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紙の本
じごくゆきっ (集英社文庫)
著者 桜庭一樹 (著)
みんなの愛玩動物、由美子ちゃんセンセと一緒にわたしは退屈な放課後から逃げ出した−。表題作のほか、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の後日談「暴君」「脂肪遊戯」など全7編を収...
じごくゆきっ (集英社文庫)
じごくゆきっ
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商品説明
みんなの愛玩動物、由美子ちゃんセンセと一緒にわたしは退屈な放課後から逃げ出した−。表題作のほか、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の後日談「暴君」「脂肪遊戯」など全7編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
なにから逃げるの? どこに行くの?
わたしをひとりにしないでねっ。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の後日談を含む全7編を収録。想像力の可能性を信じる、桜庭一樹10年間の軌跡。
かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。あまずっぱじょっぱい、青春譚――「じごくゆきっ」。
ぼくのうつくしいユーノは、笑顔で、文句なく幸福そうだった。あのときの彼女は、いまどこにいるんだろうか。ユーノのお母さんの咆哮のような恐ろしい泣き声。僕はユーノにも、その母親にも追い詰められていく――「ロボトミー」。
とある田舎町に暮らす、二人の中学生――虚弱な矢井田賢一と、巨漢の田中紗沙羅。紗沙羅の電話口からは、いつも何かを咀嚼する大きくて鈍い音が聞こえてくる。醜さを求める女子の奥底に眠る秘密とは――「脂肪遊戯」。
7編収録の短編集。
【商品解説】
収録作品一覧
暴君 | 7−49 | |
---|---|---|
ビザール | 51−108 | |
A | 109−140 |
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普遍的なテーマ
2020/07/21 17:55
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族のしがらみから抜け出せない、少女の葛藤をテーマにした短編ばかりです。大人になれない教師と、大人びた生徒の倒錯を描く表題作が秀逸でした。