「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
記憶翻訳者 みなもとに還る (創元SF文庫)
著者 門田充宏 (著)
記憶翻訳者の珊瑚は、母親を名乗る都と対面する。過剰共感能力の異常発現ともいえる症状に苦しむ都。珊瑚は原因を探るべく、都の記憶データに潜行し…。「風牙」所収の2編に書下ろし...
記憶翻訳者 みなもとに還る (創元SF文庫)
記憶翻訳者 みなもとに還る
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
記憶翻訳者の珊瑚は、母親を名乗る都と対面する。過剰共感能力の異常発現ともいえる症状に苦しむ都。珊瑚は原因を探るべく、都の記憶データに潜行し…。「風牙」所収の2編に書下ろし2編を加えた、記憶翻訳者シリーズ第2弾。〔「風牙」(2018年刊)所収の2編に書き下ろし2編を加える〕【「TRC MARC」の商品解説】
過剰共感能力を持つ者の体質を活かし、依頼人の記憶を第三者にもわかるように再構築する“記憶翻訳”技術を開発した企業〈九龍〉。そこで記憶翻訳者として働く珊瑚は、ある仮想空間コンテンツ内に自分宛のメッセージを発見する。その製作者が暮らす生活共同体〈みなもと〉を訪ねた珊瑚は、期せずして自分の過去の欠落に向き合うことになった――。第5回創元SF短編賞受賞作から続く、傑作SFエンタテインメント第2弾。【商品解説】
収録作品一覧
流水に刻む | 9−100 | |
---|---|---|
みなもとに還る | 101−240 | |
虚ろの座 | 241−316 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
再生の物語
2021/05/09 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いつか光になる」がブラックアウトの物語なら、「みなもとに還る」はホワイトアウトの物語だと思う。
前者は、人の心の暗い部分にメスを入れ、後者は明るい部分を扱うといった感じかな。
もちろん、すべての話に救いがあるわけではなく、登場人物全てが幸せになるわけでもない。
でも、皆が努力して、必死になって、でも負けて地獄に落ちちゃって、それでもどこかにクモの糸が光ってないかと空を見上げてる。
だったら、一筋くらい垂らしてあげたいよね。そんな気になります。そして珊瑚が頑張って糸を紡いでくれている。もちろん会社の皆も助けてくれる。
そんな、登場人物のみんなが優しい物語です。