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商品説明
原子力、月着陸、先進医療…。20世紀、人びとは科学技術に心躍らせた。しかしそれらは、冷戦時代の東西陣営による「世界の心を勝ち取る戦い」として科学が利用された結果だった。文化冷戦の実態に鋭く迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
私たちが心ときめかせ,あるいは切望した科学技術。原爆から「平和の火」に変えられた原子力,そして原子力に暗雲がかかると,憧れの対象は月着陸のドラマとなり,あるいは先進の医療となった。第三世界の人々の夢も,そうした憧れに駆動された。しかしそれらの夢は,実は冷戦の時代,東西陣営による「世界の心を勝ち取る戦い」として科学が利用された結果と言ってよい。雑誌の表紙を飾る,宇宙飛行士とその妻の表情や服装さえも「心を勝ち取る」ために演出された,文化冷戦の実態に鋭く迫る。【商品解説】
目次
- 序章
- 1 科学技術と文化冷戦
- 2 広報外交・情報政策などの概念整理と担当機関
- 3 「フォーリン・アトムズ・フォー・ピース」
- 4 本書の構成と各章の内容
- 第Ⅰ部 文化冷戦と核・原子力
- 第1章 文化冷戦と原子科学者たち
- 1 シカゴの科学者たちと『原子科学者会報』の創刊
- 2 文化自由会議との出会い
- 3 ラビノウィッチ、シルズ、文化自由会議、『原子科学者会報』をつなぐ共通項
著者紹介
土屋 由香
- 略歴
- 〈土屋由香〉ミネソタ大学アメリカ研究科博士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。博士(アメリカ研究)。著書に「親米日本の構築」など。
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