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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/03
- 出版社: 西日本出版社
- サイズ:21cm/237p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-908443-50-3
紙の本
海はだれのものか (海とヒトの関係学)
海洋資源や境界をめぐる紛争、海洋民や海賊、閉鎖される海…。現場に精通した研究者・行政・ジャーナリストたちが、いま世界の海で何がおこっているのか、これからどうすればいいのか...
海はだれのものか (海とヒトの関係学)
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商品説明
海洋資源や境界をめぐる紛争、海洋民や海賊、閉鎖される海…。現場に精通した研究者・行政・ジャーナリストたちが、いま世界の海で何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫る。コラムも掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
海と人間を取り巻く環境について様々な視点で考察したシリーズの第三弾。
昨今隣国との揉めごとで注目を集める海の境界線。
そもそも海は誰のものなのか。
海についての歴史、資源や漁業、領海をめぐる様々なせめぎあいについて、多様な分野の専門家が考察いたします。
目次
はじめに―資源はだれのものか 秋道智彌
<第1章 なわばりとコモンズ>
1)なわばりと紛争の海 秋道智彌
2)漁業権とはなにか?―海の排他主義を問う 八木信行
3)クジラ取りの系譜 ―生業捕鯨と商業捕鯨 岸上伸啓
コラム IWC脱退と日本の捕鯨 森下丈二
4)閉鎖される海 中谷和弘
<第2章 越境する海人たち>
5)ナワバリに生きる海人―日本中世の〈海の勢力〉をめぐって 黒嶋 敏
6)ヴァイキングが切り開いた北極圏交易―セイウチの牙をめぐるグローバルな経済構造 小澤 実
コラム 環オホーツク海地域をめぐる古代の交流 熊木俊朗
7)国境をまたぐ海洋民 門田修
8)東アジア交易圏の中の琉球 上里隆史
コラム 開国への扉を外から叩いた男―幕末の漂流民、音吉 齋藤宏一
<第3章 海のせめぎ合い>
9)いま東アジアの海で起きていること 竹田純一
コラム 南シナ海に関する比中間の仲裁手続における仲裁判断の意義 西本健太郎
10)海底ケーブルのガバナンス―技術と制度の進化 土屋大洋・戸所弘光
11)海洋境界の争いは解決できるか 坂元茂樹
コラム 大陸棚の延伸 谷 伸
12)「海のジパング」に向けて 浦辺徹郎
コラム 日本固有の領土と発信力 髙井 晉
おわりに―海はだれのものか 秋道智彌・角南篤
用語集【商品解説】
収録作品一覧
資源はだれのものか | 秋道智彌 著 | 5−19 |
---|---|---|
なわばりと紛争の海 | 秋道智彌 著 | 22−37 |
漁業権とはなにか? | 八木信行 著 | 38−51 |
著者紹介
秋道 智彌
- 略歴
- 〈秋道智彌〉1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授。国立民族学博物館名誉教授。
〈角南篤〉1965年生まれ。笹川平和財団常務理事。海洋政策研究所所長。
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