「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:小学生
- 発売日:2021/05/14
- 出版社: フレーベル館
- サイズ:19cm/191p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-577-04972-3
読割 50
紙の本
けんか餅 (お江戸豆吉)
【フレーベル館ものがたり新人賞優秀賞(第2回)】火事とけんかは江戸の華−。菓子屋の奉公人・豆吉と、けんかっ早いけれど人情には熱い若旦那が巻き起こす、粋でいなせなお江戸物語...
けんか餅 (お江戸豆吉)
けんか餅
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【フレーベル館ものがたり新人賞優秀賞(第2回)】火事とけんかは江戸の華−。菓子屋の奉公人・豆吉と、けんかっ早いけれど人情には熱い若旦那が巻き起こす、粋でいなせなお江戸物語。けんかにふりまわされる少年・豆吉の運命は…。「豆吉のお江戸豆ちしき」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
“火事とけんかは江戸の華!?”
菓子屋の奉公人・豆吉と、けんか早いけど人情には熱い若旦那が巻き起こす、粋でいなせなお江戸シリーズ、第一巻!
江戸っ子口調が楽しい、笑って感動して気分爽快な物語です。物語を深める、お江戸豆知識コラム付き。
<あらすじ>
ときは江戸時代。日本橋の名菓子店『鶴亀屋』の跡取りで、けんか早い若旦那と、鶴亀屋に奉公しながら菓子職人を目指す少年・豆吉。若旦那のけんか騒ぎでふたりそろって店を追い出され、主従ふたりきりの小さな菓子屋をはじめるが、またも若旦那が大工の辰五郎とけんかを始める。さて、そのけんかの原因は? そして、豆吉の運命や、いかにーー。
*第2回フレーベル館ものがたり新人賞・優秀賞作!(加筆修正して刊行)【商品解説】
著者紹介
桐生 環
- 略歴
- 〈桐生環〉静岡県出身。「けんか餅」でフレーベル館ものがたり新人賞優秀賞受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
『お江戸豆吉 けんか餅』
2022/05/15 19:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
十一歳になったばかりの豆吉は、お江戸日本橋で評判の菓子屋「鶴亀屋」に住みこみで働く小僧さん
けんかっぱやくて店を出されてしまった若旦那のお供を命じられ、浅草のボロ屋で和菓子づくりを手伝うことに
ようやく開店にこぎつけたかと思うと、やってきたのは若旦那のけんか相手で建具屋の辰五郎
「あっ! てめえは!」
「あっ! おめえ、あのときのばか旦那じゃねえか!」
すわ、また大げんかが
そこへ割って入ったのがべっぴんのねえさん
「やかましいね! あたしゃ、アマでもねえさんでもないよ! お竜ってえ、れっきとした名前かあるのさ!」
こちらもまた鬼も負かしそうな啖呵を切ったからたまらない……
人情の機微に職人の心意気を練りこんで、主人と奉公人のきずなをまぶしてできた極上の和菓子のような粋でいなせで痛快な物語、2021年5月刊
第2回フレーベル館ものがたり新人賞(2019年)優秀賞受賞作に加筆修正して単行本化(ちなみにこの年の大賞は村上雅郁『あの子の秘密』)
ストーリーが明快でテンポよく進み、キャラクターも立っている
ひとりで読むのもいいけれど、教室での読み聞かせで演じ分けたら大人気まちがいなし
続刊『のろいまんじゅう』は2021年9月刊