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紙の本
ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ (講談社学術文庫)
著者 ピレンヌアンリ (著),佐々木克己 (訳),中村宏 (訳),増田四郎 (監修)
イスラムの急激な進出により分断と終焉を迎えたローマ文化。文明の枢軸は地中海から北方へと移り、封建制と教会支配の「ヨーロッパ」が誕生した−。西洋世界の転換点を解明する、歴史...
ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ (講談社学術文庫)
ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ
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商品説明
イスラムの急激な進出により分断と終焉を迎えたローマ文化。文明の枢軸は地中海から北方へと移り、封建制と教会支配の「ヨーロッパ」が誕生した−。西洋世界の転換点を解明する、歴史家ピレンヌの集大成にして古典的名著。【「TRC MARC」の商品解説】
「地中海世界」の没落と「ヨーロッパ世界」の誕生、その背後で決定的役割を果たしたイスラムへの着眼ーー。歴史家が晩年の20年に全情熱を傾けたテーマ。ピレンヌの集大成にして、世界的に参照され続けている古典的名著、待望の文庫化!
【商品解説】
目次
- 監修者序文
- 序文
- 第1部 イスラム侵入以前の西ヨーロッパ
- 1.ゲルマン民族侵入後の西方世界における地中海文明の存続
- 2.ゲルマン民族侵入後の経済的社会的状況と地中海交通
- 3.ゲルマン民族侵入後の精神生活
- 結論
- 第2部 イスラムとカロリング王朝
- 1.地中海におけるイスラムの伸展
著者紹介
ピレンヌアンリ
- 略歴
- アンリ・ピレンヌ
1862-1935年。ベルギーのヴェルヴィエ生まれの歴史家。リエージュ大学でヨーロッパ中世史を専攻。ライプチヒ大学、ベルリン大学に留学。1886年にベルギー・ガン大学教授となる。全ヨーロッパ的視野で、中世の都市および商工業のあり方に重点をおく社会経済史を中心に研究。邦訳に『中世都市:社会経済史的試論』(講談社学術文庫)など。
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紙の本
ヨーロッパ中世という西洋世界の転換点を見事に解明した歴史家ピレンヌ・アンリ氏の代表作です!
2021/02/09 10:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、全ヨーロッパ的視野から中世の都市および商工業のあり方に重点をおく社会経済史を中心に研究され、我が国の読者には『中世都市:社会経済史的試論』などで知られているベルギーの歴史家ピレンヌ・アンリ氏の作品です。同書の中で著者は、「地中海を中心に世界と繋がり、古代からゆるやかに存続しつづけたローマ文化は、イスラムの急激な進出により分断と終焉を迎え、ここで初めて、地中海から北方へと文明の枢軸は移り、ゲルマン諸地域を発祥とするカロリング王朝とカール大帝が歴史に登場する」と述べています。中世が始まり、封建制と教会支配のヨーロッパが誕生するという西洋世界の転換点を見事に解明した一冊です!