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ノーライフ・ノーフォレスト 熱帯林の「価値命題」を暮らしから問う (環境人間学と地域)
「熱帯林問題」にだれもが真摯に取り組んできたにもかかわらず熱帯林は減少し続けている。「生活なき森林保護」の枠組みをラディカルに問い直し、そこに暮らし関わる人の姿から「森の...
ノーライフ・ノーフォレスト 熱帯林の「価値命題」を暮らしから問う (環境人間学と地域)
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商品説明
「熱帯林問題」にだれもが真摯に取り組んできたにもかかわらず熱帯林は減少し続けている。「生活なき森林保護」の枠組みをラディカルに問い直し、そこに暮らし関わる人の姿から「森の価値」と新しい人と森との関係を模索する。【「TRC MARC」の商品解説】
「熱帯林問題」がリオ・サミットの最重要課題となって以来,数多くのプロジェクトが立ち上がり,誰もが真摯に問題に取り組んできた。にもかかわらず熱帯林は減少し続け,地域によっては,この間に熱帯林の消失が加速されたところすらある。それは何故か? 森の民に寄り添ってきた若い研究者たちが「“生活なき”森林保護」の枠組みをラディカルに問い直し,そこに暮らし関わる人々の姿から,「森の価値」と,新しい人と森との関係を提案する。【商品解説】
目次
- 序 章 熱帯林の価値を問う――「内なる他者」の考えていること
- [阿部健一・柳澤雅之]
- 第1章 「しなやかさ」と「はかなさ」のはざまで揺れ動く生のかたち――中部アフリカ,バボンゴ・ピグミーの社会変容の経験から[松浦直毅]
- 1 「しなやかさ」か「はかなさ」か――変わりゆく狩猟採集社会
- 2 ピグミー社会の特徴とその変容
- 3 外部社会による影響と当事者の経験
- 4 「しなやかさ」と「はかなさ」のはざまで揺れ動く生のかたち
- 第2章 森への道,森からの道
収録作品一覧
熱帯林の価値を問う | 阿部健一 著 | 1−12 |
---|---|---|
ママイはとても幸せ | 石丸香苗 著 | 231−260 |
人を生かす森,森を生かす人 | 柳澤雅之 著 | 261−278 |
著者紹介
柳澤 雅之
- 略歴
- 〈柳澤雅之〉京都大学東南アジア地域研究研究所准教授。専門は東南アジアの生態史、ベトナム農村発展史、地域情報学。
〈阿部健一〉人間文化研究機構総合地球環境学研究所教授。専門は環境人類学・相関地域研究。
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