紙の本
あつさんって
2023/08/24 11:55
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
あつさんって、篤姫のことだよね。
品川で女中さんと語らうとは。
主人公とベッタリしすぎない登場人物が良い塩梅です。
紙の本
時代小説版赤毛のアン
2021/02/24 19:45
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説版赤毛のアンであることに2冊目でやっと気が付きました。幕末という時代でこれから色々とありそうですが、健気で可愛いおやすを応援したくなります。
紙の本
それぞれの事情がおやすを取り巻く
2021/12/25 16:07
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
新メンバーのおあつさんとおみねさんがいい味出しています。少しずつ動き出す2巻。江戸時代も現代と同じで歯痒いことも多いのだと心に染みました。
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料理人としての腕をどんどんあげてゆくあんちゃん。
見習いとしてではなく、どんどんお店の中心で働いていく中で、親に女衒に売り払われて、紅屋を追い出されたらどうしようと思う切実な思いが哀しい。
その中で思うように生きてゆくことができないことを嘆くお小夜さまや紅屋の親戚から見習いに出てきているちよの言葉に、心に小さな傷をつけるあんちゃん(´;ω;`)
でも、そうはいってもみな同じ部分もあって、好きなように生きられる人はほとんどいない。それは現代でも同じ。
その中であんちゃんがであったおあつさん。優しくて、猫が好きで、婚儀のために薩摩から出てきた彼女のとの交流や女郎から女料理人となったおみねさんの生き方に大きな影響を受けるあんちゃん。
春は別れの季節だけど、花が咲くのも春なんだよと声をかけたくなります。
続きが楽しみ♪
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大好きな仲良しのお小夜さま、お団子屋で
出会ったおあつさま。品川宿の老舗宿屋「紅屋」の
台所付き女中見習い・おやすは、人として、
女料理人として、一日一日を大切に生きていく…。
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シリーズ第二弾。
仲良くなったお小夜さま、団子屋で知り合ったおあつさま。
それぞれお嫁入りが決まり、別れの日が近づくにつれ寂しさを感じる一方、自分とは全く違う世界、生き方を知った、おやす。
店の造り、商売の仕方の何もかもが斬新な話題の料理屋「むら咲」で、女料理人のおみねの包丁さばきと料理の腕に、おやすは思わず見惚れてしまう。
その後偶然出会ったおみねとの会話から、その全てに筋の通った理由があることを知る。
おみねはとても強く、賢く、美しい人だと思う。
そのおみねに挑まれた、料理人としての勝負の行方も気になる。
弟のように可愛がっていた勘平も、この先どうなるのか。
出会い、別れによって、少しずつ成長していくおやすの今後が楽しみだ。
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お勝手のあんシリーズ第2段。
やすを取り巻く人々が善人すぎて、料理人として努力している感が薄い。
小夜やあつこ・おみねたちの方が悩み、諦め、それでも前に進んでいく強さを感じる。
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続けて続編も読了
高田郁さんの「みをつくし」と比較されることもあるようだが、個人的にはまったく違うと感じてる。
まだまだ料理人でもないし、ね。
でも、これいいわ。今回はおそらく誰がどう考えても
篤姫が登場しているし。時代背景がとてもわかりやすい。
そして、ついね、河鍋さんもね、wikiみちゃったりしたんだけども、うん。あんは、なかなか面白い趣味なんだね。
もう政がいい。何歳設定なんだろうと、かなりひっくり返してもみたんだけど、見つけられなかった。
あんまり老人じゃなければ、ずっと登場してくれるんだろうなあ、と期待している。
みをつくしから高田さんの大ファンになった母にも
2冊贈呈した。
やはり高田さんのほうがいいらしい。でも寡作だから、間つなぎに読むそうだ(苦笑)
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シリーズ2弾。やすの成長と共に、周りも変化していく。仲良くなった小夜の縁談が決まり、一緒に働いていた勘平が紅屋を飛び出してしまう。そして女料理人と知り合い、刺激を受ける。いよいよ下働きから、正式にお勝手女中となる直前までを描いている。
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「時代小説版『赤毛のアン』」という謳い文句が裏表紙にも書かれているし、そのつもりで読み始めたこのシリーズ。しかし「そのつもり」は一冊目の最初の方でどっかに消し飛んでしまった。私にとってはこのシリーズは「面白い時代小説」だ。
時代小説としてこの作品がどういう位置に立つのかわからないが、面白い。二冊目では主人公おやすの他にも魅力的な女性たちが出てくる。それぞれに背負ったものがあるようで、行動や言動に力があると思う。個人的には、お小夜さんが素敵な人と夫婦になれそうで嬉しい。
映像化してしまうと『みをつくし料理帖』とおんなじじゃん、と言われそうでそれは悔しいので、このまま小説として続いてほしい。
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品川宿紅屋のお勝手女中あん。一生懸命なその姿勢で周囲に認められ持って生まれた料理の才能を開花させる。そのけなげさ、素直さについつい感情移入、応援したくなる。大店の娘小夜、武家の娘おあつ、女料理人おみね…、様々な女性の生き方にふれながら成長していく彼女を見守りたい…。
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安政二年。江戸の大地震からふた月が過ぎ、品川宿の宿屋「紅屋」もようやく落ち着きを取り戻しつつある。
台所付きの女中見習い・おやすは、正式に女中となれる日を夢見つつ、充実した毎日を送っていた。
そんなある日、おやすはおつかいに行った団子屋で、武家の生まれらしきお嬢様・おあつと出会う。
おやすは、おあつが自分には想像もできない世界の人だ、という気がしていて──。
人として、女性として、女料理人として成長していく、時代小説版「赤毛のアン」、シリーズ第二弾。
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「お勝手のあん」第2弾。
安政二年、大地震の後の秋から、年明けて梅の咲き始める頃まで。
“やす”は十六歳から、年明けて十七に。
年季が明けて給金がもらえる様になった。
やすは、一人で生きていかなくてはならない自分は、無駄遣いをせずに老後の為の蓄えをしようと、苦労して育っただけあり、若いのに渋いというか、しっかりした考え。
やすほどのどん底を経験していない周りの若者たちは、若いだけにそれぞれ夢を見る。
自分の境遇が思い通りでない、不安と悩み。
後になって考えれば、あれは無謀だった、あの時の選択は正しかった、または間違っていたと振り返る事もできるのだろうが、見えないだけに、自分にも無限の選択肢がある様に思えるのが若さである。
その選択肢を、一つ一つ自分で潰し、行く道を絞っていくのが人生だ。
商家の四男の勘平。親が手に職をつけさせるために親戚の政一の元で料理の修行をさせようと、紅屋に奉公させた。
勘平はある日、金平糖職人の技に魅入られる。
本陣の百足屋(むかでや)のお嬢さん、妾腹から本家に入った小夜は、地震の時の怪我人の手当てを手伝った事がきっかけで、蘭方医になりたいと夢を描くが、嫁入りの事ばかりいう親に反発。
紅屋主人の遠縁で、西伊豆の温泉旅館の一人娘ちよが女将修行のために女中見習いに来ている。
決められた将来に腹が立つ、恋もできない、お武家の妾になって遊んで暮らすか、早く好きな人のところに嫁に行きたかったと文句。
将来の保証がなく、ややもすれば不安なやすにとっては、安定した将来のある彼らの悩みは贅沢なものに映る。
そんなやすは、料理で身を立てるという夢に向かって着実に歩んでいる。
いつもそばにいてくれる政さんの存在がいい。
今回は、篤姫だろうと思われる女性と、女料理人のおみねが登場。
翻弄される運命に一切愚痴を言わず、その中で強く生きるおあつさん。
やすの様に町娘として生きる自分の姿は、頭の中で空想するだけ。
ばあやの菊野が「人はそれぞれ生まれ落ちたところで生きるしかありません」と言う。
おみねは、親によって口入れ屋に売られたやすと一番近い存在かもしれない。
自分の置かれた逆境を受け入れ、逃避するよりもはるかに大きなエネルギーを使って、工夫し、努力し、切り抜けようとしている、尊敬できる人だ。
料理人としても、ライバル宣言もらう。
今後、大きく関わる人かもしれない。
将来への不安はあっても、今のところやすは順調だと思う。
それでも、過ぎた季節、過ぎていった人々に、少し胸が苦しく涙もこぼれるのだった。
誰も彼も〜通り過ぎて 二度とここへ来な〜い 青春は…
うん、「思秋期」とか「春なのに」の世界ね(古っ!)
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都合により2作目から。
ご飯がめっちゃおいしそう・・・おなかが減る・・・!!!
品川が舞台ってなかなか読んだことなかったなあ。新鮮。
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202012/やすは勿論、小夜、おあつ、おみね、出てくる女性陣がみなそれぞれ違っていて悩んだり傷ついたりしながら前へ進んでいくたくましさがあって良い。