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紙の本
強制不妊と優生保護法 “公益”に奪われたいのち (岩波ブックレット)
著者 藤野豊 (著)
相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに至った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う不妊手術...
強制不妊と優生保護法 “公益”に奪われたいのち (岩波ブックレット)
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商品説明
相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに至った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う不妊手術を強制する根拠・論理となった歴史を辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに到った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う根拠・論理となってきた歴史と、優生保護法が母体保護法と名称を変えた今もその構造は変わらず、問題は終わっていないことを明らかにする。【商品解説】
目次
- はじめに——なぜ今、優生保護法が問題になっているのでしょうか
- 1 優生保護法に至る前史
- 2 優生保護法の成立
- 3 優生保護法改正と人権侵害の強化
- 4 なぜ、ハンセン病患者は優性保護法の対象とされたのでしょうか
- 5 なぜ、優生保護法は一九九六年まで維持されたのでしょうか
- おわりに——“公益”と憲法
著者紹介
藤野豊
- 略歴
- 〈藤野豊〉1952年横浜市生まれ。敬和学園大学教員。著書に「「いのち」の近代史」「ハンセン病と戦後民主主義」「戦後日本の人身売買」など。
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優生保護法を支持する人間の多さを学べました
2020/05/18 14:51
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
障害者などの社会的弱者の皆さんに強制的に不妊手術を施し、健常人のみの社会を作ろうと制定されたかつての法律、「優生保護法」のわが国での歴史を、ブックレットという短い文章で簡潔に著した1冊です。
正直、昔は優生保護法を支持する政治家をはじめとする人間が、こんなにたくさんいたのか、堂々と優性思想を正しいと言い切っていたのか、と読み進めて背筋がゾッとしました。全59ページの構成で、値段も520円(税別)と安く、1時間もあれば十分に読み切れる内容なので、気軽に購読してほしい1冊です。