「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/03/06
- 出版社: 東方書店
- サイズ:21cm/358p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-497-22004-2
- 国内送料無料
紙の本
戦後日本の満洲記憶
著者 佐藤 量 (編),菅野 智博 (編),湯川 真樹江 (編)
満洲引揚者の歴史を戦後日本社会の中で捉え直す試み。満洲経験者が書き残し続けた会報を取り上げ、会報の担い手の世代差、団体の活動や記述内容の変化に注目し、満洲引揚者の記憶と表...
戦後日本の満洲記憶
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
満洲引揚者の歴史を戦後日本社会の中で捉え直す試み。満洲経験者が書き残し続けた会報を取り上げ、会報の担い手の世代差、団体の活動や記述内容の変化に注目し、満洲引揚者の記憶と表象のあり方を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後日本社会において満洲がどのように記憶されてきたかについて、満洲引揚者およびその二世が刊行した「会報」の分析から明らかにする。第Ⅰ部「闘う記憶」では、戦後日本政府が満洲を忘却していくことを示す事例として恩給問題を取り上げ、第Ⅱ部「葛藤する記憶」では、引揚者団体内部での葛藤を経ながら自分たちの歴史を編んでいく姿を描く。第Ⅲ部「周縁の記憶」は、女学生や台湾人などジェンダーとエスニシティの視座に着目する。【商品解説】
目次
- 序 章〔佐藤量〕
- 第Ⅰ部 闘う記憶
- 戦後日本における国策会社満鉄の表象とその変遷――一九五〇~六〇年代の恩給請願運動を事例に〔大野絢也〕
- 満洲興農合作社同人会の活動からみる戦前の表象と語りの特徴――恩給請願運動に着目して〔湯川真樹江〕
- 満洲国軍出身日本人の恩給請願運動と満洲国・満洲国軍像〔飯倉江里衣〕
- 第Ⅱ部 葛藤する記憶
- 語られる「安東史」――一九五〇~一九七〇年代初期における『ありなれ』を中心に 〔菅野智博〕
- ふるさとの語り方――大連引揚者二世の編纂物にみる満洲の記憶〔佐藤仁史〕
- 青少年義勇軍の記憶――会報を通した継承と変容〔大石茜〕
- [コラム]間島中学校出身日本人の訪中と訪韓〔尹国花〕
収録作品一覧
戦後日本における国策会社満鉄の表象とその変遷 | 大野絢也 著 | 19−46 |
---|---|---|
満洲興農合作社同人会の活動からみる戦前の表象と語りの特徴 | 湯川真樹江 著 | 47−73 |
満洲国軍出身日本人の恩給請願運動と満洲国・満洲国軍像 | 飯倉江里衣 著 | 75−99 |
著者紹介
佐藤 量
- 略歴
- 〈佐藤量〉立命館大学大学院先端総合学術研究科兼任講師。同大学生存学研究センター客員研究員。
〈菅野智博〉中山大学歴史系(珠海)副教授(中国)。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む