紙の本
ドキドキ、ワクワク、ハラハラ!
2022/01/03 19:13
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
おみねさんの課題、お小夜ちゃんとの再会が微笑ましいのも僅か、303ページを読んで「えーっ」と声に出してしまいました。お話の密度が濃い3巻でした。まるでドラマを見ている様な展開にハラハラします。
紙の本
最後の展開が
2023/08/24 11:57
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしかして、そういうことになるのかな?なんて想像しちゃいます。
何年後かなあ。
うまくいくといいな。
2人共頑張って欲しいです。
紙の本
あんの青春
2021/02/25 20:27
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
おやすも随分娘らしくなってきたと親目線でしみじみしてしまいました。奉公先が全くブラックではないところが読んでいて心が温かくなります。色々な事件があっても読後感が爽やかで良かったです。
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出会いと別れを繰り返して少しずつ成長していくやす。
そして、前の巻で「むら咲」の女将おみねから出されていた課題もクリヤするのですが、そんなやすを好きだけと嫌いだという人物も現れて……。
人生なんて、人それぞれ、妬みは不幸の元でしかないし、それを思いやることができるあんちゃんことやすが大きくなったなと母親の視線です(笑)
続きが楽しみなこのシリーズ。おいしいは正義なのですよ。
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お安は本当に良い環境で働いてる。
きっと、お安が素直で真摯に仕事に取り組んでいるからだろう。指導する側にしてみれば、可愛がりたくもなる。
それ故、妬まれたりもするのだが、お安は心で感じ、頭できちんと考えられる人なので、その相手にすら寄り添いながら言葉を紡ぐ。
おみねさんからの宿題も、カレーを知っている現代だからすぐ分かったし、普通に美味しく頂いているが、当時のカレーに対する反応が面白い。
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202012/面白いし好きだけど、赤毛のアンに寄せた設定は特にいかされてないし(タイトルと販促だけでしか…)必要ないのでは。
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「お勝手のあん」シリーズ第三弾。
おやす十六。
お勝手では焼き物を任されるようになった。
嫁入りしたお小夜との友情が続いている様を描きながら、今回一番の激動は、おちよ?
複雑な生い立ちを知ってみれば、ああ、それが原因だったのか、現代にもこういう子はいるなあと思う。
人一倍承認欲求が強いのは、親に認めてもらえず育ったからだ。
守ってくれる大人がいない子供は、甘い言葉に乗せられて酷い目に遭ってしまうことが多い。
お小夜も勘平も、おちよと同じように、自分の境遇に不満だらけだったが、周りの大人が心を砕き、手を尽くして対処してきた。
おちよの場合は少し手遅れになってしまった感があるけれど、なんとか平穏な人生を手に入れて欲しいものだ。
この件は次回に続く。
おやすは「感謝の人」だから自分の境遇に不満を抱いていない。
その辺が良い子ちゃんに見えてしまうのかもしれないけれど…
政一という頼れる師匠がいるし、なんと言っても大旦那様だ。
政一を救って、やすを救って、仏様のような人。
だが、その気遣いに却って戸惑う?
(「いまさら翼といわれても」的な?)
他にも、やすを取り巻く魅力的な大人達がいる。
最初は、変わり者の天才絵師、なべ先生こと河鍋暁斎。
次は、料理人として、女としても尊敬できるおみねさん。
今度は町医者の、人たらしの上田幸安(うえだこうあん)先生。
漢方薬の知識にたけ、やすに「薬食同源」を教え、メンタルケアにも詳しい。
おやすの成長はとても楽しみだけど、あまり急いで大人にならないでほしい。
勘平を見てそう思った。
また会えるといいな。
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「お勝手のあん」シリーズ第三作。
今回も様々なテーマが次々と。
前作でお色気飯屋〈むら咲〉の女料理人おみねから出された宿題(謎の黄色い粉の正体とそれの使い方)について。
アレだろうと思うものはあるが、それを使っておやすが何を作るのか、そこに至る追求や思考を興味深く読んだ。
おみねは〈むら咲〉のライバル店が続々出てきたところでサクッと店を畳むらしい。そしてまた新たな構想があるようだ。おみねの割りきり方、前へ前へと進む力強さが格好良い。
〈紅屋〉を逃げ出した勘平の消息が分かる。金平糖職人に付いて修業していたらしいが、地震を機に〈紅屋〉に戻りたいと言っているらしい。しかし奉公先を逃げ出した人間を戻すことは出来ないため、勘平の能力と性格を考えて新たな場所を見つけてあげたらしい。政一といい、番頭さんといい、大旦那といい、〈紅屋〉は実に優しい職場だ。
〈百足屋〉のお嬢さん・お小夜が〈十草屋〉に嫁いで以来、久しぶりの再会。夫婦仲も良く楽しく過ごしているのを見てほっとするおやすだが、今で言うメタボ体型のお小夜の主人・清兵衛が健康になれる料理を考えることに。こちらは続編への宿題。
薩摩の姫おあつ様がいよいよ輿入れとの報せが。完全に閉じられた世界に入ることになるおあつを思い、おやすはせめておあつ様のお相手が良い方であることを祈る。
などと今回も様々な出来事があるが、メインと言って良いのはおちよの話。
〈紅屋〉の親戚で、やはり旅籠を営む実家でやがて女将になることが決められているおちよだが、おやすから見るとどうにも危なっかしい。
そのおちよに想い人がいることが分かる。それも予想より関係が進んでいて、相手の男がおちよ以上に危なっかしい。そのために〈紅屋〉はピンチに…と思いきや、そっちはアッサリ片付く。しかしその後の方が大変だ。一体どんな顛末になるのか、これまた続編へ。
おちよの事情が明らかになり、少し同情もする。おちよがおやすに対して微妙な反発と好意とを行ったり来たりするのも分かる。おやすの素直さ真面目さ勤勉さが眩しすぎると感じる人もいるのだ。
事情といえばおやすの料理の師匠・政一が〈紅屋〉に来た経緯も分かった。政一にとっておやすは弟子であり娘のような存在なのかも知れない。
新たな出会いは医師の上田幸安。〈紅屋〉のかかりつけ医とは真逆で親しみやすく説明も分かりやすい。それだけ人の心にするりと入り込む人たらしな感じも受けて、誠実な人なのか気を許してはいけない人なのかは分からない。しかしおしげが信頼しているのだから安心していいのだろうか。
最後に勘平との短い再会がある。背丈だけでなくすっかり大人びた勘平に狼狽えるおやすだが、それはお互い様かも知れない。勘平の言う通り、いつか再び会えるだろうか。
だんだん『赤毛のアン』から離れて来たが、おやすの成長ものとして追いかけていきたい。
※シリーズ作品レビュー
「お勝手のあん」
https://booklog.jp/users/fuku2828/archives/1/4758443076#comment
「あんの青春 春を待つこ��」
https://booklog.jp/users/fuku2828/archives/1/4758443432#comment
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シリーズ第3弾。
前作からも思っていたが、修行ものなどによくあるようないじめや苦労がおやすには感じられない。
逆に、おやすの周りの人々の方が色々と問題を抱えている気がする。
おやすの不幸や苦労を願うわけではないが、順風満帆すぎて、少し物足りない。
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前作で、
「おあつさんはもしかしたら、のちに将軍に嫁ぐ篤姫なのかな?」
って推測をしました。
どうやらそうみたいで、ワクワクしました。
おやすはまだハッキリと気付いていない様子のように思えたけど、次回は、確信したおやすが見れるかな?ビックリするのかな?確信したおやすをみるのが待ち遠しい!
あわせて、おちよちゃんは一体どうなるのか?
こちらは待ち遠しいというよりは、ハラハラ。
今回新しく登場した、上田光安先生と、お小夜ちゃんの旦那様、清兵衛さん。
光安先生は、このまま信用できる先生であってほしいな。
おやすとお小夜ちゃんは、清兵衛さんに、体に優しい料理を作ることができるのか?
次回も読みどころが盛り沢山で、早く続きが読みたいです。
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シリーズ第3弾。
「赤毛のアン」との親和性は感じられなかったけれど、それとは関係なしに十分面白い時代小説。
続きが早く読みたい。
[図書館·初読·4月14日読了]
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シリーズ3作。立場も安定し人間としても料理人としても成長するあん。まっすぐで一生懸命な主人公をついつい応援してしまう。登場人物の細やかな心の動きや機微や繊細な料理のディティールを描く作者さんの力量に脱帽。
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幕末に向かう時代。
すでに黒船がやってきて横浜も外国人が住んで商売していた。
金平糖売りに誰にも話さずついていってしまった勘平のその後がわかった。
そして、日本橋の薬問屋に嫁いだお小夜。
旦那様との仲良く幸せなようだ。
小夜から料理を習いたいと願われる。
また、芸者の春太郎の姉とわかった、おみねとの謎々。
新しい料理の世界が広がる。
紅屋の親戚のむすめ、ちよの恋愛。
さまざまな出来事が起こる。
あんの成長。
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品川宿の宿屋「紅屋」で働くおやす16歳。鼻、舌、勘が素晴らしく料理に対する天分が。おやすを取り巻く人たち、料理人の政一、仲良しのお小夜、女中頭のおしげ、むら咲の女料理人おみね、医者の上田幸安、大旦那、若旦那、おちよ、勘平・・・。たくさんの人との交わりによって成長していくおやす(あん)の物語。柴田よしき「あんの青春 若葉の季(とき)」、お勝手のあんシリーズ№3,2020.12発行。
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品川宿の宿屋「紅屋」では、おやすが正式に
台所付きの女中になる。お小夜が嫁ぎ、寂しくも
なるおやすだが、料理人のおみねから出された
謎も考えながら、充実した日々を送り…。