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結局努力しかない
2021/01/22 13:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
7回読み等、自分の能力を上げる為には、結局努力しかないということでした。
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こどもには戻れないけど、今からでも学べる。
すごい人たちはやっぱり最初からすごい。
ダラダラ生きてるなんてないんだな。
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お二人の勉強法を大変興味深く読みました。
本で読んだことなどをノートにまとめる、誰もが一度は試したことがある勉強法ではないでしょうか。
ノートを作成しただけ満足してしまう罠がある、耳が痛いです。もっとも、私はその非効率性に音を上げて、ノートにまとめる勉強法も完遂した記憶もありませんが…
記憶方法として、「自分ごと化」するのは、実生活で実践してみようと思いました。
あと、7回読み、これも仕事で試してみます。
要は、これと決めた本を何度も繰り返して読んだり、解いたりする、これが王道だと思います。
色々な参考書に手を出していた過去の自分に、迷走していたなと苦笑するばかりです。
学ぶことが人生においていかなる意味を持つものか、改めて生涯を通じて学び続けようと思わせてくれる本でした。
今でも読んでよかったと思いますが、正直、学生時代にこの本に出会っていたら、もっと効率よく勉強に向かい合うことができたかもしれないと思いました。
よって、学生の方こそ、この本を一読し、自分の勉強方法を省みられることをおすすめします。
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皮肉で言うと、タイトルで惹きつけるのが上手いなと。
中野さんは良い本多いけど、耳目を惹くのが器用過ぎるのもあり、中身の薄さに失望することも少なくない。
前半は自分らの習慣とか持論レベルの事を取り留めなく綴るだけで、
後半は勉強ができる友達同士でのナルシシズム丸出しの井戸端会議で、恥ずかしくて最後まで読めなかった。
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二人の「勉強」ということに対する考えかた、「勉強」の哲学が書かれた本だと思う。
二人は子供の頃から未来を描いていたこと。
そして自己分析を行っていたこと。
中野氏は小学生の頃から「自分はどんな戦略でこれから何十年も続く人生を生きていくべきか」などと考えていた・・・
また、この二人はもともと「勉強する能力」があったのではないかと思う。文章の中から勉強が好きと思われる箇所がある。そんな中からどうやって知識を身につけていくかが自ずとわかってきたのではないだろうか。
そもそも勉強したから知識が豊富で社会で役立つわけで、普通は勉強しなかれば何も身に付かない。どういうふうに取り組めば良いのか、その手法や思想が書かれた本だった。
勉強に関する本などほとんど読んだことがないが、女性二人の本だからかストイックと思われる内容にも柔かさを感じた。
今更ながら「勉強」って素晴らしいんじゃないかと思えた。
以下に記録しておきたいことを記載しておきます。
(中野信子)
己を知ろうとすることが自分の成長に繋がっていく。
自分のできることを探す。
読書は、いわば椅子にすわったまま世界旅行をするようなもので、安上がりで無駄が無く、しかも亡くなった人からも豊かな知恵を得ることができる。
ただ好きなことをやって生き残れるようにすればいい。
生き延びること自体が、大いなる達成。
学ぶことで損することはない。
学びの気持ちが高まる時期が「学びどき」。
コミュニケーション力とは国語力であり、言語の運用能力。人を動かすのは人柄ではなく、言語の運用能力。
知識を得て学ぶということは、時空を超えた楽しい旅。そして、究極の人生の楽しみ。
「義務としての学び」を積み重ねて、基礎的な力やスキルをある程度身につけなければ、いつまで経っても「よろこびとしての学び」に到達できない。
得た知能を活用し、自分で考え、自分のものにしていける力を、いわば、“知能の骨格”のようなものをつくるべきなのではないか。
興味のないことは覚えられないし、もっといえば、自分がつまらないと思ったようなことを覚えてもいみが無い。大切なのは「よろこびとしての学び」
勉強ができるようになりたければ、勉強を好きになることが最適解。
習慣化しようとがんばるよりも、自分の「好き」の秘密を探っていくほうが早道。
(山口真由)
凡人は段取り力で勝負する。
今という時間や機会をできるだけ活かさなければ、与えられるものはどんどん手からこぼれ落ちていく。
勉強をすると確実に前に進んでいるという感覚を得られる。
教科書でも参考書でも、わたしはすべてストーリーとして読んでいる。
自分の得意な土俵で戦う。苦手なことで勝負しない。でも、自分が得意な領域では一点たりとも落とさない。
「勉強ができる人」は生まれつき才能に恵まれた人ではなく、自分がもっとも楽な方法で勉強できる人���
すべての勉強の基本は「国語力」にある。
理解しようとする前に、まず「知り合い」になる。知らないことは理解できない。
記憶は継続を反復で強化されるため、一冊の本を7回も通読すると記憶の定着度がかなり高まります。
時間をかけて、努力した人が、最終的に伸びていく。
天才ではない人が成功を掴むには、努力するしか手段はありません。逆にいえば、ほとんどの人に成功の道は開けている。
努力と勉強が本来持つ力とは、まさに不安や恐怖を乗り越えて、「前を向く力」与えてくれる。
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経験に則して率直な考え方を伝えている。
努力自体が楽しくなる=努力にハマる罠、人の心を動かすのは人柄ではなく言葉の運用力
厳しくもあるが一理あるかな
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二人とも「勉強」という科目で成果を出してきた人。
仕事ができる人とは違う。
特に山口氏はそのように見受けられ、勉強を仕事にされた経緯が分かる。
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自分に合った勉強法を探そうと思っている人におすすめ。
【概要】
●勉強への取り組みに対する気構え
●勉強するにあたってそもそも必要なものとは
●記憶の方法
●本の読み方
【感想】
●2人の著者が、思索編と実践編に分けて、勉強への取り組みについて書かれている。難しい表現を使うことなく書かれているため、短時間で読めて内容が頭に入りやすい。
●後半は3つのテーマによる対話である。読み物として面白い内容である。
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この手の本はよくあります。私も何冊か読んだことがあります。
本を読んでないなと思うと、こういう本を読んでモチベートさせます。
ただ、この本は今までのものよりよかったと感じています。
山口真由さんのことが非常に参考になりました。
東大卒の頭の良い方でテレビでもよく見かける方ですが、
天才型ではなく、根っからの努力型ということがわかります。
特に、自身でそれを言ってるだけの人は説得力に欠きますが、
それを中野信子さんが言っている点が説得力になります。
その努力の方向性がとにかく本やテキストを読むことと言っています。
1回でわからなければ、2、3回、そして、7回読むと書いてあります。
回数はどうでも良いですが、最初はどういう目的で読み、
次にはどういう目的で読み、最後はどういう目的で読むのかが参考になります。
それが記憶の定着にも繋がるとのことです。
ただ、そのベースになるのは読解力です。
その読解力は幼少期からの読書によるものということです。
それは今更、私には追いつけないですが、それでも参考になりました。
今からでもできることとしては、飛ばし読みをしないということ。
少なくとも内容をしっかり理解する読み方をする場合には読み飛ばしは厳禁。
理解ができてない人は読み飛ばしていることが少なくないとのこと。
実際に、私もそれだと思います。勝手に推測してしまうことで誤解するのです。
最後に、このやり方は山口さんのやり方で皆に当てはまらないことを
伝えています。私もそう思うが、アレンジすれば、私も使えると感じました。
以下は私の備忘メモとして、1〜7回目の読み方を残しておきます。
1回目、文章を1行1行読むのではなく、情報が集中している箇所、漢字を拾っていくように流し読むイメージです。
2回目、全体の構造がより頭に入ってきて全体像がとらえられるようになります。
3回目、全体の構造、アウトラインがより鮮明になります。
4回目、頻出するキーワードに注目しながら普通のスピードで読んでいきます。
5回目、キーワードとキーワードのつながりに注目します。
要旨を掴む作業が読書においてとても重要なので、4,5回目の2回に分けて行うわけです。
6回目、細部に目を向けていきます。キーワードの意味、関連性や具体例を正しく理解していきます。
6,7回目は内容を要約し、記憶に定着させます。
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東大卒業という結果を得た2人の、それぞれの勉強への考え方と取り組み方の紹介。最後に対話。
内容的にはさらっと読める。2人のタイプが違うところも、得意な事柄も、テレビで拝見してこんな人なのだろうなぁと思っていたそのままだったので、飾らずにかなり率直に執筆されたのだろうと好感が持てた。
これだと思って取り組んできた事柄がない私にとって、羨ましくもあり。せめて我が子ども達は、誘導するのは手遅れな年齢まで育っているので、やりたいと思ったことを邪魔せずに応援してあげたい。
今回、自分の子どもの奮起のために(努力が大事なんだとわかってもらいたいという切実な気持ち)手に取った。期待通り、努力が大事だということが明確に示されているが、子どもは読んでくれていない。
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元々、山口真由さんの7回読みや考え方に興味があり読みました。
この方の努力には脱帽です。
後半の中野信子さん、山口真由さんの対談形式の中身もなかなか面白く読めました。
今仕事でも、資格試験の真っ最中なので勉強するというスタンスを作る上でとても参考になりました。
読んで心に響いたところ
・「頭が固い」「発想力がない」と悩む人は、必要な情報量が足りていない
・天才でない人が成功を掴むためには、努力するしか手段はない
結構、ストイックな感じはあるけど勉強というものに対する考え方、やり方は参考になります。
そして、自分の様な一般人には未だに大学に行き学んでいるという話がすごく新鮮で、自分の仕事に関する資格試験を勉強するっていう考えはあったけど、興味のある分野・趣味の延長での勉強って言うのがなんだか衝撃でした。
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両サイドから何回も出てきた、「結局学ぶこととは自分を知ること」ってのがハイライトかなと。
成功体験系の読み物の「こうすればうまくいく!」みたいなものがビミョウなのは言うまでもなく。そこで最近だと科学的なアプローチをまとめたものも増えてきたけど、まあそれもデータを平均にならした結果であって自分がその分布のどこに位置するのかってのとはまた別の話だよねって話なので。
方法論は結局自分で試行錯誤して自分に合ったものをってことだなあ。
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【資料ID】 97200020
【請求記号】 379.7/N
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50198518
「どんな勉強をして東大にはいったのですか?」「子どもの頃から勉強がよくできたのですか?」幾度となくこのような質問をされてきた脳科学者の著者。
「勉強こそがわたしの人生を支え、成長させ、わたしをここまで運んでくれた大切なもの」といって独自の「7回読み勉強法」を編み出したもう一人の著者のニューヨーク州弁護士。
前者が放った「人に使われる人生でいいのか、、、何故なら人生は有限だから」という言葉・・・心に響きました。
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おふたりの勉強の捉え方を知ることができました。
私もこれからいろいろなことを学んでいきたいと思っていたので、そのヒントが少し掴めた気がします。
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二人の著者が、子供の頃からどのように勉強してきたのかを振り返りつつ、読者にも応用できるよう一般化を目指した本。勉強を楽しんでいる子供の特徴に、父親の教育への関わり方が共通していると言われているところが、興味深かった。父親が積極的に子供への教育に関わり、しかもよく話をする父親の子供は勉強をしっかりやっているというのだ。おしゃべり上手で教育パパ。
山口さんの勉強法の一つ、一冊の本を七回読み理解を深める「7回読み勉強法」が紹介されている。こんな方法をどうやって思いついたのか?とも思うのだが、論より証拠で実践してみたいと思った。詳細知りたい人は是非本書でご確認を。
著者のお二人はともに東大をご卒業されている。しかも超優秀な成績で。でも、天才ではなく、人一倍勉強に時間をかけてきて、脳みそを磨き上げてきたという。こんな人達でも、かなわないようなすごい人はいるというコメントがあった。そんな人達がいてくれるおかげで、我々凡人も助けられていることがあるのだろうなぁ。