シニアのための なぜかワクワクする片づけの新常識 （朝日新書）

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投稿者：舞　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

YouTubeで動画を見るうちに寄せる片付けの「最初から捨てない」優しい思いやり深いやり方に惹かれて読んでみました。二日で読み終わり、とても満足のいく読み物でした。
祖母が亡くなった後、父が亡くなった後、17歳まで長生きした犬が亡くなった後、遺品のほとんどを捨ててきました。
「思い出で部屋は片付かない」と母を叱りつけ、死んだ人のものを置いていても仕方がない、死んでしまった犬のものは他の犬を飼っている人に譲って使ってもらったほうがいい。
喧嘩を繰り返して物を減らし、それでも家は片付かず、今も片付けたい私と「私が死んでから好きにして」という母とバトルの日々です。
この本を読み、私がやるべきは「いるいらない戦争」ではなく母が好んで集めた高い食器や陶器のお人形のギャラリーを作ってあげることだと思い至りました。
それはそれは立派なコレクション棚があるのに何年もその前には山ほどの服とカーテンが詰まったゴミ袋が積まれ、そのゴミ袋の山の横で母は寝ているのです。ゴミ袋を寄せて、コレクション棚を磨いてみようと思います。

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投稿者：なつめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

片づけ方の要点が、わかりやすくてよかったです。シニアになってからの生き方ともかかわってきて、興味深く読むことができました。

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投稿者：ピーちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

片づけるためには捨てる！と多くの本が言っているが、この方の考えは「寄せる」。
歳をとるとあまり捨てすぎると思い出が一気になくなって切なくなる。
「終活」という言葉も一般化しているが、その言葉には希望がない。
空間を自分の次の目標にむかって作ることで、希望のある片付けが実現するみたいだ。
とても心温まる考え方だと感じた。