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アイデアハックが出版されたのがもう15年ほど前でしょうか。著者の本においては仕事がサクサク進むもののように見えるから不思議です。
で、この一冊ですが、なかなか評価が難しい本だなと思いました。コロナ禍のなか、在宅勤務がじわじわ広がる世の中的には、この本の内容が参考になる方も多くいらっしゃることと思いますので、その意味では時流に乗った一冊といえるでしょう。
一方、すべての在宅ワーカーがこの本にあるようなことを導入できる状態にあるかといえばまったくそんなことはなく…。子育てや介護をしながら在宅勤務をなさっている人、スペースや経済的な問題からさまざまなアイテムの購入や設置が困難な人などもいらっしゃることでしょう…。
また業種による差もありそうです。仕事時間中に英会話レッスンの予定を入れると言われても、そこまで自由度が高い仕事をしている人ばかりではありませんしね。
そう考えていくと、この本で提唱されていることは著者さんのお立場ならでは、というものであって、その点は割り引いて読まなければいけないなと思いました。なんだかとってもバラ色の世界(というかリア充っぷり?)を見せてくれているように思いますが、現実は決してそんなケースばかりではない、そんなことが想起され、やるせないような、苦しいような、なんだか複雑な気分になっていることが、この本の内容を手放しで評価できない要因なのかもしれません
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在宅勤務・テレワークにおけるテクニック・指南書の類かと思いきや、在宅勤務の持つ可能性や有用性を指摘し、それが今後の世の中のあり方や個人の働き方・生き方にも大きな影響を及ぼすのではないかということに気づかされる良書。コロナ禍における最大のパラダイムシフトって、会社に定時で出勤して働かなくても会社は回っていくし、自らその中で何をするかを見出さなければどんどん自分の価値は落ちていくということがより一層鮮明になったことだと思う。そして進化するデジタルガジェットについていけなければ置いていかれるのかなと不安にもなった。
また、テレビ番組のロケが行われず軒並み過去の番組が再放送される中、気軽に撮影できる新作を出し続けられるYouTuberに着目し、マスメディアから個人のメディアにシフトしたという指摘も感心させられた。プロフェッショナルとして個人の情報発信を行うことの重要性も肯ける。
しばらくお休みしていた読書の復活第一発目がこの本でよかった。
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人の目がなくなったことで、できるようになる事はたくさんあると思う。特に、音声入力についてはなぜ今まで気づかなかったのだろうと思うほど。この文章も音声入力しているが、いつの間にかここまでやりやすくなっていたのか!という驚き。
キーボードを叩いている事が仕事なのではなく、ぼーっとしているように見えるが考えている、って時間の方が長いのは当たり前だと言うことに気付けて良かった。自分は在宅勤務になって、全然パソコンに向き合っていないし、仕事をしていないのではないかと思っていたが、職業柄これでよかったんだ!
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在宅勤務をするためのノウハウがまとめられた本。
まさにコロナ禍の中在宅勤務をぜざるを得ない状況になった今必要な本。
環境面、行動面、情報共有、整理の仕方、健康管理の仕方について、ノウハウや注意点をまとめており、参考になった。
部分在宅勤務勤務ももう4か月が経ち、大分慣れてきたが、この本にあるノウハウを適用して成果を出せる在宅勤務を継続して行きたい。
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一つ一つの在宅勤務Hackはなんとなく知っているものも多いが、しっかり推しきって細部を説明しているので、読みやすくて理解しやすい。自分に合ったものが一つでも見つけて試していきたい。
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コロナ渦において加速したら在宅ワークについて、ポジティブに捉えて何倍ものアウトプットを実現する可能性がある、と。
筆者自身も会社勤めを辞めたあと在宅中心にhackを生み出して、二足どころではない何足ものわらじをはいてきた。
一方で勤務評価のが変化する。
通勤時間が無いなどの時間的なアドバンテージが産み出される一方で、会社にいた時間でなく成果による業務管理が行われて、生産性の低い人があぶりだされる。
この著書でも筆者の生産性、効率アップのアイデアやツールがバンバン紹介されている。
・第一章環境整備ハックより
仕事に集中しよう、という意志の力を信じるのではなく、つい仕事に集中してしまう、という環境の力を信じてそれを構築する。
照明、ダイソンlight cycle
イス、ゲーミングチェア 骨盤を立てて座る
ディスプレイ、49インチのウルトラワイドディスプレイ
SidecarWhitepaperでデスクトップ拡張
トラックボールマウス
音楽、カフェミュージック、study beats
イアホン、SONYネックスピーカー
香り、アロマ
ベランダをオープンカフェとして活用
庭と日本人では庭はマレビトとしての神様をお迎えする場所、これがベランダに相当
・第二章行動管理ハックより
着替えでオンオフ切り替え
仕事をはじめるルーティン、作業は23分すると集中できる
ストレッチで頭を再起動、潜在意識はいわばOS、その上でアプリケーションが顕在意識として動く、
OSの処理速度が遅くなっているなら、体動かして空っぽにする、
ポモドーロテクニック、25分集中して5分休む
フロー状態が集中力MAX
午後3時に締め切り
時間割をつくる
朝はアウトプット、夜はインプット、睡眠中は問題解決
睡眠中は脳のデフラグが起こり問題解決する
自分へのアポは、時間の天引きをしておく
場所をローテーションする、場所によって得意不得意な仕事内容がある
7割完成で、リリース
究極のフロントローディングは打ち合わせ中に提案すること
インプットの日をつくる、自分R&D、美術館に行くとか、勤務時間の20%は自分R &Dに投資するべき
ニュートン時間とベルクソン時間、
・第二章コミュニケーションハックより
在宅は電話連絡NG、機密事項以外にはコストの高いコミュニケーションであり、グループチャットなど利用すべき、slackなど
朝メール夜メールで進捗共有、今日のひとこと入れる
asanaプロジェクト管理アプリ
脱出チャンネルでタスク管理
・第四章情報管理ハックより
紙の書類が抱えている3つの問題、スペースを取る、持ち運びが大変、検索性が低い
Office lensでデータ化、スキャン
ポケットひとつ原則
eight
Free
本は自炊しない、本棚の効果
関係ない分野の本で教養を身につける散歩
現場で目に見えない情報を収集、現場直行
音声入力で大量にアウトプット
ストックと流動、オフィスでの考え事はサボっているように見えるが仕事の本質は知的生産であり、キーボードを打つ時間��仕事でも何でもない、将棋棋士の駒を動かしている時間のようなもの、インプットの大量のストックがなければ、溢れ出すアウトプットはできない
・第五章メンタル&ヘルスハックより
血糖値スパイク回避、Free Styleリブレ
睡眠は質、テンピュールのマットレス、withing sleep
昼寝ではなくパワーナップ、テンピュールのスリープマスク、花王めぐリズム蒸気ホットアイマスク
ネックレスト、カルデラReleaf
自分だけの回復魔法、タピオカジュースとか
ワークロケーション
・第六章副業ハックより
noteでコンテンツストック
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一部,在宅勤務と無関係と突っ込める内容もあるが,自分にも使えそう,という内容をうまく自分なりにアウトプットできるHackを活用したい.
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実践したいこと
・在宅前に化粧したり着替える
・25分仕事して5分休む
・朝アウトプット夜インプット
・自分へのアポで時間を天引きする(自己啓発などの時間)
・インプットの日を作る(新しい場所や美術館にいく)
・英語を流しながら仕事(音声コンテンツでインプット、 英語をブラッシュアップ)
・料理は器を変える
・本棚を置く
・フォルダ名は日付ファイル名で統一
・本屋にいく
・めぐりずむで目を休ませる
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<要点>
在宅勤務に潜むリスクをポジティブに転換し、これまでの何倍ものアウトプットを実現する
・オン・オフの切り替えをし集中力を高めアウトプットを最大化する
・チーム連携・情報処理・コンディション維持などの環境を整える
・自由な時間を用いて、自分の可能性を広げ、新しい収入源を得る
<感想・取り入れたい点>
・ポモドーロ・テクニック:25分集中/5分休憩。5分の休憩にストレッチ等で体を動かすと効果的
・時間割を決める。やることの時間を決めてしまう。3時を締め切りに設定する。
・早めにリリースしてアップデートを頻繁にする。最初の打ち合わせ中に提案してしまう。
・在宅勤務は労働の非同期化。同じ時間帯に働いていなくても大丈夫な仕組みで行う。
・環境を変える。ベランダで働く。外に散歩に行く。現場を見る。
<評価・おすすめ度>
・在宅勤務でアウトプットを増やすためのヒントがたくさん詰まっている
・定期的に読み返してアイデアを取り入れていきたい本
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リモートワークにおけるテクニックやガジェットの話にとどまらず、リモートワークというのは働く場所が変わることではなく、仕事の在り方や価値観が根本的に大きく変わることなんだと教えてくれる本。
私自身は既にリモートワーク化して5か月以上経ちそれなりにIT環境も整っている会社にいるため、既に実行済みの内容も含まれてはいましたが、実践的な内容が多いため試してみよう!と思うこともいくつかありました。
時代の変化を捉え、テクノロジーを取り入れたり考え方をシフトしたりと、積極的に自分自身を進化させていかなければいけないなと感じました。
リモートワークに可能性を感じている方はもちろん、リモートワークの良さは分かりつつも実際に上手くパフォーマンスを発揮できていなかったり、課題を抱えている方にもオススメです。
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過去のHACKSシリーズからでは久々に読んだ1冊。
2020年現在の事情に相まって在宅に絞ったHACKSの内容。在宅での仕事を考えるとき、やはり環境や行動をどう整えるか?が重要だと思えた。
更に、在宅によって発生するメンタル問題やコミュニケーション問題も取り上げており、今後在宅が進む世の中になった場合には、その都度参考にできそうだ。
※以下は主観。
ただ、IT後進国といわれるこの国の至る所で、ここまでの領域にたどり着けない会社や個人の方が多い印象もあり、揺り戻しのように、以前のような(現時点でも戻りつつある?)電車通勤、会社での業務、PCが使えない人たちに合わせる形態に戻る予感もある。
そのため、個人レベルで在宅でも仕事や個人活動ができるように、考え方やスキルアップはしておきたいと思えた。
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在宅勤務が引き続き継続する中、そのHack的な内容が網羅的に含まれている。脱出チャンネルであったり、今後のあるべき姿なども、著者の考えが所々に散りばめられており、参考になる。
Work from lifeとの考え方は今後のコロナウイルスの感染拡大によるテレワークの継続により新たな考え方として非常に賛同するものである。
特に「自宅での生活が豊かになればなるほど、気持ちも豊かになり、さらに仕事のアウトプットも豊かになるという好循環」との意見に、強く賛同する。
●脱出チャンネルでタスクを管理する
タスクの管理を、SlackやMicrosoft teams のチャット機能を使って行うというハック 、脱出チャンネルです。これはタスクに対して専用のチャットを作成して、そのタスクを終了した人から脱出するというもの。例えば、年末調整申告書の提出と言ってタスクについて専用チャットを設定し、そのタスクをしていなければならない人を全員招待します。年末調整に関連する質問も、そのチャンネルで行いながら、提出を終了した人からそのチャットからの離脱が許されるのです。これであれば、今誰がタスクを終了していないのかが一目瞭然ですし、既に終了した人はチャンネルから脱出することで、このタスクにまつわるやり取りから解放されます。自分とは関係ないやり取りで、イライラさせられることもなくなるのです。
●テレビ会議を生産的に帰る議事録ドリブン会議
ズームの画面共有の機能を使って、議事録の画面を表示して議事録を作成しながら進めていくのです。議題に対しての発言を、議事録担当者が記録して行き、その場で参加者の合意を取ってきます。そして、会議が終わる頃には、全員の合意が取れた議事録が出来上がるというわけです。出来上がった議事録は、そのままチャットツールで参加できなかったメンバーも含めて共有します。ズームでの空中戦のやり取りがしっかりと文字として残るので、在宅勤務の非同期性にもピッタリ寄り添うことができます。そして、誰もが議題から外れたとんちんかんな議論をしなくなるということです。全員の注意が議事録に向かっており、会議が迷走することがなくなるのです。議事録も、書き残した部分があればすぐに気づきますし、すべての議題について結論が出たのか、もしくは結論を先延ばしにしたのかが、全員で共有できるのです。
●音声入力によって、キーボード入力の遅さということのネックが外れ、顕在化したのは何か。実は、思考のスピードこそが、私たちのアウトプット速度のボトルネックだったという残酷な事実でした。さすがに、考えるよりも先に入力することはできません。そこで必要なのが、次に紹介する思考のスピードアップのハックです。音声入力のボトルネックは、思考スピードです。当たり前ですが、考えてもないことを喋ることはできません。実際に音声入力やってみるとわかるのですが、喋ることがなくなって悩む時間が結構多い。もっと早く思考ができれば、どんどんアウトプットできるのにと、誰もが思うことでしょう。音声入力のコツは、この思考スピードということの根っこを、いかに外していくかにあります。���うやって外すか、そこにはコツがあります。音声入力する時には、いつも、その直前にある程度考えを整理しておきます。その時に、一字一句を準備しておくのは、実は効率が悪い。用意した言葉を言い切ったら、そこで入力が終わってしまうからです。セリフを準備して、その台詞をそのまま言うという順序だと、結局、セリフを考えるという思考が細切れになって、思考のスピードは上がっていかないのです。
●インプットし続けた後、大きなダムが貯水量いっぱいになって溢れるように、イメージは現れてきます。インプットなくして、アウトプットはありません。インプットの人こそが、溢れ出すアウトプットの前提なのです。在宅勤務によって、膨大な量のインプットができるようになりました。他人の目を気にすることなく、イメージを広げ、高速にアウトプットすることができるようになれば、オフィスで働いているよりも、何倍もの成果を上げられるようになります。この感覚は、在宅勤務を始めて10年以上たった今、いよいよ強い実感を伴って、私が感じているものです。
●在宅勤務は、英語で Work from Home と言います。ホームは、もちろん自宅という意味ですが、私はそれよりも少し広い意味で、居場所ととりたい。私たちは、これからそれぞれの居場所に立って、そこから仕事をするようになる。この場所から、自分らしいやり方、自分にしかできないやり方で、会社に、社会に、世界に貢献していくことになるのです。ワークライフバランスという言葉が一般に普及して、働き方改革が進められてきました。残業が減り、人生とのバランスのとれた働き方が実現していきました。新型コロナウイルスの問題は、それを一気に推し進めました。その結果見えてきたのが、ライフが充実することによって、ワークも充実していく。Work from lifeとも言うべき状態でした。自宅での生活が豊かになればなるほど、気持ちも豊かになり、さらに仕事のアウトプットも豊かになるという好循環です。
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コロナ禍のせいで在宅勤務を経験した方は多いと思います。(私もその一人では御座いますが。。。)そんな在宅勤務の割合が増えていくと予想される昨今、「どんなアイテムを持っていれば生産性が上がるか」や「どんな行動や考えを持てば精神も肉体も健康を維持出来るか」という事について詳細に書かれており大変参考になります。個人的では御座いますが、著者・小山龍介さんには是非、第二弾を出して頂ければと思ってしまいました。
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空気質モニターで空気の質を監視する。
仕事はやり始めたら23分続けると、やる気が出る。
取り掛かる作業のハードルを下げる。
ポモロードテクニックで集中する。25分作業、5分休む。
午後三時に締め切りを入れる。
朝はアウトプット、夜はインプット、睡眠中に問題解決する。
自分への時間を天引きする。自分とアポを取る。
scannerはマイクロソフトオフィスレンズを使う。
フォルダー、ファイル名の命名ルール。かぶらないものは日付。名前に日付を入れる。
本屋にいって、直接関係のない分野の棚を見る。今何が議論されているかがわかる。
普段読まない雑誌、女性誌などを読む。
仕事をしながら音声コンテンツでインプットする。
radiko、appleのpodcast、Audible、Voicy、Himarayaなど。
英語コンテンツを聞く。Podcastのmonocle24
音声入力は、全体のイメージができてから話を始める。
インプットがなければアウトプットできない。
考え事をするときは速足で歩く。
血糖値を測る。Freestyleリブレ。
Noteで雑誌のように情報発信する。
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ちょっと緩めの情報収集本に思えますか、フローの法則を使用していたり、ビジネス系本を読んでる人なら、あぁ、この要素を応用するんだな、ということが分かると思います。
結構いろんな面からリモートワークをサポートすることが書いてあって、仕事の仕方やメンタル、体調など、リモートワークが続いてなんとなく不調を感じている方にはとっても良い本だと思いました。