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紙の本
京アニ事件 (平凡社新書)
著者 津堅信之 (著)
36名が死亡するという、史上最悪の放火事件となった「京アニ事件」。この事件は何をあらわにしたのか。アニメ史を専門とする研究者が、独自の視点から事件の深層を読み解く。【「T...
京アニ事件 (平凡社新書)
京アニ事件
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商品説明
36名が死亡するという、史上最悪の放火事件となった「京アニ事件」。この事件は何をあらわにしたのか。アニメ史を専門とする研究者が、独自の視点から事件の深層を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
2019年7月18日──。
日本を代表するアニメ制作会社である、京都アニメーション」のスタジオに火が放たれた。
結果的に36名が死亡するという、史上最悪の放火殺人事件となった「京アニ事件」。
この事件があらわにしたこととは何だったのか。
アニメ史を専門とする研究者が、独自の視点から事件の深層を読み解く。
【商品解説】
日本社会に衝撃をもたらした「京都アニメーション事件」。この事件は何を露わにしたのか。アニメ史の専門家が独自の観点から分析。【本の内容】
目次
- 《目次》
- はじめに
- 第1章 メディアは事件をいかに報じたか
- 1、事件初日
- 相次いだ取材依頼/多くの人は京アニ自体を知らなかった
- 京アニは「唯一無二の存在」
- 2、「専門家」の多くが沈黙──事件翌日
- 嚙み合わない会話/「アニメ業界には、パクリっていうのはあるんですか?」
- 発言することのリスク
著者紹介
津堅信之
- 略歴
- 〈津堅信之〉1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。アニメーション研究家。日本大学藝術学部映画学科講師。著書に「日本のアニメは何がすごいのか」「ディズニーを目指した男大川博」など。
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電子書籍
SNS時代だからこそ読むべき本
2020/12/30 16:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MACHIDA - この投稿者のレビュー一覧を見る
センセーショナルに取り上げられがちな事件を、アニメーション専門家(しかも制作者やファンというより研究者)として事実関係や諸方面の反応などを冷静にとりまとめた良書。未だ不明点が多いこの事件を整理し、色々考えさせられるポイントを提起している。事件直後、著者の所には様々なメディアから取材が殺到したようだが、状況を考慮した真摯な対応姿勢には学ぶべき点が多い。
紙の本
これは読む価値のある1冊です!
2020/09/08 12:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ研究者として著名な著者が、京アニ事件を振り返る1冊です。
著者ご自身が受けた事件に対するマスコミの取材攻勢の体験談、アニメに対する偏見、マスコミ報道の在り方などを説いた内容です。当書を読むと、昔から変わらぬアニメへの偏見、実名報道などのマスコミ報道の在り方を考えさせれます。よって、大変読む価値のある1冊と思います。
紙幅が大変薄いです。薄いのみならず、各章の「注」の文章量が多いので、本文はかなり短くなっています。よって、手頃に読み切れる1冊でしょう。