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紙の本
中国の歴史 11 巨龍の胎動 (講談社学術文庫)
著者 天児 慧 (著),礪波 護 (編集委員),尾形 勇 (編集委員),鶴間 和幸 (編集委員),上田 信 (編集委員)
日本における中国研究の蓄積と成果を結集した通史。11は、20世紀を主導した2人の権力者、毛沢東と鄧小平を軸に激動の中国現代史を辿る。主要人物略伝、歴史キーワード解説なども...
中国の歴史 11 巨龍の胎動 (講談社学術文庫)
中国の歴史11 巨龍の胎動 毛沢東vs.トウ小平
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商品説明
日本における中国研究の蓄積と成果を結集した通史。11は、20世紀を主導した2人の権力者、毛沢東と鄧小平を軸に激動の中国現代史を辿る。主要人物略伝、歴史キーワード解説なども掲載。〔2004年刊に「第10章」などを加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版、第11巻は、様々な試練を乗り越え中華人民共和国を成立させた建国の父・毛沢東と、経済大国への改革開放路線を敷いた鄧小平の二人を軸に激動の中国現代史を辿る。
1921年の中国共産党結成に参加した毛は、非主流を歩み十数年後の長征中に漸く主導権を掌握する。抗日戦争後は国民党の蒋介石に挑戦、文化大革命では紅衛兵を動員し政敵・劉少奇を追放した。継続革命論者でその政治手法は敵を見据えてからどう打倒するか戦略を練る「軍事芸術」とも言われる。
一方、毛の忠実な部下だった鄧は、黒い猫でも白い猫でも鼠を捕る猫は良いとした「黒猫白猫論」を説いたリアリスト。文革と不倒翁・周恩来の逝去後に二度も失脚したがいずれも復活。毛沢東夫人の江青ら文革「四人組」逮捕後の再復活後は改革開放路線に邁進して経済大国の道を切り拓く。変わりゆく状況を的確に判断し次々と最適の選択をする「政治芸術」の人とも評される。この対照的な二人の生涯を縦糸にして清朝末期から中華民国成立、日本の侵略、国共内戦、1949年の中華人民共和国建国宣言を経て朝鮮戦争、中ソ対立、プロレタリア文化大革命などの激動を丹念に描いた渾身の力作。文庫化にあたり、習近平時代を加筆。〔原本:2004年11月、講談社刊〕
目次
はじめに 「中華民族の偉大な復興」
第一章 毛沢東と鄧小平
第二章 エリート革命から人民戦争へ
第三章 揺れる新国家建設
第四章 中国独自の社会主義への挑戦
第五章 プロレタリア文化大革命
第六章 革命と近代化の確執
第七章 改革開放・近代化へ邁進
第八章 大国化する中国の光と影
第九章 ポスト毛沢東・鄧小平の時代
第一〇章 習近平の時代と世界への挑戦
学術文庫版のあとがき
主要人物略伝
歴史キーワード解説
参考文献
年表
索引【商品解説】
目次
- はじめに 「中華民族の偉大な復興」
- 第一章 毛沢東と鄧小平
- 第二章 エリート革命から人民戦争へ
- 第三章 揺れる新国家建設
- 第四章 中国独自の社会主義への挑戦
- 第五章 プロレタリア文化大革命
- 第六章 革命と近代化の確執
- 第七章 改革開放・近代化へ邁進
- 第八章 大国化する中国の光と影
- 第九章 ポスト毛沢東・鄧小平の時代
著者紹介
天児 慧
- 略歴
- 1947年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。琉球大学助教授、共立女子大学国際文化学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授などを歴任。外務省専門調査員として北京の日本大使館勤務を経て早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、早稲田大学現代中国研究所長、アジア政経学会理事長。現在、早稲田大学名誉教授。1989年、第1回アジア・太平洋賞受賞。先見性に富む現代中国分析、日中関係への提言を発表し、有数のチャイナ・アナリストとして海外のメディアにもしばしば論文が引用・転載されている。著書に『中国改革最前線』『中華人民共和国史』、『中国政治の社会態制』』(以上、岩波書店)、『中国 溶変する社会主義大国』『現代中国――移行期の政治社会』(以上、東京大学出版会)、『等身大の中国』(勁草書房)、『中国とどう付き合うか』、『「中国共産党」論 習近平の野望と民主化のシナリオ』(以上、NHK出版)、『アジア連合への道――理論と人材育成の構想』(筑摩書房)ほか。
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中華人民共和国史
2021/11/20 22:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
大躍進や文化大革命、天安門事件の裏で中共の指導部が行った権力闘争について詳しく書かれていて勉強になった。習近平体制が専制を強める中、文革や天安門事件の実像を明らかにすることは非常に大事だと感じる。
紙の本
価値ある一冊
2022/12/04 12:12
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jpn7yvr - この投稿者のレビュー一覧を見る
毛沢東小平江沢民習近平。個人的に、
毛沢東が好き。毛沢東派手な外交はあまりせず、中南海にこもって、本を貪り読んでいた。小平毎日書を読み、過去と将来を見据え、家の周りを何周も走って、身体を鍛えていた。毛沢東は、パーキンソン病と多臓器不全に苦しんだ。