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紙の本
赤死病 (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)
著者 ジャック・ロンドン (著),辻井栄滋 (訳)
ただ一人生き残った老人が、疫病による人類滅亡と文明崩壊の過程を語る「赤死病」に、人口が急増した中国の絶滅を図るため細菌兵器による戦争を描いた衝撃SF「比類なき侵略」と、2...
赤死病 (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)
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商品説明
ただ一人生き残った老人が、疫病による人類滅亡と文明崩壊の過程を語る「赤死病」に、人口が急増した中国の絶滅を図るため細菌兵器による戦争を描いた衝撃SF「比類なき侵略」と、2作に連なるエッセイ「人間の漂流」を併録。【「TRC MARC」の商品解説】
疫病による人類滅亡を予言した驚愕のSF 柴田元幸氏推薦!
2073年のサンフランシスコ港の近く。文明を知る、ただ一人の生き残りの老人が孫たちに、〝赤死病〟による人類滅亡と文明崩壊の過程を話して聞かせる。感染率が極めて高く、顔や体中が深紅の色に変わり、短時間で死に至る〝赤死病〟が2013年に大流行した。老人は当時27歳で大学教授をしていたが、講義中に学生が発症し、教授は「感染が疑われる者」として急に避けられるようになる。やがて疫病が終息し、そこに現れた世界とは……。
人口が急増した中国の絶滅を図るため細菌兵器による戦争を描いた衝撃のSF「比類なき侵略」、二作に連なる地球規模の文明観が展開されるエッセイ「人間の漂流」を併録。
解説=大矢健
「ジャック・ロンドンは現在を凝視し、過去を透視し、未来を幻視した。
だから彼が、二〇二〇年の世界を予見していたかのように思えても驚くにはあたらない。
……まあでも驚くけど。」——柴田元幸氏【商品解説】
疫病による人類滅亡を予言した驚愕のSF。ウィルスで中国の絶滅を図る「比類なき侵略」、エッセイ「人間の漂流」を併録。【本の内容】
収録作品一覧
赤死病 | 5−110 | |
---|---|---|
比類なき侵略 | 111−135 | |
人間の漂流 | 137−166 |
著者紹介
ジャック・ロンドン
- 略歴
- 〈ジャック・ロンドン〉1876〜1916年。サンフランシスコ生まれ。作家。海洋小説、ボクシング小説、SF、幻想小説、ルポルタージュなど多彩な作品を執筆。著書に「野性の呼び声」「どん底の人びと」など。
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比類なき侵略
2020/09/15 15:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤死病・比類なき侵略・人間の漂流の三作品が収録。
作者のジャック・ロンドンは1916年には逝去しているが、まさに現在の伝染病伝播を予言したような小説。 中でも「比類なき侵略」は、西欧諸国がこぞって中国を現代化に導こうとしても無理だったが、文化的に近い日本人がそれに成功するが、中国の覇権の掌握とともに日本は存在感を失い・・・と話は進む。 やがて、中国人は世界のどこにでも移住し、侵略し・・・でもって我慢の限界を超えた国が空から幾種類もの伝染病にかかるウィルス管みたいなのを落として・・・と、ちょっと怖い結末。