「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
七月に流れる花/八月は冷たい城 (講談社文庫)
著者 恩田陸 (著)
「夏のお城」での林間学校に招待された少年少女たち。「みどりおとこ」の引率のもと、古城での共同生活がはじまった。同じひと夏を少女の視点で描く「七月」と、少年側から描く「八月...
七月に流れる花/八月は冷たい城 (講談社文庫)
七月に流れる花/八月は冷たい城
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「夏のお城」での林間学校に招待された少年少女たち。「みどりおとこ」の引率のもと、古城での共同生活がはじまった。同じひと夏を少女の視点で描く「七月」と、少年側から描く「八月」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
呼ばれた子どもは必ず行かなければならない──。
「夏のお城」への林間学校へ招待された少年少女たち。
全身緑色をした不気味な「みどりおとこ」の引率のもと、古城での共同生活がはじまった。彼らはなぜ城に招かれたのか?
同じひと夏を少女の視点で描く「七月」と少年側から描く「八月」を一冊に収録。
【商品解説】
著者紹介
恩田陸
- 略歴
- 宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
中学生の会話劇
2021/10/24 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏の城に集められた中学生数人の物語。
前半の女子パートでは、主人公のミチルともになぜ城に呼ばれたのか分からないまま、不穏な空気を体験する。
後半の男子パートでは、城のルールが判明した上で起こる不可解な出来事の謎を追う。
恩田陸の得意分野である、中高生の男子と女子が行う不思議な状況への考察と会話劇が存分に発揮されている。
前半で一応城の謎は明かされるが、なぜ中学生だけで過ごさせるのか、夏休み以外でその状況はどうしてるのか、など疑問は残る。
ミチルと光彦が遭遇した日は、ミチルは何日か過ごしてるけど光彦は初日っぽいけどなぜ?
みどりおとこへの蘇芳の考察がよかった。
紙の本
あくまでダークファンタジーとして。。。
2022/01/12 14:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スカイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かったです。
ただ辻褄が合わない部分や謎が謎のままで終わってしまう点は、やはりミステリーではなくファンタジーとして消化する必要があると思いました。
1.ミチルが七日間過ごした後に、初日の光彦と遭遇。時系列が曖昧。
→七月〜と八月〜がそれぞれで書かれたとしても、ここの時系列は刊行の際に校閲してほしかった…。
2.夏以外に死ぬ患者は?冬の城との関係は?
3.なぜ中学生だけ?
などスッキリしない部分は多かったかと。