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紙の本
貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)
著者 宮本太郎 (著)
新しい生活困難層が急増する中、求められるものは? 介護保険制度のための選択肢は? 福祉政治論の第一人者が、貧困、介護、育児をめぐる複雑な福祉政治を読み解き、停滞から脱却す...
貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ (朝日選書)
貧困・介護・育児の政治 ベーシックアセットの福祉国家へ
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商品説明
新しい生活困難層が急増する中、求められるものは? 介護保険制度のための選択肢は? 福祉政治論の第一人者が、貧困、介護、育児をめぐる複雑な福祉政治を読み解き、停滞から脱却する道筋を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
●広がる生活不安をコロナ禍が追い打ち、やはり福祉政策こそ根本だ。今こそ、ベーシックアセットの保障へ。政府や自治体の政策論議に深く関わりつつ、同時に批判的な視点も貫いてきた福祉政治論の第一人者が、貧困、介護、育児をめぐる生々しい政治に分け入り、そこでの対立点を明らかにしつつ、停滞から脱却する道筋を考える。●本書の内容から*複雑な福祉政治を読み解く――「例外状況の社会民主主義」が「磁力としての新自由主義」に阻まれ、「日常的現実としての保守主義」へ *「新しい生活困難層」とは誰のことか 日本にいかなる分断関係が生じているか*介護保険制度や子ども・子育て支援新制度は、市場化に向かうのか*北欧ももはやそのままモデルにはならない 何が起きている?*ベーシックインカムでもベーシックサービスでもなくベーシックアセットを●福祉政策ほど、私たちの生活を根本から左右する政策はない。にもかかわらず、貧困、介護、育児の制度はたいへん複雑で、全体像は迷宮のよう。まして政治で何が争われているか分かりにくい。政府や自治体の政策論議に深く関わりつつ、同時に批判的な視点も貫いてきた福祉政治論の第一人者が、貧困、介護、育児をめぐる生々しい政治に分け入り、そこでの対立点を明らかにしつつ、停滞から脱却する道筋を考える。「新しい生活困難層」が急増するなか、求められるのは「自立支援」かベーシックインカムか? 老いを支えうる介護保険制度のための選択肢は? 待機児童解消だけが保育改革の目標でよいのか? ベーシックアセットによる福祉国家再生という大きな頂を望みつつ、現実の複雑な地形からそこにたどり着くルートを探索した、類書のない福祉政治論の達成。【商品解説】
著者紹介
宮本太郎
- 略歴
- 〈宮本太郎〉1958年東京都生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学法学部教授。著書に「社会的包摂の政治学」「生活保障」など。
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2024/01/04 09:40
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「貧困・介護・育児」という日本にとって最も大事だと思われる政策がどのように決められているのかが全く見えてこない、この本は社会民主主義的な施策が多いスウェーデンなどと比較して論じている。