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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/21
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:20cm/315,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-80091-1
読割 50
紙の本
FOOTPRINTS 未来から見た私たちの痕跡
著者 デイビッド・ファリアー (著),東郷えりか (訳)
【ジャイルズ・セントオービン賞(2017年)】5000万キロにわたって延びる道路、放射能で2万年後まで住めない土地、10万年後も残り続ける二酸化炭素…。人新世が地球に刻む...
FOOTPRINTS 未来から見た私たちの痕跡
FOOTPRINTS(フットプリント) 未来から見た私たちの痕跡
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商品説明
【ジャイルズ・セントオービン賞(2017年)】5000万キロにわたって延びる道路、放射能で2万年後まで住めない土地、10万年後も残り続ける二酸化炭素…。人新世が地球に刻む負の遺産とは? 新たな視点で捉えた地球環境問題と私たちが負うべき未来への責任を記す。【「TRC MARC」の商品解説】
5000万キロにわたって延びる道路、放射能で2万年後まで住めない土地、10万年後も残り続ける二酸化炭素、
化石化するプラスチックごみ、沈みゆく巨大都市、宇宙空間をさまよう人工物……
人新世が地球に刻む負の遺産とは?
私たちの文明は、未来に何を残すのだろうか? 私たちはこの地球を永遠に変えてしまったのだろうか?
スコットランドのエディンバラから、海に沈みゆく上海、汚染されたバルト海、サンゴの白化現象が進むグレートバリアリーフ、フィンランドの核廃棄物処分場などを訪れながら、我々現代人が残す「未来の化石」を紹介する。
また、生物多様性や、地球の歴史を刻む南極の氷床コアのような、私たちによって失われてしまうもの、さらには、抗生物質によって進化する細菌といった、人間によって変化してしまったものなどをも取り上げる。
現代の人類は、すぐ直後の数世代に対してのみならず、数百・数千世代のちの子孫たちに対する責任を負っていることを突きつけ、遠い未来の子孫たちに、私たちがどのように記憶されることになるのかを明示する、人新世をかつてない巨視的なスケールで描く画期的な書。
【商品解説】
目次
- 序章 呪われた未来の痕跡
- 第1章 飽くことなく延びる道路
- 第2章 薄い都市
- 第3章 ペットボトルの行方
- 第4章 氷床コアの記録
- 第5章 失われつつあるサンゴ礁
- 第6章 残りつづける核廃棄物
- 第7章 脅かされる生物多様性
- 第8章 微生物の攪乱
- 終章 未来の化石が示すもの
著者紹介
デイビッド・ファリアー
- 略歴
- 〈デイビッド・ファリアー〉イギリス・エディンバラ大学の英文学と環境学の教授。「FOOTPRINTS」で英国王立文学協会のジャイルズ・セントオービン賞を受賞。
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人新世の遺産
2021/06/30 20:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンクリートで被われた都市はどのように崩壊するか?、廃棄されたPETボトルの行方は?など非常に興味深い内容ですが、どうにも書き方が回りくどい。ギュッと要約すれば5分の1くらいになるのではないか、その方がむしろ読みごたえがあるのではないかと思いました。