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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/06/07
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/269p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-8072-0
紙の本
ランボーはなぜ詩を棄てたのか (インターナショナル新書)
著者 奥本 大三郎 (著)
傲慢、粗暴の故に詩壇を追われ、20歳で詩を放棄した19世紀フランスの天才詩人・ランボー。詩や手紙などからその生涯を追い、最も難解な散文詩「イリュミナシオン」に秘められた“...
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商品説明
傲慢、粗暴の故に詩壇を追われ、20歳で詩を放棄した19世紀フランスの天才詩人・ランボー。詩や手紙などからその生涯を追い、最も難解な散文詩「イリュミナシオン」に秘められた“詩を棄てた理由”を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
最も難解とされる詩集『イリュミナシオン』読解に挑む
フランス北東部の街、シャルルヴィルに生まれたアルチュール・ランボー。
早くから詩の才能を発揮し、詩人のヴェルレーヌとも交流を持ったが、20歳のとき、ランボーは突然、詩作を放棄する。
なぜ、ランボーは詩を棄てたのか?
その答えはその詩で最も難解とされる散文詩『イリュミナシオン』にあった。
著者、奥本大三郎による詩の新訳とともに紡ぐ、ランボー伝!
――(目次より抜粋)
序章
●第一部 詩人ランボーの足跡
第一章 日本におけるランボー
第二章 年金生活者を目指す神童
第三章 出奔
第四章 見者の修行へ
第五章 「忘我の船」で大海に出る
第六章 パリのランボー、ヴェルレーヌからの招待状
●第二部 「地獄の一季節」「イリュミナシオン」読解
第一章 「言葉の錬金術」の謎解き
第二章 “暗殺者“ランボー
【本の内容】
著者紹介
奥本 大三郎
- 略歴
- フランス文学者。NPO日本アンリ・ファーブル会理事長。一九四四年、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。同大学大学院修士課程修了。『虫の宇宙誌』(集英社文庫)で読売文学賞、『楽しき熱帯』(講談社学術文庫)でサントリー学芸賞を受賞。訳書『完訳 ファーブル昆虫記』(全10巻20冊、集英社)を完成させた業績により菊池寛賞を受賞。他にも訳書・著書多数。
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アルチュール・ランボーって、アル中で乱暴!
2021/11/07 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) ランボーの中に、天才数学者ガロアを見た気がした。
二人共、優等生だったが、やがて不良少年となり攻撃的になっていく。
余りにも無礼で乱暴な行動は、若気の至りだけでは済まされない何か計り知れないものがると感じさせる。
2) 衣食が不足していたランボーは、礼節をわきまえることを知らなかったのか?
アブサンかハシーシュが原因で、詩を止めたのか?
3) 働く意思もなくパリに出てきたランボーは、どうやって食べていくつもりだったのだろう。
天才だから、周囲から丁重なもてなしを受け、すぐに詩壇デビューできて大成功、と甘い予測を立てていたのだろうか。
4) そうは問屋が卸さなかったから、アブサンやハシーシュに溺れ、ヒモ男のヴェルレーヌと別れることもできなかったのではないだろうか。
5) ガロアに関しても、うまく立ち回っていたら、早世することもなかったのでは?と想像するが、ランボーにも同じことが言える。