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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/03/18
- 出版社: ひつじ書房
- サイズ:21cm/372p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8234-1039-0
- 国内送料無料
紙の本
自然会話分析への語用論的アプローチ BTSJコーパスを利用して
著者 宇佐美 まゆみ (編)
語用論研究の新境地を開くとともに、日本語教育への応用にも直結させた論文集。「基本的な文字化の原則(BTSJ)」を用いて文字化した会話データを分析した研究論文などを収録する...
自然会話分析への語用論的アプローチ BTSJコーパスを利用して
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商品説明
語用論研究の新境地を開くとともに、日本語教育への応用にも直結させた論文集。「基本的な文字化の原則(BTSJ)」を用いて文字化した会話データを分析した研究論文などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
1990年代初頭、大人の日本語自然会話に適した文字化のルールが求められていた時期に、編者の宇佐美まゆみ
氏が「人間の相互作用としてのコミュニケーション」の分析に適するように考案、提案した会話の記述方法が、
『BTSJ』(基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ))である。
この『BTSJ』を用いて文字化した国立国語研究所の『BTSJ日本語自然会話コーパス(トランスクリプト・音声
)2018年版』とその前身の一連のコーパスは、「語用論的分析」及び「人間の相互作用の分析」の深化と発展を
促すことを企図して構築された世界最大規模の「自然会話コーパス」である。
本書では、語用論の中心的テーマである「共同発話文」「言い換え」「ターン交替」「ディスコース・マーカ
ー」「スピーチレベル」「ポライトネス」などの分析が、『BTSJ』という文字化・分析の記述方法を得ることに
よって、より科学的な語用論的分析へと進化し、深化を遂げている。
語用論研究の新境地を開くとともに、日本語教育への応用にも直結させた、まさに待望の一冊である。
「人間の相互作用としてのコミュニケーション」の語用論的分析に適した「基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ)」を活用して自然会話データを分析した「コミュニケーションの本質」に迫る論文集。語用論、談話分析、日本語教育の新境地を開く!
執筆者:宇佐美まゆみ、木林理恵、野口芙美、平山紫帆、磯野英治、毋育新、李宇霞 、鈴木卓 、萩原孝恵 、川口義一【商品解説】
目次
- はじめに
- 語用論的分析に適した『基本的な文字化の原則(BTSJ)』開発の背景とその特徴
- 宇佐美まゆみ
- 『基本的な文字化の原則(BTSJ)2019 年改訂版』
- 宇佐美まゆみ
- ディスコース・ポライトネス理論から見た共同発話文:ディスコース・ポライトネス理論が言語教育に示唆すること
- 木林理恵
収録作品一覧
語用論的分析に適した『基本的な文字化の原則(BTSJ)』開発の背景とその特徴 | 宇佐美まゆみ 著 | 1−16 |
---|---|---|
基本的な文字化の原則(BTSJ)2019年改訂版 | 宇佐美まゆみ 著 | 17−42 |
ディスコース・ポライトネス理論から見た共同発話文 | 木林理恵 著 | 43−70 |
著者紹介
宇佐美 まゆみ
- 略歴
- 〈宇佐美まゆみ〉慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了、ハーバード大学教育学大学院人間発達・心理学科修了。国立国語研究所教授。著書に「言葉は社会を変えられる」など。
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