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商品説明
地方公立進学高校の教師には、大都市圏との教育格差縮小という使命が与えられてきた。受験結果を教師が請け負う「受験請負指導」が、「進学校」制度として確立・変容する様子を描き、教師の行為を理解する新たなモデルを示す。【「TRC MARC」の商品解説】
地方公立進学高校の教師には、大都市圏との「教育格差」縮小という
使命が与えられてきた。
大学進学熱が高まる1990年代、公立でありながらトップクラスの受験結果を
残すことを課せられた教師は、どのように「進学校」制度を確立したのか。
受験結果を教師が請け負う「受験請負指導」が、「進学校」制度として
確立・変容する様子を描く。
新制度派組織論をもとに、教師の行為を理解する新たな枠組み
「文化-認知的制度モデル」を提示する。
●構成
序章 高校教師の行為はいかに理解できるのか
【Ⅰ 理論編】
第1章 高校教師の行為を形作る認知的枠組み概念の検討
第2章 新制度派組織社会学における分析概念の検討
【Ⅱ 分析編】
第3章 東北地方A県における受験指導重点化施策
第4章 X高校の受験請負指導の確立と継承
第5章 Y高校への普及と「地方公立進学高校制度」の完成
第6章 「地方公立進学高校制度」の脱制度化と帰結
終章 「文化-認知的制度モデル」の提示と「地方公立進学高校制度」の行方【商品解説】
目次
- Ⅰ.理論編
- 序章 高校教師の行為はいかに理解できるのか
- 第1節 「地方公立進学高校制度」の制度化
- 第2節 「地方公立進学高校制度」の変容
- 第3節 高校教師の行為を理解する新たな説明図式
- 第4節 「文化−認知的制度モデル」と新制度派組織社会学
- 第5節 本研究の方法および調査概要
- 第6節 本研究の構成と各章の概要
- 第1章 高校教師の行為を形作る認知的枠組み概念の検討
- 第1節 日本の学校組織研究
著者紹介
中村 知世
- 略歴
- 〈中村知世〉1987年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。大月市立大月短期大学経済科准教授。専攻は教育社会学。
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