電子書籍
シリーズ化なのか。
2020/03/14 18:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口さんは全て読破済み。最近新刊がよくでているのは嬉しい。色々新しい作風に挑戦している気がして、ハズレもあるけど。本作もシリーズ化するのかな。柚木シリーズや青春ミステリーと比べると少し弱い気はするけど、今後に期待です。
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「平凡な革命家の食卓」に続く、待望の、本当に待望の、卯月枝衣子シリーズ第2弾。もう登場人物の魅力的なところも、プロットも、ストーリー展開も、会話の妙も、全部期待通りで、読み進めていく度に、本作が終わりに近づいていくことが心苦しくなったほど。ジャガイモのピザ等、柚木草平シリーズの読者向けサービスも散りばめられており心憎い。このような素晴らしい丁寧な作品が、そんなに早く書けないことは重々承知だが、もう次回作が待ち遠しくて仕方ない。樋口ファンにも、まだ樋口作品未読の方にも、卯月枝衣子シリーズの2作品は本当にオススメです。
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国分寺が舞台の警察小説。
続編が出るとは。
前作は、意外と面白い、と思ったが、今回は抜群に面白かった。
キャラクターも捜査も人間模様も一気にパワーアップした。
何より、国分寺署の人間関係の良さと有能な人たちがちゃんと仕事する姿は読んでて気持ちがいい。
同僚同士で毒吐いたりしない(何か読んだ笑)
会話も親愛の情が感じられる。
一気に大好きなシリーズになったので、早く次作が読みたい。
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留守中の家に侵入し、その風呂場で死んでいた空き巣。奇妙ではあるけれどまったく事件性の見られない「事件」であったはずが、その家の隣で過去に起こった少女殺人事件や現在進行中の事件とも絡み、どんどん意外な事実が明らかになってきます。一見地味に思えたものの、あとになるほど読む手が止まらなくなってしまうミステリ。
卯月警部補の「超能力」って、すごいものがあるかも。それほど特殊ではなくても、着眼点というかちょっとした閃きが真相へとつながっていくのはこれぞ名刑事、と言いたくなります。過去の殺人事件の真相がなかなか出てこないのではらはらしていましたが。最後の最後で……! やってくれるなあ。
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卯月枝衣子警部補シリーズ、2作目。
前作「平凡な革命家の食卓」から続くシリーズ2作目。樋口作品では恒例とは言え、前作はシリーズ1作目として登場人物の自己紹介も兼ねてか本筋からかなり脱線した会話劇が多く目に付いたが、今作はさすがに抑えられていて、その分、事件の方に集中できて良かった。一見事件性のないように見える重大事件を首尾よく嗅ぎつけるという超能力(?)の持ち主の卯月を素直に受け入れ、彼女の意外や優秀な捜査能力に一目置く他の署員の対応も良き。男女差別をやたら強調する警察小説に辟易としている身としては、こういった雰囲気の警察小説の方がストレスなく読めて非常に好みです。卯月を始めとして、キャラはなかなかクセのあるモノが揃っているので、キャラをきちんと押さえたい方は1作目から読んでいくことをお勧め。隠しコマンドのように、さらりと軽く草平ワードを入れ込むのも、良いですね。事件そのものは薄気味悪くて、不快なものでしたが、全体の雰囲気は軽やかで、最後まで楽しく読めました。
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まわりくどくセンスのない文章に辟易。
昔の小説かよと思って奥付を見たら作者は結構な老人だった。むべなるかな。
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あっ、シリーズ2作目なのね(知らなかった)
事件もりもりで全てが繋がるのがすごい!!
とりあえず、1作目を読んでみよう。
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シリーズものだったようです。
1作目を読んでいないので、最初??な部分がありました。刑事たちの人物像や関係性など。
どうも卯月が好きになれなくて、いまいちだったな。
話がてんこ盛り過ぎて、、、。
タイトルはちょっと違うよね((+_+))
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★「礼儀正しい空き巣の死」の感想
前作の「平凡な革命家の死」では主人公の卯月枝衣子にイマイチな感想しか無かったが、今回は面白く読めた。
天下りの斡旋で文部事務次官をクビになって出会い系バーでの報道に貧困調査だったと言い訳した前川喜平のそっくりな登場人物が出て来て強制性交で逮捕される。
ホームレスに死なれた家の夫婦(家族)の闇がこれでもかという感じで、それが笑える。
ジャーナリスト志望の勘違い女性もいい味出しているな。
主人公の捜査一課栄転の話が消えて、警察なんぞ辞めて恋仲のインチキ学園の講師と3万円のボロアパートで一緒に気楽に暮らそうかな?それはそれで楽しいかもしれない。
そう思うところで、「人生はしょせん、主観なのだから」というフレーズにハッとしてしまった。
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帰宅したら見知らぬ男が風呂場で死んでいた。
現場検証の結果は単なる病死。
だがその隣家で、三十年前に殺人事件が起きていた。
本庁栄転目前の卯月枝衣子警部補、“事件性なし"に潜む悪意を炙り出す!?
東京・国分寺市の閑静な住宅街で、盗みに入ったホームレスが風呂を拝借してそのまま死んだ。
靴を揃えて服を畳み、割れたガラスを補修して、やけに礼儀正しい空き巣の最期だった。
死因は持病の心疾患で事件性はなく、刑事課の管掌外。
だが臨場した金本刑事課長は、そこが三十年前の美少女殺害事件の隣家であることに気づいた。
これは単なる偶然か、何かの因縁なのか?
金本から相談を受けた卯月枝衣子警部補は、二つの死の繋がりを探るべく、極秘に捜査を継続する。
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なんと、前作があったらしくそれを読まずに読んでしまった。
超能力ってのが何かなんとなくしか最後までわからなかってモヤモヤ。
読み始めはなかなか進まなかったが、途中から面白くなった〜
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東京・国分寺市の閑静な住宅街で、盗みに入ったホームレスが風呂を拝借してそのまま死んだ。靴を揃えて服を畳み、割れたガラスを補修して、やけに礼儀正しい空き巣の最期だった。死因は持病の心疾患で事件性はなく、刑事課の管掌外。だが臨場した金本刑事課長は、そこが三十年前の美少女殺害事件の隣家であることに気づいた。これは単なる偶然か、何かの因縁なのか?金本から相談を受けた卯月枝衣子警部補は、二つの死の繋がりを探るべく、極秘に捜査を継続する。三十年越しの“視線”にゾッとする、新感覚ミステリー!
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63非常に面白い。刑事さんだから難しく怖い描写もあるけど、主人公と取り巻く人たちの本質的な暖かさが文脈に滲み出ていて、作者の想いが伝わる。捜査一課での活躍を早く読みたいです。
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東京・国分寺市の閑静な住宅街で、盗みに入ったホームレスが風呂を拝借してそのまま死んだ。
靴を揃えて服を畳み、割れたガラスを補修して、やけに礼儀正しい空き巣の最期だった。
死因は持病の心疾患で事件性はなく、刑事課の管掌外。
だが臨場した金本刑事課長は、そこが三十年前の美少女殺害事件の隣家であることに気づいた。
これは単なる偶然か、何かの因縁なのか?
金本から相談を受けた卯月枝衣子警部補は、二つの死の繋がりを探るべく、極秘に捜査を継続する。
題名と表紙のなにやら不気味なかんじに惹かれて読んでしまった。男の子と女の子がプリンを食べる様子を外から覗く怪しい男。裏表紙は、男の子ひとりになって、冷蔵庫が開いていて、外から覗く男の目が光ってる…怖ってなった。
話としては、旅行から帰ってきた老夫婦の家の風呂場で、知らん男が死んでいたというネットニュースになりそうな事件から始まる。それと平行に管内で起きている強制性交渉事件。裸の映像を撮られた若い女性。もうはらわたが煮えくりかえる事件。全然、手がかりが掴めなし、刑事課の人望ある課長はこの3月で退官だしで、どうにかして事件を解決したい。そして、主人公のかっこいい女刑事は本庁の捜査一課に転属したい。
もうこの主人公の女刑事、マジでバレたら懲戒免職ものだよって言いたくなる行動を起こす。だけど、それで怪しい人たちの様子を確認したりして、うまーくやっている。情報提供を受ける記者のほうもその辺はうまくやってるけど、これっていつかバレそうで危うい!
風呂場男の事件と強制性交渉事件で二つの事件は繋がっているのかと思いきや、あれよあれよといううちにいろんな管内で起こっている事件と結びついていく。こんな偶然ってあるの?って思ってしまったが。でも、全部の事件が解決して、刑事課の課長さんの退官もいいかんじでになって良かった。
あとはあの500万の通帳が、うまーく彼女の手に渡ってくれたら良かったなぁと思ったが。
2023.2.25 読了
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そもそも、個人的に主人公が好きになれず
話もとっつきにくいし、色々ごちゃごちゃどばあっとダラーっと事件が浮上しては…って
良く分からんなるし、とりあえず面白くなかった。
金本だけは推せる