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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2020/04/15
- 出版社: 講談社
- レーベル: わくわくライブラリー
- サイズ:22cm/124p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-06-518749-4
読割 50
紙の本
ゆりの木荘の子どもたち (わくわくライブラリー)
著者 富安陽子 (著),佐竹美保 (著)
遠い夏の日の呼び声にこたえ、おばあさんたちは時を超えて、子どもにもどった−。いまは老人ホームとして使われている「ゆりの木荘」。住人のひとりが懐かしい手まり歌を歌いはじめる...
ゆりの木荘の子どもたち (わくわくライブラリー)
ゆりの木荘の子どもたち
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商品説明
遠い夏の日の呼び声にこたえ、おばあさんたちは時を超えて、子どもにもどった−。いまは老人ホームとして使われている「ゆりの木荘」。住人のひとりが懐かしい手まり歌を歌いはじめると、玄関ホールの古時計の針が逆回転し…。【「TRC MARC」の商品解説】
ゆりの木荘は、100年以上も前に立てられた立派な洋館。いまは有料老人ホームになり、サクラさんやモリノさんたち、6人の老人が住んでいます。春風が吹くある日、サクラさんはだれかが歌う手まり歌──時々聞こえる歌──を耳にします。モリノさんにいわれるまま、サクラさんがその歌を口ずさんでみると、ふたりは突然、子どもになってしまいました。そう、87歳のおばあさんではなく、10歳ばかりの女の子に……。
それは、77年前の約束のために、「あの子」がサクラさんたちを呼び寄せたからでした……。【商品解説】
著者紹介
富安陽子
- 略歴
- 〈富安陽子〉東京都生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、「盆まねき」で野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。
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紙の本
『ゆりの木荘の子どもたち』
2020/06/29 19:43
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
6人のお年寄りが暮らす老人ホームゆりの木荘
ある日、サクラさんが
ヒイラギ ひとは
フジのは ふたは
みつばに よつば
五日のカズラ……
と手まり歌を歌うと、ふしぎなことがおきました
おばあさんもおじいさんもみんな子どもにもどり
77年前、1941年8月3日の世界になっていたのです
「あたし、この家を知ってるみたいなの」
サクラさんが遠い日の記憶をたどっていくと……
毎日新聞大阪本社版「読んであげて」の連載(2018年3月)に加筆修正して「わくわくライブラリー」として単行本化、2020年4月刊
新聞小説の強みを活かし、あすはどうなるのだろうと読み手を引っ張っていく
連載の一日分が4ページ(うち1ページは佐竹美保の挿絵)ずつに構成されて31回分、総ルビの漢字は中学年レベル
「読んであげて」のとおり読み聞かせで楽しみたい富安陽子のファンタジー