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商品説明
多民族帝国の崩壊とは、何だったのか。第一次世界大戦の対ロシア戦線で捕虜となったハプスブルク帝国軍兵士の膨大な回想録と外交文書から、祖国を失い極東をさまよった彼らの足取りをたどり、帝国崩壊の現場を活写する。【「TRC MARC」の商品解説】
多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたか。第一次大戦下のロシアで捕虜となった二〇〇万を超えるハプスブルク帝国軍兵士の膨大な回想録と外交文書から、極東をさまよった彼らの経験をたどり、帝国崩壊の現場を描き出す。国民国家のゆきづまりとともに再考が進む多民族国家の終焉から現代世界を逆照射する試み。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 ユーラシア捕虜収容所群島
- 一 戦場の兵士たち
- 二 敗走
- 三 収容所群島の兵士たち
- 第二章 日本の中のハプスブルク
- 一 カイゼリン・エリーザベト号の世界大戦
- 二 姫路への収容
著者紹介
大津留 厚
- 略歴
- 〈大津留厚〉1952年生まれ。東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得退学。神戸大学名誉教授。国際学修士。著書に「「民族自決」という幻影」など。
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紙の本
いかにしてこの帝国が崩壊していったのか、初めて勉強させてもらった
2022/01/09 23:21
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1次世界大戦のことを恥ずかしながら私はあまり理解できていない。だから、「オーストリア=ハンガリー帝国」がハプスブルグ家を君主とする諸領邦が最終的に名乗った国家であったことも知らなかった。この大戦で、いかにしてこの帝国が崩壊していったのか、初めて勉強させてもらった