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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/10/26
  • 出版社: 二見書房
  • サイズ:19cm/281p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-576-20170-2

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紙の本

小説牡丹灯籠

著者 大橋崇行 (著),柳家喬太郎 (監修)

浪人の萩原新三郎に恋焦がれ死んだお露は、幽霊となって夜ごと新三郎のもとに通い…。三遊亭円朝による怪談と仇討ちの物語「牡丹灯籠」を、捕物帖として再構築。「小説真景累ケ淵」に...

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小説牡丹灯籠

税込 1,540 14pt

小説 牡丹灯籠

税込 1,430 13pt

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商品説明

浪人の萩原新三郎に恋焦がれ死んだお露は、幽霊となって夜ごと新三郎のもとに通い…。三遊亭円朝による怪談と仇討ちの物語「牡丹灯籠」を、捕物帖として再構築。「小説真景累ケ淵」に続く小説・古典落語シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】

こいつらの誰からもつきまとわれたくない ―――― 柳家喬太郎


『 貴方がまたいらしてくださらなければ、私はきっと、死んでしまいますよ 』

浪人の荻原新三郎は、旗本飯島平左衛門の娘、お露と知り合って惹かれあうが、会えない日々が続き、ついには、お露は恋焦がれ死に、女中のお米も亡くなってしまった。
それから夜ごと、新三郎のもとに通ってくるお米とお露の幽霊。
経と如来像、札を授けられた新三郎はお露から身を守れたかのように見えたが、下働きの伴蔵の手引きにより、新三郎はお露に取り殺されてしまう。
しかし、そこには複雑な因縁と企てがあったのだ――


【 怪談と仇討ちの物語を捕物帖として再構築するシリーズ第2弾! 】
第1弾の「真景累ヶ淵」に続く三遊亭円朝の代表的作品でもある「牡丹灯籠」を近代文学研究家で作家の大橋崇行が小説化。
「お岩の四谷怪談」「お菊の皿屋敷」「お露の牡丹灯籠」と三大怪談の一つに数えられる本作であるが、実は怪談として語られているのは、前半の一部を切り抜いたもの。
本来の姿は愛憎と、主君の仇討ちにいたる複雑に入り組む物語である。本書では「牡丹灯籠」全体を余すことなく小説化している。
実力派落語家の柳家喬太郎が監修。


◆ 著者について
大橋崇行(おおはし たかゆき)
新潟県生まれ。作家、文芸評論家、東海学園大学人文学部准教授。20年に『遥かに届くきみの聲』にて第1回双葉社ルーキー大賞を受賞。
ほかに『司書のお仕事 お探しの本は何ですか?』(勉誠社)、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』(笠間書院)、『言語と思想の言説』(笠間書院)、
『小説の生存戦略 ライトノベル・メディア・ジェンダー』(共編著、青弓社)など小説、評論など多数。


【 小説 古典落語 順次刊行予定 】
 第1冊『小説 真景累ヶ淵』(奥山景布子/監修 古今亭菊之丞)
 第2冊『小説 牡丹灯籠』(大橋崇行/監修 柳家喬太郎)   **本書
 第3冊『小説 らくだ』(並木飛暁/監修 桂文治)
 第4冊『小説 西海屋騒動』(谷津矢車/監修 柳亭左龍)
 第5冊『小説 品川心中』(坂井希久子/監修 柳家喬太郎)【商品解説】

著者紹介

大橋崇行

略歴
〈大橋崇行〉1978年新潟県生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科日本文学研究専攻修了。博士(文学)。著書に「遙かに届くきみの聲」「浅草文豪あやかし草紙」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

怪談話と思いきや…

2022/07/10 18:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

カランコロンと下駄の音…鬼太郎ではありません。

長いこと『牡丹灯籠』って怪談話だと思っていました。
でも幽霊話が出てくるのは最初の辺りだけ。後は謎ときミステリーだったとは!
江戸時代、寄席に通っていた人達は、どんな展開になるのかと毎回ハラハラドキドキだったのではないでしょうか?

長尺の噺は、TVなんかだと一部分しか聞けない(それでも面白いのですが)。こうやって通しで全編を聞くと(読むと、ですか)、強殺、因縁、仇討ち、どんでん返し満載のワクワク話です。
この本読めてよかった!

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2020/12/09 18:11

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2020/12/14 20:10

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2021/08/15 08:40

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2024/01/20 23:38

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