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紙の本
龍の起源 (角川ソフィア文庫)
著者 荒川紘 (著)
龍とはいったい何者か。西洋では退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査...
龍の起源 (角川ソフィア文庫)
龍の起源
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商品説明
龍とはいったい何者か。西洋では退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査し、龍を生んだ人類の想像力の深淵に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
西洋のドラゴンと東洋の龍。その性格はさまざまで、姿形もまったく違うのに、なぜ同じ「龍」と呼ばれるのか? バビロニアのティアマト、エジプトのウラエウス、インドのナーガ、日本や中国の龍。西洋では反秩序の象徴で退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。龍とはいったい何者か。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査・探索。図版109点を掲載する。【商品解説】
目次
- 序 龍とはなにか
- 第1章 東方の龍
- 1 中国の龍/2 インドのナーガ/3 東方の龍の特性
- 第2章 西方の龍
- 1 バビロニアのティアマト/2 エジプトのウラエウス/3 イスラエルのレヴィアタン/4 ギリシアのドラコーン/5 ヨーロッパのドラゴン/6 西方の龍の特性
- 第3章 龍の起源
- 1 蛇信仰の発生/2 蛇信仰の伝播/3 蛇の抽象化/4 龍の誕生/5 龍の伝播/6 南方の牛と北方の馬/7 新大陸の龍
- 第4章 日本の蛇と龍
- 1 縄文時代の蛇/2 弥生時代の蛇と龍/3 記・紀のなかの蛇と龍――八俣大蛇と三輪山の蛇/4 シンボルとしての蛇と龍/5 記・紀のなかの蛇と龍――タツとオカミとミツハ/6 記・紀以後の蛇と龍/7 河童と天狗
著者紹介
荒川紘
- 略歴
- 1940年、福島県生まれ。東北大学理学部を卒業後、東洋大学、東京職業訓練短期大学校、静岡大学、愛知東邦大学教授を歴任。静岡大学名誉教授。専攻は科学思想史。著書に『古代日本人の宇宙観』『日時計=最古の科学装置』『科学と科学者の条件』『車の誕生』(以上、海鳴社)、『日本人の宇宙観』『東と西の宇宙観 西洋篇』『東と西の宇宙観東洋篇』(以上、紀伊國屋書店)、『教師・啄木と賢治』(新曜社)、『原発に抗して』(唯学書房)他多数。
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紙の本
西洋のドラゴンと東洋の龍について比較検討した画期的な一冊です!
2021/01/10 15:43
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、科学思想史を専門に研究され、『古代日本人の宇宙観』、『日時計=最古の科学装置』、『科学と科学者の条件』、『車の誕生』、『日本人の宇宙観』、『東と西の宇宙観 西洋篇』、『東と西の宇宙観東洋篇』、『教師・啄木と賢治』、『原発に抗して』などの著作を発表されてきた荒川紘氏の作品です。 同書では、西洋のドラゴンと東洋の龍を比較し、その性格はさまざまで、姿形もまったく違うのに、なぜ同じ「龍」と呼ばれるのか?という疑問をもって、その解答を求めて語られます。バビロニアのティアマト、エジプトのウラエウス、インドのナーガ、日本や中国の龍など、西洋では反秩序の象徴で退治される存在ですが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた「龍」とはいったい何者でしょうか?世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査・探索した画期的な一冊です。図版も109点が掲載され、見ているだけでも楽しい内容となっています。