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商品説明
前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。歴史叙述、信仰、異国合戦、武士道−。「平家物語」などの軍記物語を中心に、人々の合戦に関わる思考や感情を包括しつつ、論じ尽くす。【「TRC MARC」の商品解説】
前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である――。
本書は、人々の合戦に関わる思考や感情を包括しつつ、歴史叙述、信仰、異国合戦、武士道など、多岐にわたるテーマを扱い論じていく。分析の対象は『平家物語』『曽我物語』『太平記』『予章記』などの諸作品のほか、「軍記」「軍神」「良将」「武士道」といったいっけん自明な言葉の概念にも及ぶ。
これからの軍記物語論のためになくてはならない書です。
【前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である。書名に用いた「合戦の心性」は落ち着かない言葉だが、たとえば武器を取って戦っていた者はもちろん、突撃を命ずる者、戦いの周辺で被害に遭った者、勝利や無事を祈っていた者、ただ傍観していた者、そして後にその物語を語る者・聴く者等々、さまざまな人々の合戦に関わる思考や感情を包括するつもりで選んだ表現である。】......「はじめに」より【商品解説】
目次
- 第一部 軍記物語とは何か
- 第一章 「軍記」概念の再検討
- 第二章 『平家物語』は「軍記」か
- 第三章 『義貞軍記』と武士の価値観
- 第四章 一五世紀の「軍記」−『倭国軍記』の紹介と翻刻−
- 第二部 『平家物語』の合戦
- 第一章 異能の悪僧達−延慶本『平家物語』橋合戦の読み方−
- 第二章 屋島合戦と「八島語り」
- 第三章 小坪坂合戦と三浦一族
- 第四章 「馳組戦」をめぐって
著者紹介
佐伯 真一
- 略歴
- 〈佐伯真一〉1953年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。青山学院大学文学部教授。著書に「戦場の精神史」「建礼門院という悲劇」「「武国」日本」など。
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