「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/07
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:19cm/258p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-06213-5
読割 50
紙の本
教養としての歴史問題
著者 前川一郎 (編著),倉橋耕平 (著),呉座勇一 (著),辻田真佐憲 (著)
なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか? 世界中で炎上する「歴史認識問題」や「歴史修正主義」。その背景と構造を気鋭の学者陣が解き明かす。2019年9月立命館大学で開...
教養としての歴史問題
教養としての歴史問題
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか? 世界中で炎上する「歴史認識問題」や「歴史修正主義」。その背景と構造を気鋭の学者陣が解き明かす。2019年9月立命館大学で開催されたシンポジウムを元に書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
歴史問題の全体像を理解するための最良の書
歴史認識問題、歴史修正主義…、
なぜ「歴史」は炎上し、差別意識を助長するのか?
いま世界的な争点になっている歴史問題について、
歴史学だけではなく、社会学や国際政治の視点から、
その背景に何があるのかに迫る。
気鋭の研究者らによる憂国の書、書き下ろし!
【商品解説】
目次
- 第一章 「歴史」はどう狙われたのか?
- 第二章 植民地主義忘却の世界史
- 第三章 なぜ“加害”の歴史を問うことは難しいのか
- 第四章 「自虐史観」批判と対峙する
- 第五章 歴史に「物語」はなぜ必要か
- 第六章 座談会 「日本人」のための「歴史」をどう学び、どう教えるか
収録作品一覧
「歴史」はどう狙われたのか? | 倉橋耕平 著 | 23−63 |
---|---|---|
植民地主義忘却の世界史 | 前川一郎 著 | 65−105 |
なぜ“加害”の歴史を問うことは難しいのか | 前川一郎 著 | 107−145 |
著者紹介
前川一郎
- 略歴
- 〈前川一郎〉1969年生まれ。立命館大学グローバル教養学部教授。英帝国史・植民地主義史専攻。著書に「イギリス帝国と南アフリカ」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本の歴史修正主義の原因
2022/02/18 08:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アジアにおける日本の国としての侵略行為と植民地支配。これらの事実を捻じ曲げた方向で正当化する歴史修正主義。その根本の原因と今の時代が抱えている問題を歴史学者・社会学者が論じている。個々の「東京裁判史観」「沖縄集団自決強制」「南京大虐殺」「従軍慰安婦問題」を否定する修正主義を取り上げているのではなく歴史観をイデオロギーと混雑して一般大衆へ向け発信しているグループ、歴史学会の在り方を掘り下げ原因を考えている。歴史を学びなおしたい人や簡単に知りたいと思って商業主義に乗った本を読んだだけにしてしまうと修正主義の大きな罠に掛かってしまう恐ろしさも知らせてくれる良書。世界的見地からも問題を考えている。
電子書籍
歴史修正主義と対峙する人々の物語
2020/11/14 18:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷー - この投稿者のレビュー一覧を見る
反知性主義、左右の乱暴なラベリング、分断する社会、そして利用される歴史の問題。歴史修正主義は過去の史実を脅かすのではなく、現在の私たちの人権意識の問題なのではないか、そんなことを思った。
一般向けのシンポジウムをもとに編まれている読みやすい一般書。巻末の参考文献も厳選されていて、思考を進めるのに役立つだろう。