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紙の本
オペラで楽しむヨーロッパ史 (平凡社新書)
著者 加藤浩子 (著)
フランス革命からジャンヌ・ダルクまで、オペラを知れば歴史がわかる! モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナーなどの有名曲を多数取り上げ、劇中に描かれた史実や人物の「本当の姿」...
オペラで楽しむヨーロッパ史 (平凡社新書)
オペラで楽しむヨーロッパ史
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商品説明
フランス革命からジャンヌ・ダルクまで、オペラを知れば歴史がわかる! モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナーなどの有名曲を多数取り上げ、劇中に描かれた史実や人物の「本当の姿」を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
フランス革命前夜の空気を音楽に遺したモーツァルト、イタリア、ドイツの統一運動とヴェルディ、ワーグナーの関わり、一九世紀終わりのヨーロッパを席巻した「ジャポニスム」、フランス史上最も有名な女性ジャンヌ・ダルクの光と影、そしてシェイクスピア劇の題材になった歴史の虚実……。《フィガロの結婚》《魔笛》《タンホイザー》《マイスタージンガー》《蝶々夫人》ほか、有名曲も多数登場。劇中に描かれた史実や人物の「本当の姿」とは。オペラを知れば歴史がわかる!【商品解説】
フランス革命からジャンヌ・ダルクまで、オペラを知れば歴史がわかる! モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナーなど有名曲多数登場。【本の内容】
目次
- 《目次》
- はじめに
- 第一章 モーツァルト「三大オペラ」とフランス革命
- フランス革命とモーツァルトのオペラ/《フィガロの結婚》と三人の反逆児/オペラ《フィガロの結婚》の成立事情/オペラ《フィガロの結婚》が愛される理由/《ドン・ジョヴァンニ》と大貴族の黄昏/《魔笛》とフランス革命──啓蒙主義とフリーメイソンと宮廷社会の落日/フリーメイソンとフランス革命
- 第二章 ヴェルディとイタリア統一──「建国の父」という神話
- ナポレオンが口火を切った「イタリア統一」/「通」のものから「大衆」のものへ──イタリア・オペラの一九世紀/偶然が味方した「イタリア統一」/《ナブッコ》は本当に「愛国オペラ」だったのか/《ナブッコ》以後の「愛国オペラ」/ヴェルディ以前の「愛国オペラ」/なぜヴェルディは「建国の父」になったのか/統一後の現実と幻滅/《シモン・ボッカネグラ》に見る「政治」の影
- 第三章 ドイツ統一とワーグナーのオペラ
著者紹介
加藤浩子
- 略歴
- 〈加藤浩子〉東京生まれ。慶應義塾大学大学院修了(音楽史専攻)。音楽物書き。著書に「今夜はオペラ!」「モーツァルト愛の名曲20選」など。
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有名なオペラに登場する史実や人物を通して、ヨーロッパ史がよく分かるようになります!
2020/05/06 11:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、表題にありますように、オペラを理解することでヨーロッパ史がより鮮やかに分かってくるということを説いた興味深い一冊です。同書には、フランス革命前夜の空気を音楽に遺したモーツァルト、イタリア、ドイツの統一運動とヴェルディ、ワーグナーの関係、19世紀終わりのヨーロッパを席巻した「ジャポニスム」、フランス史上最も有名な女性ジャンヌ・ダルクの光と影、シェイクスピア劇の題材になった歴史の虚実などが一つひとつ丁寧に解説されており、同書に収録されたオペラに出てくる史実や人物を通して、本当のヨーロッパ史を知ることができます。同書の構成は、第1章 モーツァルト三大オペラとフランス革命」、「第2章 ヴェルディとイタリア統一建国の父という神話」、「第3章 ドイツ統一とワーグナーのオペラ」、「第4章 ジャポニスムが行き着いた幻想の日本―蝶々夫人への道」、「第5章 時代の写し絵となったフランスの国民的ヒロイン―ジャンヌ・ダルクとオペラ」、「第6章 シェイクスピアと歴史とオペラと」となっています。