紙の本
これからを考えるきっかけに
2020/06/22 23:11
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投稿者:本屋ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ収束後のデジタル社会、働き方、会社のあり方などを考えるきっかけになりました。ページ数も少なく、サッと読めるボリュームでしたが、これからの社会や仕事の進め方を考える上での参考になりました。次巻が楽しみです。
電子書籍
腹落ちする言葉
2021/03/22 18:58
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投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の今だからこそ、企業の在り方が問われるということが、いっそう身に染みて感じられました。トランスフォーメーションをしなくては、生存競争に負けてしまう。
紙の本
10年後20年後を生き抜くために考えるヒント
2020/05/24 20:39
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投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書に書かれていることの軸になることは、L(ローカル)とG(グローバル)の経済であったり、産業再生機構やIGPIにおけるJALやカネボウ再建の話など、冨山氏の他の著書に書かれていることと重複することもあり、少し抽象的な内容も多い。
ただ、本書にも書かれているように、「歴史から学ぶ」ことの意義は大きい。
1997年の日本の金融危機や、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などを機に、それまでの価値観や常識がどのように変化したのか。逆に、何が変化しなかったのか。
歴史は繰り返す。これから先、また10年後くらいに大きな危機がやってくる可能性は高い。
それまでに何をしておくべきか。
流行りのDXに乗っかるだけではなく、真にCXを行っていくためにはどのような行動が必要か。
今後、10年後20年後を生き抜くために考えるヒントになる。
電子書籍
コロナショック・サバイバル
2020/05/20 15:00
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投稿者:ゾロリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の豊富な経験い裏付けられた、危機時の企業経営者のあるべき姿は説得力があった。但し、今回のコロナ危機は個別国、個別企業、個別業界のの不振とは異なり、全世界、全企業、全業界が直面している課題であり、これまでにない危機であることを踏まえると、本書の視点ではなくより包摂的な対応の必要性が読後感として残った
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【史上最大の危機、企業は個人はどうすべきか】経済危機の第一波は、ローカル産業壊滅(現況)。第二波で大企業がやられ、第三波は金融恐慌だ。コロナで世界はどう変わるか。
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コロナショックに立ち向かうリーダーへの激励本。
過去の著書の引用が多く、一貫した主張をしている著者なのかなと感じた。
今後の日本がワクワク上昇気流に乗れるよう個人としても出来ることを考えたい!
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あらゆる企業の経営危機の難局をいくつも乗り越えてこられた冨山和彦さんの、緊急提言本。経営に携わっている方や経営者を目指す方にとってはサバイブ・ノウハウとして非常に参考になる一冊と思います(今まさに経営危機を乗り越えようとしている方は読む暇ないと思いますが)。
この本は儲けのために書かれている訳ではない(と推察する)ので、既に冨山さんが各メディアで語っている内容も多分にあり、NewsPicksやNHKで冨山さんが出演されたコロナ特番をご覧になられた方は最初ほどの衝撃はないと思いますが、提言の根拠となる実体験が詳細に書かれており、よりリアリティと納得感をもって読めると思います。
※NewsPicksの番組は冨山さんの他に、Yahoo安宅CSO、慶大宮田教授、落合陽一さんなど豪華ゲストが集結し、withコロナ時代の社会や経済の在り方を議論しているのですが、目からウロコの見方が続出で大変興味深い番組でした。超オススメです。
【落合陽一】Withコロナ時代の日本再生ロードマップ
#NewsPicks #WEEKLYOCHIAI #緊急事態宣言
https://newspicks.com/live-movie/638/?utm_source=newspicks&utm_campaign=np_urlshare&utm_medium=urlshare&invoker=np_urlshare_uid3695632
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『コロナショック・サバイバル』は、4/7に7都府県に対して出され、翌週4/16に全国に拡大された新型コロナによる緊急事態宣言もまだいつ収まるのかも不透明な4/30に急遽出版された。著者の冨山氏は、産業再生機構時代にカネボウ、ダイエー、JALなどの企業再生に関わった。
コロナショックは、20年前のバブル崩壊後の金融破綻、10年前のリーマンショックとその後の東日本大震災といった危機に続く大きな危機だが、これまでの危機とは大きく異なる点がいくつかある。それはまずコロナの影響がグローバルであること、それが日本のバブル崩壊や東日本大震災のときと異なる点だ。中国というグローバル経済の成長を牽引するような巨大市場が今回はないことも大きい(中国はすでに大きく成長し、成熟してしまった)。さらに大きな相違点は、今回の経済の影響が金融セクターではなく、観光、宿泊、飲食、エンタメ、小売り、住宅などのローカル経済をまず痛めるということだ。『なぜローカル経済から日本は甦るのか』において著者は、ローカル経済が日本のGDPや雇用に占める割合の大きさを示したが、今回そのローカル経済から影響が始まることが大きい。そういった考察から、今回のコロナショックは、過去の危機をその広さと深さと長さにおいて大きく上回る可能性があると指摘する。
著者らの分析では、今回の危機はまずローカル企業(L)から始まり、グローバル&ローカルな消費停滞によるグローバル企業(G)に影響が波及し、そしてグローバル企業の資金繰り悪化を受けて金融システム(F)の破綻につながるのが最悪のシナリオになる。この流れを何とか食い止める必要があるのだ。その中でも優先するべきは、「財産もなく収入もない人々」と「システムとしての経済」であるという。今の政府の対策は十分なものなのかはわからない。もちろん100点の回答はないことは明らかであり、今の手厚い対策は将来の負担増や打ち手を狭めるリスクも負っている。著者が強く主張するように、危機が去った後、不必要になった手当が残存するようなことは避けなくてはならない。下手な邪魔や、自己満足のための不満の表明などは控えて、個人としての対応策を練るべきなのだろう。
おそらく今回の危機で、もともとの基礎体力がなかった企業は倒れていくだろうと予測する。手元流動資金の潤沢さ、平時における稼ぐ力(営業キャッシュフロー)、自己資本の厚み、が命運を分けるだろう。きちんとした経営がきていない基礎疾患を抱えたゾンビ企業はここで息の根を止められることになる。しっかりとした経営をしてきた企業が、これを機会として優位性の確保や買収などを通してさらに強くなることが期待されている。
著者は、この危機に際して、TA (Turn Around)からCX (Corporate Transform)にまで進んだ企業が次の世代にも生き残るのだという。それはこれまでの日本におけるローカル企業の低生産性と低賃金、グローバル企業の停滞を転換するきっかけとしなければならないのかもしれない。基礎疾患を抱えている企業は退場を迫られるかもしれないと著者はいうが、日本という国家も基礎疾患を抱えていることは明白である。舵取りを誤ると、事態を回復しようもないほど悪くしてしまう可能性もありうる。今のコロナショックは、将来必ず歴史の教科書に書かれるものだ。その危機をどう乗り切ったのかが、企業、国、世界といったレベルで記憶されることになる。その中で通信産業が果たすべき役割もあるはずだ。
本書で書かれたことは、まずは、簡単な現状分析と、それに臨むための危機における経営の心得やべからず集といった一般的なことがらである。具体的な提言について、著者は続編を準備しており、6月にも刊行予定だという。それまでにコロナの収束状況については今よりも見えてきているに違いない。日本的経営というものの病理をあぶりだし、いかにしてCXにつなげて生産効率を高めるのかということが論じられるのかもしれない。新しい働き方や人材獲得のロジックが語られるのかもしれない。その先に、都市集中から地方のコンパクトシティの推進というものを進めることを主張するのかもしれない。いずれにせよ、どういうものになるのか、期待したい。
(参考)
【修羅場の経営の心得】
(1) 想像力 - 最悪の装置を置き、最善の準備をせよ
(2) 透明性 - りそな再建の教訓: Bad Newsをあからさまにせよ、信用毀損をおそれるな
(3) 現金残高 - 短期的なPL目標は本気で捨てろ。日繰りのキャッシュ管理がすべてだ
(4) 捨てる覚悟 - 何を本当に残すか、迅速果敢な「あれか、これか」の「トリアージ」経営を行え
(5) 独断即決 ー 戦時独裁ができるトップ、姿が見えるトップを選び、真の「プロ」を集めて即断即決、朝令暮改
(6) タフネス - DRAM産業(エルピーダ)喪失の教訓 - 手段に聖域を作るな、法的整理でさえ手段に過ぎない
(7) 資本の名人 - JAL再建の教訓 - 2種類の「お金」を用意せよ
(8) ネアカ - 危機は、新たなビジネスチャンス!「国民感情」に流されず投資や買収に打って出よ
【修羅場の「べからず」集】
・見たい現実を見る経営
・精神主義に頼る経営
・人望を気にする経営
・衆議に頼る経営
・敗戦時のアリバイ作りに走る経営
・現場主義の意味を取り違える経営
・情理に流される経営
・空気を読む経営
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『なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略』(冨山和彦)のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4569819419
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ネットで必読との評判から手に取ったが、まずはCOVID-19を受けて経済構造はどのように変化するか、企業はどのように備え動くべきかを噛み砕き、簡潔にまとめてくれている印象。より具体的な処方箋は続編にて、とのことなので、そちらに期待。
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コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
著:冨山和彦
<所感>
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コロナショックの経済への波及ルート等、前半部分は頭の整理に良い
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危機にあっての経営手腕、という点では、「言うは易く行うは難し」感は否めないものの、まぁそうだよね、という印象
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具体的なCX(Corporate Transformation)については、後編を出版予定らしく、この本だけでは立ち入れていない
<メモ>
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過去、危機の局面をその後の持続的成長につなぐことに成功した企業は、危機の克服や事業再生、すなわちTA(Turn Around)モードを引き金としてCX(Corporate Transformation)を展開した企業である。
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今回の危機は、感染症リスクに備えるために人々が様々な経済活動を控えることから生じている点で実体経済から始まっている。金融サイドから始まった経済危機であるリーマンショックとは順番が逆であり、その分、私たちが受ける影響は直ちに強烈なものになる。
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L型産業群は今やわが国のGDPの約7割を占める基幹産業群である。
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危機の時代は、同時に政治や経済や産業の大きなパラダイム転換の起点、あるいは分岐点になっている。危機によって既存の仕組みが壊れ、既得権者が大きく傷み、色々なことが流動化するために、大きな変化が起きやすくなるのだ。今回のコロナショックも、後から振り返ると世界にとっても日本にとっても大きなパラダイム転換のきっかけ、新しい時代の幕開けとして振り返られる可能性は高い。
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過去の経済危機の歴史において、同じ業種でも企業の生死を分けたのは、要するに危機到来時における、手元流動性(現預金)の 潤沢 さ、金融機関との従来からの信頼関係、そして平時における稼ぐ力(特に営業キャッシュフローの厚み)と自己資本の厚み、以上である。
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修羅場の経営の心得(4)──捨てる覚悟 何を本当に残すか、迅速果断な「あれか、これか」の「トリアージ」経営を行え
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修羅場の経営の心得(8)──ネアカ 危機は、新たなビジネスチャンス!「国民感情」に流されず投資や買収に打って出よ:「国民感情」や「社内の空気」などという実体不明のお化けに惑わされず、「理屈通り」にやるのが経営である。
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仮にちゃんとしたクリデンシャルに裏打ちされた経歴を持っていても、危機の経営においては平時の頭の良さ、英語でいうbook smartだけでは役に立たない。米国の有名ビジネススクールでトップ5%に授与される優等賞を取っていてもso what? である。モノを言うのは修羅場の実践経験に裏打ちされたstreet smart度合いである。
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今回の危機を乗り越えられても、次にまた同じような危機に対峙したときに、自分たちの会社や事業は生き残れるのか? この生産性、競争力、財務体力、経営力でこんな時代に持続性、サステナビリティがあるのか? について真摯に考える必要がある。
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経済危機に強いビジネスモデルは、基本的にリモートな方法でソリューションサービスをリカリ���グ(繰り返し利用、定期購買利用)型で提供するタイプのビジネスモデルである。→保険の可能性
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今はローカル経済(飲食店など)が大打撃を受けてるが、その後にグローバル経済(自動車や高単価商材)が影響受ける、その中に不動産も入ってる。
リーマンショックはアメリカ金融から波及したが、今回は各国のローカル経済から波及するから、リカーリングモデル(買い換え系)とか少し我慢すればええやん商材の消費が落ち込むというのは納得感がある。
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まず、コロナショックについて。時間軸的にはL(ローカル)な経済圏の中堅・中小のサービス業が打撃を受け、次にG(グローバル)な経済圏の世界展開している大企業とその関連の中小下請け企業へと経済収縮の大波が襲っている。この段階での衝撃を受け損ねると、次は金融システムが傷んで今度は金融危機のF(ファイナンシャルクライシス)の大波が起きかねないというのが冨山さんの見方。そして、厄介なのは、この第二波は日本自身が国内の爆発的感染をうまく抑え込めても、主要市場である欧米で今のような状況が続き、後述する中国が爆発的な大量消費モードに戻らなければ、日本のグローバル大企業や関連する地域の中堅・中小企業に押し寄せてしまうことで、ことは日本だけの問題では済まないという見方。全く違和感は有りません。
こうした見方に対して、企業の生死を分けるのは、1)手元流動性(現預金)の 潤沢さ、2)金融機関との従来からの信頼関係、そして3)平時における稼ぐ力(特に営業フローの厚み)と自己資本の厚みだという。まずは利益よりキャッシュを大事にしろというのはTAのコンサルとしての経験が言わせるもの。判り易い。そして、経営は調整型ではなくトップダウンで、現実を見た正しい判断をすべき言っている。当該企業がもともと持っている組織能力、コアコンピタンス(企業の中核となる強み)に磨きをかけ、既存事業の競争力、収益力を持続的に「深化」させるとともに、イノベーション領域の新しい事業シーズを「探索」し、投資して取り込む組織能力をも具備した「両利き経営」ができる企業体へと進化しなければならいというのが結論だと思う。来月にはCXに関する本、いわゆるこの本の続巻が出るらしい。注目されるのはDXではなくCX。CXとは、破壊的イノベーションによる産業アーキテクチャーの転換が続く時代に、日本企業が会社の基本的な形、まさに自らのコーポレートアーキテクチャーを転換し、組織能力を根こそぎ変換することらしい。続巻が楽しみ。
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https://www.silkroadin.com/2020/05/blog-post_12.html
星7
本書は「コロナショックという修羅場を生き残るための経営を共有する。」という目的で
冨山和彦氏によって一週間で書き上げられ、緊急出版されました。
全118ページ、厚みのない本なのですが内容はかなり濃く読みごたえがあります。
特に、第2章の「企業が、個人が、政府が生き残る鍵はこれだ」が非常にリアリティのある有益な内容です。
企業の成長や生き残りを考える際に重要視されるのは優先順位です。
優先順位の話になるとよく登場する火災や外科手術の例えがわかりやすいのですが、
本書の、トリアージという医療の言葉を使った「トリアージ経営」についての記述が的確でした。
他、コロナショックによって社会がどうなるか、危機が世界に与えてきた作用などが巧みに書かれた良書です。
コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画/冨山 和彦
是非ご覧ください。
また続編、コーポレートトランスフォーメーション 日本企業復興計画も
2020年6月刊行予定です。こちらも要チェックです。
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力強いメッセージが書かれているが、当然といえば当然といえるが、コロナの現状から未来を予測している本ではない。
企業再生時のリーダーの心構えが書かれた本。
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・新卒一括採用で終身年功制のサラリーマンとなり、同質的、連続的、固定的なメンバーで一つの会社で集団的な改良的イノベーション力、オペレーショナルエクセレンスで延々と戦い続ける。この「日本的経営」を軸とした会社と社会と人生のモデルが成り立たなくなっている。
・事業モデルと競争メカニズムの変化が要求する組織能力の変異幅が、改良的な範囲で済むときは、同質的、連続的、固定的メンバーで構成された組織は強い。しかしそれを超える、スポーツにたとえれば野球からサッカーに代わるくらいの変異幅になると脆さを露呈する。今の日本企業、特に旧来の大企業の現実。。。